ディアフレンズ ゲスト宮沢和史

ツイッターでの投稿を見て
宮沢さんのゲスト出演を知りました!
ありがとうの気持ちをこめて
聞けなかった方のために久々のラジオおこし。
前半のみですがどうぞ。
美雨ちゃんとだからこその
素敵なやりとりでした!!


…………………………………

こんにちは 坂本美雨です

本日のゲストは4度目となります
宮沢和史さんです

”よろしくお願いします””よろしくー”

宮沢さんは
”うん”
昨年の12月にベストアルバムmusick、を
”うん”
発売した時にきてくださって
”はいはい”
で、いろいろな
”半年前だね”
そう〜
いろんなお話をして〜年明けには
もう歌いませんという、発表を
”うんうん”
されてこないだラジオでお話したばっかりだったのに
”うんうん”
ちょっとびっくりしたんですけど
”ふふふ”
もう、そのときというのは
どんな心境だったんですか?
”んー、もう、ちょっと歌を休みたいなって
思ってたのは急に思いついたわけではなくー
やっぱりちょっと、少し前からもちろん考えていたんですけれどもなかなかこうみなさんに
お伝えするタイミングがうまくなくて
それでコンサートも迫ってきたところでね
ゆったんですけど
まあ、あの、もう中学くらいから歌を
作り始めて
学園祭を中心に歌い始めて
プロになるのは夢だったし
子供の頃なんかは1日2時間とか3時間
勉強もせず
毎日歌って曲作ったりして
っていうのがもう日常でしたから
ちょっと1回マイクとかギターを置いてみたいっていう思いがいつの頃からか
あってね
ちょっと体壊したのもあったんだけど
あと震災があったりとか
いろんなことが重なって
ちょっともう1回自分の見える景色を
整理したいなと
うん、まあ、年齢的なものもあるし…
ですね”

歌を歌う宮沢さんしか私たちはもちろん
知ってこなかったし

”でも美雨ちゃん、釣りをしてる俺を
知ってるじゃん”

あ(笑)
あ、そうそうそれは
”ふふ”
知ってる!
”はははは”
教えてもらったこともある!
”あはは”
そう、でも宮沢さんにとっては
歌ってない自分ていうのもほんとの
ご自身だと思うし

”そうすね、うん、うん”

その自分の可能性っていうのも
きっと今までいっぱいあったと思うんですけど
今はそのタイミングじゃないって
思いながらきたのかなって

”うーん…”

だからその、今までおいてきたものっていうのを取りに行くのかなって
私は勝手に解釈してたんですけど

”そういう部分もありますね、もちろんね
あのー、なんとなく小走りに
前に進んできていたし
いろんなものを吸収してきた人生でしたから
その、まあ、かけあしがゆえに
ちょっとこう、道端にあるものに、こう、
気づいても手を差し伸べなかったり
ちょっとこうなんか
ものをポロっと落としても
そのまま前にいっちゃったりとかして
いたんで、少しそれを
回収しに行くっていう感覚もあるし
みなさんに僕のメッセージとか思いを
伝えるのはやっぱりマイクに向かってやるわけで
そしてそれがスピーカーからでて
みんなに届けるわけでしょ
そのインプットアウトプットだけじゃなく
伝える方法を試してみたいなって
やっぱり自分がいいたいことや
やりたいことは音楽にしかこめてこなかったから
なんていうんだろうな
政治的なこととか社会的なこととかも
あんまり参加せずに
まあ、僕は音楽で言いますからっていうスタンスだったんですけども
裏を返せば曲を作ってまず自分が思うこと
で、それを曲にして録音して
みんなに届けてっていう
で、CDを買っていただいてっていう
まあ、たくさんの経る段階があるよね
そういうの、ちょっとこう、すっ飛ばして
自分が言いたいことをストレートにいったり
自分が培ってきたこと経験したこと
伝えてプレゼントしたいなっていった時に
ちょっとマイクが重いかなっていうか
まどろっこしいなっていうのが
ちょっとあったりして”

直接人に伝えたい

”んー、やっぱ曲を作って届けてって作業
大好きでこの世界に入ったんだけど
やっぱり半年くらいずれるじゃないですか
想いが
それもあったりして、うん”

その直接人に伝えるって方法は
なんなんでしょうか
例えば

”やっぱり音楽が大好きなんで
これからもやっぱり若い人たちが
自分達の地域の音楽だとか
歴史っていうものをちゃんと愛して
誇りを持って
未来を迎えてそのまた先にいる人たちに
ちゃんと手渡す流れっていうか
道をインフラしたいなっていうのが
あるんですよ
だからぼくはずっとこう光を浴びて
スポットを浴びて歌うっていう立ち位置にいた人生ですけども
やっぱりこれからもっと若い人たちとか
ポップスだけじゃない
例えば沖縄で民謡やってる若い子とか
古典音楽をやっている方にも
ちゃんと光があたってやりがいをもって
誇りを持って
自分の音楽とか文化を
大事にしていけるようなお手伝いがなんか
できないかなっていうのが
今の夢ですね”

そうなんだ…
もうすでにスタートしているのが
沖縄の芸術大学での講師ですよね

”非常勤講師ですね、はい”

今、月にどれくらいかよってらっしゃるんですか

”えとね、大学はほんと月1回”

月1

”月1回で特別講義、1年やりますね。ひとまず”

生徒さんたちはどんな感じなんですか

”沖縄のそのローカルに特化した音楽っていうのを僕はちょっとやるんですけど
もちろん学校内にオーケストラとか
洋楽の授業もあったり美術もあるんですけども
僕がやった授業には他の課からも
見にこれたりするちょっとオープンにしたとこもあって
いろんな方がきてくれたんだけど
まあ、あの、ものすごく集中して
聞いてくれて
まあ、あの大学、芸術大学なので
どちらかというと沖縄の伝統の古典音楽とか
舞踊とかそういうものを授業で
教えるんですけども
僕はもう少しくだけた民謡、
民謡の授業を
やったんですけど
なかなかそういう機会がないと
新鮮だったみたいで”

そうなんだ〜
まさしく宮沢さんが自分でこう
追求して勉強して
積み重ねてきたものが
みになっているっていう感じですよね

”そうね、だからそれをこう
プレゼントできるというか渡せる喜びっていうのは感じてますね”

直接プレゼントですね、それこそね

”うんうん
やっぱりライブも音楽もステージに立つのも
ほんとに楽しいし最高だし
この世界に入ってよかったって
心から思うんですけど
でも、時には、いま、
この会場にいる人たちにしか伝わってないしな、とか
コンサートなんかこない人にも伝えたいよなっていう想いはありますよね
みんなね
だから今はちょっとマイク置いて
そっちに気持ちを傾けてるって感じかな
でもまた歌いたくなるでしょうから
音楽は好きなんで
そしたらもうためらうことなくマイクを
持つでしょうけど”

そう、だから私は
最後のライブに行かせていただたんですけども
あのーこういったら失礼かもしれないけど
頑なに僕は歌わないっておっしゃってたから
そんなに言い切らなくても
いいのにって(笑)おもったりもしたんですけど
それはもうマイクをおくってなったら
もう歌わないっていいきる必要があったんですか?ご自身の中で

”うー…ん、とくに、あの日はね
やっぱりケジメの日ですから
やっぱりみなさんに曖昧にかえってほしくない
えー…表舞台では歌いませんって言いましたけど
でも、全然、また歌いたくなったら
うたえばいいし
まだまだ若いし
そこまでストイックじゃなく
考えてるけど
うん”

よかった(笑)
ほっとした人もいるんじゃないかな

”うん、やっぱり
言ったことによってほら
自分の人生を決めるってことも
あるじゃないですか
そういうのは
夢もそうだと思うんだよね
自分の中で大事に育てる夢も
美しいけど
でも
夢っていうのは言っちゃった方がいいと
俺はおもってて
人にかたっちゃりして
自分でできる自信がまだ6割しかなくても
でも言っちゃうことによって実現していくこともあるし
誰かが力を貸してくれたり
ヒントを教えてくれることもあるから
そんなこともありますよね”

ほんとですね
さて宮沢さんの歌唱活動休業前の
ラストコンサートが
1月の31日に行なわれましたけれども
その様子がライブDVD&ブルーレイに
なりました
6月の1日に発売になりましたけども
その話伺う前に
一曲その中から音源をお届けしたいと思います
世界でいちばん美しい島
ウチナーグチバージョン

……………………………………

誤字や抜かりなどはご容赦ください



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?