可愛い連中を知ってください
こんにちは。
「可愛い連中」という音楽ユニットを紹介させてください。
「アカシック」という前身を持つユニットですが、ドラマーの脱退を機にこちらは解散しています。もし可愛い連中に興味を持ってくださったらこちらも覗いてみることを強く勧めます。
可愛い連中が本日10/26より2nd Mini Album「連中II」を発売しました。全6曲のミニアルバムですが、そのうち4曲は現時点でサブスクリプション解禁されています。私はアップルミュージックしか使ってないので、他のサブスクでは配信されてなかったらすみません。
とりあえずリード曲「Heels feat.あっこゴリラ」を聴いてください。
正統派や透明感(ピュア)ってもんは 人である以上無縁だ
パンチだ。力強いけどキャッチーなメロディーにこんな歌詞のせるな。いやありがとうございます。ちょっと気怠さを感じさせるパワフルなお姉さんの歌声に諭される感覚はこの可愛い連中ならではのものです。
続いて「ウルトラウェア」を紹介します。YouTubeに動画が上がっています。サブスクもあります。
サムネイル、可愛い〜。
勝手に2:48から再生されるようにしました。このサビがあまりにも良いと思ったからです。
初っ端「ウルトラウェアリキッドの4番」という歌詞から始まると思いますが、これは何かというと高いファンデーションです。4番というのは色味のことで、標準色よりちょっと暗い健康的な色味だそうです。高いファンデーションを塗るということがどういうことかという話ですが、高いファンデーションを塗った自分になれるということです。
そしてこの曲のどこが好きかというと、サビの譜割りがすごくしっくりくるところです。音程の上下と歌詞の抑揚、一音一音丁寧に歌詞が割り振られている感じがたまりません。
目尻を流れ落ちてくゴールド 生温い風が吹き抜けていく地下鉄
「地下鉄」まで間延びせず息を吐き切る感じが爽快です。そしてこの情景描写。目尻をゴールドのアイシャドウが流れ落ちていくってことは多分泣いてるんだと思うんですが、そんな場面でこの冷静な情景描写。目尻の接写から地下鉄まで一気に引きの構図になり、結局地下鉄のホームで泣いてる自分がヒロインに見えたんじゃないの、と思わされるダイナミックなカメラワークです。
あと、サビの途中で挟まれる「ああ、」歌詞にはないんですがめちゃめちゃ良いです。この動画のこのサビの「ああ、」が好きでこの部分を引用しました。自棄になっていそうな叫びと意外にも客観性のある歌詞のギャップが刺さります。この、いろんなことに振り回されているようでちゃっかり自分を客観視して語る歌詞は可愛い連中の曲に共通する良さだと感じます。
譜割りが良いといえばこちらの曲も少し紹介させてください。
商いの才覚で 今世をやっていく
めっちゃいい〜。
一音に二文字入るところがめちゃめちゃ楽しいです。2番のサビも音ハメ(音ハメっていうの?)が楽しいのでよかったら聴いてみてね。サブスクあります。
あとの三曲もすごく良くて、絶対に可愛い連中やアカシックに出会うことで救われる人はいるだろうと思っているのでそういう人がこの曲たちに出会ってくれたらすごく嬉しいです。
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終わりに、紹介しきれなかった曲の中でサブスクで配信されている2曲のリンクを貼っておきます。本当に良い。
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