2018-2019セリエA第23節 キエーヴォ0-3ローマ
強豪相手に前半の半ばでさっさと2点リード奪われる。
後半さぁ行くぞと言う時に立ち上がりに失点する。
サッカーの試合運びとしては0点ですね。
キエーヴォはここ4試合で9失点と守備が崩壊気味。
元々得点力があるチームではないし
出来るだけ最少失点に抑えて
上手く戦い勝ち点を拾っていくスタイルのはずが
手も足も出なかったユーヴェ戦を除き
ヴィオラ、エンポリ、ローマ3試合すべてプランの綻びが見える。
もう2点リードされてしまったのは
もう仕方がないと考えても
前半の攻勢に出れていた時間帯で
1点返すことが出来なかった。
後半立ち上がりいきなり失点してしまった。
3点差ついてしまった、自分の中で強豪相手に3点ビハインドは末期スコア。
もうこれだけでゲームの運びとしての敗因は十分証明できていると思います。
2-0は危険なスコアと言うのは
ろくにリスクマネージメントができないアホが使う戯言だと思っているので。
この試合でまずいなと感じたのは
ローマ2点目のDzekoのゴール。
CristanteからDzekoに縦パスが入りサイドにはたく
ライトバックのKarsdorpからすぐにまたサイドのDzekoにリターン
このときです。
ローマは1トップでDzekoがサイドに出てます。
このとき何故かキエーヴォのCB、Rossetiniは
自分のゾーンではないと感じたのか
数的不利と勘違いしたのか定かではないですが
ボールウォッチャーになり
特に意味のないスペースを守るだけです。
後ろにはBaniがしっかり14番のSchickについてるし
RBのFrayも22番のZanioloもケアできている。
なので完璧に枚数は足りていたんですよね。
HetemajがDzekoのスペース消しに必死に戻りますが切り返されてしまう。
あれ?Dzekoに簡単に前向かれちゃった。
カバーリングがなくてPa内なのに簡単に前向かれてしまいました。
はい、テクニカルなシュートを決められる。
Dzekoの技術は疑いようはないけど
何故ここで〇印Rossetiniはカバーリングに行かず
ボールウォッチャーになり意味のないスペースを守ったのか。
CFが左サイドに流れていることは 従ってゾーンも右に少しずれるのにも関わらず
ボールウォッチャーになってしまいゾーンをずらすことを忘れ穴をあけてしまう。
これでは防げるものも防げません。
エンポリ戦、Kyineがポジションに帰るの忘れて
Caputoにやられたシーンは同じような原因です。
Di Carlo就任時は粘り強い守備ができていたものの
今崩壊している理由として
単純に適切なゾーンデュフェンスが崩壊していると言う結論です。
最初は積極的に相手のスペースを潰す守備が出来ていたんだけども…。
3失点目は前に出た結果カウンターを食らったので
それだけで十分でしょう。
この試合前半と後半の立ち上がりで終わってしまったんですよ。
なので戦術的ない要因語るのは50分までで十分かなと。
結果、3-0になってからあまりゴールに迫れず終わってしまったので。
もうかなりの勝ち点取りこぼしています。
残留圏内と今節も縮めることができませんでした。
9ポイント差もあり、土日で離されないことを祈るしかない情けない状況です。
来週はウディネと残留争い直接対決。
アウェイフリウリだけど、本当勝ち点取りこぼし過ぎているので
絶対とか言いたくないんだけど
本当絶対に勝ち点3が必要。
早急にデュフェンス組織を再構築してもらわないと
最下位脱出もままならない。
Di Carloこと、Mimmoがどう修正するか見物です。
Mimmoの手腕にかかっている。