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ペンディングトレイン最終回

ついに最終回を迎えました。
見る側もつい力が入ってしまったドラマでした。

出演者の演技力も高かったですね。あと映像のクオリティも映画並みにリアリティや迫力がありました。

なので最終回がどうなるか…期待と不安が交錯していましたが。
「あれ!?」「え!?」と言った具合に、正直、少し拍子抜けしてしまった感はありました。本当にそこだけが少し残念だったように思います。

小惑星の衝突は避けられたように見えましたが、スイスのフィルターに自分たちだけが逃げようとしたシーンは、正直「ん!?」

優斗の「俺は残る」っていう方向のほうが、このドラマの終結にはいいような気がしました。
小惑星が衝突しないよう政府機関にも頼んでいる訳で、そこは「みんなで信じて祈ろう」っていうほうがカッコよかったかな〜と。この世の中も捨てたもんじゃない、と思えたような気がします。

小惑星の衝突を回避できたかのような人類の写真や動物の写真が出てきましたが、正直あのカットはいらないような…
自分たちだけフィルターに逃げ込もうとしているシーンを描きながら、人類の平和を謳っているようなシーンは、スケール感にズレがあり不釣り合いのようにも思えて、少し冷めました。

あとは、せっかく現代に戻ってきたのだから、戻ってきてからの回がもう少し見たかったですね。玲奈の恋愛も、もう少し丁寧に描いて欲しかったです。

展開がちょっとお粗末に見えるシーンもあり、もう2回分くらい放送があってもよかった気がします。

田中さんや6号車のメンバーは、残された時空で生きているようですが、そのあたりも引っかかります。
ワームホールから手紙が出せるのなら「もう一度みんなで行って全員を助けてくるか」とか。
こういう展開でも良かったような気もしてきますね〜。

優斗の正義感の落としどころが中途半端に終わってしまったのが少し残念。

優斗は、上の人の言うことを良く聞き、真面目で真っ直ぐなところがいいんだけれど、そこが本人にとっても苦しいところで、そこから開放されたのは良かったと思います。
これは最後のシーン、直哉の力ですね。

覚悟を決めて戻った直哉は、紗枝や弟、仕事先、すべて丸く収まりホッとしました。

うむ、やっぱり。
小惑星の追突は避けられた、ということならば。。。
私的には、直哉や玲奈に抵抗されながらも、優斗が「全員を助けに行こう」と言って、ワームホールから、田中さんや6号車のメンバーたちを助けに行って欲しかったな。
直哉と玲奈も、もう反対はしないはず!

憶測と余韻を残すような最終回だったので、次回作があるのか期待したい気持ちもありますが、出演者の方が「最終回ですべて回収しました」と言っていたので、やっぱりこれで完結のようです。

今後の人生においてモットーにしたいセリフ。
『やれるだけやってみるか』
全力でやれるだけやり切る、っていうのが大事なんだと思います。
後で、あぁすれば良かったかな?という思いはつきものだけど、その時に力を出し尽くしたのであれば、自分でも納得出来るはず。
これが少しでも後悔しない生き方かも知れないですね。

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