明日、遺書をしたためる
最初に言っておく。そんなすぐ死ぬわけじゃない。どうも、チーズフライささ美だよ。
長い間、書く書く詐欺をしていた遺書を書く決心がついたので、尻叩きのためにnoteに投稿する。
遺書と言っても内容は、私が急に死んだときのマニュアルにするつもり。
TwitterのIDとパスワードを教えて、「チーズフライささ美はいついつどんな理由でどこで死にました」って投稿してもらう。
Twitterだけで繋がってる人の多いこと多いこと。会ったことなくても大切な人は多い。
あとは個人事業主用の口座IDとパス。なんだかんだで40万近くあるのでなんかの足しにしてほしい。
人はいつ死ぬかわからない。メッセージを遺せず死ぬ不運ってヤツは、物語のようにフラグがない。脈絡もない。
宝くじが当たった人間だって長生きするならするもんだし、リストラされた人間だって帰り道に後頭部に隕石が当たって絶命するときはする。
だからもしものときに最期の言葉をとっておくんだ。
まがりなりにも、ジャンルはスケベなボーイズラブだけども、一応『小説家』としての心意気みたいなものがあるのかね。
母親がいると滅法書きづらいので、明日の午前中彼女が仕事へ行った隙にダーッと書いて印刷して隠しておくことにする。
陽光の差すリビングの中、朝食でほどよくお腹が満たされた状態で記す遺書。
きっとあたたかい気持ちで書ける。
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