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J.S.BACH

音楽の父、バッハ。
私は正直なところ、大学院に入ってから、バッハの楽しみ、素晴らしさを味わいました(遅💧)ピアノの先生が作曲科だったため、曲の成り立ちから素晴らしさと楽しみ方を教わりました。

ピアノを練習していく人にはずっと付いてくる(笑)バッハ。

インヴェンション→シンフォニア→平均律と、レベルアップしながら他の曲集と並行してバッハはバッハでずっと弾いていきます。

バッハが音楽の父、天才と言われるのは、どんな風に弾こうと(速く弾こうと遅く弾こうと、スタッカートに跳ねて弾こうと)曲が崩れないことです。

和音(作曲法の中の和声進行)も完璧。だからまず和音が美しい。

その後の時代の作曲家の曲は、大抵は指定されたtempoで弾かないと、まず曲として成り立ちません💧例えばショパンの子犬のワルツをすごくゆっくり弾いたら、子犬のワルツだと分からないですよね(笑)それによくよく聴くと、意外にも和音的に禁則も使っている。(子犬のワルツがと言う訳ではなく。)

バッハは和音をバラすと全てがメロディなのに(ソプラノ、アルト、テナー、バス)、和声進行が完璧。

ここをよく理解して楽しみながら演奏しているのが、グレン・グールド。

弾き方にクセがあるので、ピアノ科の先生はまず勧めないし、試験でこんな風に弾いたら怒られますが(笑)、バッハの素晴らしさを理解して、純粋に音楽に向かう楽しさを教えてくれるのは、この人の演奏だと思います。

音がクリアでとても綺麗なので、そういう意味でもお勧めです。

坂本龍一さんセレクトのCDがお勧め🌿
(アマゾンのページをうまくリンクできなかったので、また今度)

オーソドックスな弾き方では、フリードリッヒ・グルダのバッハも綺麗です🌱

同じバッハの曲でも聴き比べすると楽しいです🌸


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