縄目

以前にも書いたが、私は心のどこかで、
飼われたい
そう思っている。

手枷足枷などでの拘束もたまにはいい。
けれどそれよりも相手の体を使った拘束のほうがより興奮する。
私はこの人に支配されている…
そういう気持ちにさせてくれるのは肉体での拘束のほうなのかもしれない。

とはいえ興味がないわけではない。
推し様とかなり前に
😇縄はできますか?
🖤縄はね…かなり専門的に覚えないと危険だから…。まだ手は出してないね。
という会話を交わしたことがある。

たしかに人間の体を深く知り、きちんと準備しないと怪我をさせる。辞めピで実感した。
そしてやるならきちんと勉強してじゃないとできない、という推し様の姿勢に今でもすごいな、素敵だな、と思う。

よって未だに叶えられてない緊縛。

地元では縄師のセラピさんは2人しか見つけられず、おまけに時間が合わず。SM文化自体そこまで発展していないというのもあってなかなかきっかけが掴めない。

そして女風利用を重ねて知ったのは肉体的な拘束感より精神的な拘束感の方がより私にとって快楽を得やすい、ということ。
これは正直自分でも意外だった。

体が動かないという状態だけで興奮すると思っていたのだが…
むしろ身体は自由に動かせられるのに、逃げようと思えばいつでも逃げられるのに推し様の声だけで初めて達した時のほうが興奮した。
たぶん、感覚が鋭いのが聴覚なんだろう。

よって録音したのを聞いていつでも体の準備をしておく…ようになってしまった最近。仕事の移動中、真顔で自分のプレイ音声をイヤホンで聞くというのはなかなかの変態行為ではある。

話がそれたが…

縄で縛ってもらうにはある程度信頼関係を築けていないと難しいと思う。
会いました、縛ってください、はい縛りましょう。というのは無理なわけで。
だから推し様が縄を覚えてくれるのであればそれに越したことはないのだけど…
たぶんそこは期待できない(もともと彼は拘束自体を好まないよう)なので新たに関係性を構築するか、緊縛そのものをしないか、の二択になる。

さて、私の身体に縄目がうっすら残る日は来るのだろうか。
もともと痣ができやすい体質ゆえ、なかなか難しいかもしれない…そうも思う。
軽くバラ鞭で叩かれただけで残ったからなぁ…

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