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花粉も飛ばなくなって来ている 今日この頃 続いていた雨も止んで 湿度も下がっている 夏のよう…
月曜日の朝 霞の空に残る 飛行機雲 消えゆくさまを このまま 見ていたい 霊園に咲いて 散り…
目覚まし時計と除雪機の轟音が 手を組んで俺を夢から引きずり起こす 夜に降り出した雪 まだ止…
君が口をきいてくれない理由は 一億二千万光年の彼方で起きた 超新星爆発のように 僕にはさ…
朝日が 真っ直ぐに 顔に突き刺さる 僕はたまらず下を向き 落ち葉を踏みつけ 歩いて行く 夕日…
昨日まで降っていた雨が上がり また夏が戻ってきたような こんな日は 仕事に行きたくはなかっ…
雨が降るなんて思わなかった そんな日に買われるビニール傘 空が晴れたしもう必要ない そこらへ置いてかれるビニール傘 風が強くて壊れてしまった そうして打ち捨てられるビニール傘 なんだっていいのさ 一時しのぎに買うだけさ いらなくなったら捨てるだけ ボロボロになるまで人から人へ 誰のお気に入りでもなく 誰からも愛されることのない 忘却される透明のビニール傘
よく透き通る空が僕を映す よく溶けた風が僕を包む よく輝く太陽が僕を照らす よく薫る花が…
