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RSGT2023フル参加しました

Regional Scrum Gathering Tokyo 2023にフル参加しました。
久しぶりに参加と言っていたけどよく考えたら実はフル参加したのは初めてでした。(今までは1日か2日しか参加していなかった)

うきうきなっとう(筑波技大の学生アジャイルチーム)の登壇とうきうきテーブル(雑談テーブル)の実験は連載しているのでそちらでご覧ください。

この記事ではそれ以外のことを書こうと思います。

積極的に雑談しに行った

ご多分にもれず(意外に思われるタイプの)人見知りの私は、これまでRSGTやScrum Festに行っても明確な目的がない(曖昧)な時は話し慣れた人以外はあまり話しかけていなくて、知り合いがいる輪の中に入って適当に相槌を打っているタイプの人だったりします。

今回、学生達が参加するにあたっていろんな人を繋ごうと思ったのですが、実はこれまでは大勢の雑談の中になんとなく紛れていて積極的に話しかけたり人の顔と名前を覚えたりしてなかったことに気づき。しかもちゃんと記憶してなくて次に会った時に失礼をしたり(Hideさんとかこばせさんとか本当にごめんなさい💦)。

今回は意識的にあいさつしに行ったりおぼえに行ったりしました。えわさん、こばせさん、Sakamotoさん、Hideさんをちゃんと認識できたのと、ちんもさん、いわむーさん、Ryoさん、かっちゃんさんとは箱根のリトリートぶりにお話しできたし、何より新井さん(アジャイル開発を最初に経験したインド・プネ研修の講師)に10年ぶりに偶然出会った(コーヒーを受け取る列で私の後ろに並んでた)のがよかったです。

参加したセッション

[Day0] (online-only) 知り合いを増やしてRSGTへのドキドキをワクワクにする会

https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2023/proposal/17472/day0-online-only-rsgt

小笠原さんに助けていただき、急遽うきうきメンバーと私で小笠原さんを囲んでお話ししました。何気に小笠原さんと期間中こんなに喋ったの初めてだったと思います。ブログでもうきうきさんとの話がたくさん書かれていました。

[Day1] Tomoharu Nagasawa - スクラムチームが自信をもってアウトカムとスプリント活動に集中するためのコツ

enPiTでやっているスプリントはどうしても初期フェーズ(問題探索)でカリキュラムの都合上短いスプリントでやるので、構造が単純化されていて自分の経験則からは想像しにくいちょっと難しい内容でした。というのもenPiTでは1スプリントが300分なのでせいぜいPBIは一つだけになりがち。それが逆に単純でわかりやすいので「なぜPBIを複数行うような長さにするんだろう?」という単純な疑問に結びついてしまってそこから先に思考が進まない個人的な問題が。。。💦 そこは経験不足なんだなぁ。。と改めて。

[Day1] Daisuke Kasuya - だいくしーのスクラムBar出張開店!!

だいくしーさんのリアルなお顔を見たことがなかったので見に行ってみました。スクラムBarに参加したことがなかったので、それぞれの回の雰囲気がわからず、まずはバックナンバーを見ることから始めようと思います。そして次回こそは勇気を持ってだいくしーさんに声をかけてみよう。

[Day1] Kazuki Mori - Effective Retrospective++~楽しいだけじゃない、次の一歩を自分で踏み出し続けられるふりかえりへ~

https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2023/proposal/17661/effective-retrospective

https://miro.com/app/board/uXjVP1TWQLg=/

実はリアルタイムで森さんのセッション聞いたの初めてでした。最近研究で新しい振り返り手法Agile Manifesto Farm(AMF)を提案しているのでその位置付けなんかも気になっていて。まずはコンテンツのボリュームもさることながら優しいプレゼンに癒されていました。「わからない・できない・困っている」ことに寄り添うプレゼン素敵だなぁ、と。そしてAMFとの位置付けは…視点の軸が違うので一概にどこって当てはめられないなぁ、と。でも対応づけてじっくり考えてみたいです。今回は別途Day2にうきうきテーブルで森さんとお話ししたりもしたので嬉しかったです!

[Day1] 聴覚障害のある大学生チームによる臆さない発言環境の形成


https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2023/proposal/17568

https://speakerdeck.com/hayato_ukuk/zi-mu-ting-jue-zhang-hai-noaruda-xue-sheng-timuniyoruyi-sanaifa-yan-huan-jing-noxing-cheng

うきうきさん達の発表。いかにも学生らしいなぁという発表なんですが、私にはできないなと思うところが2点あります。

  • プレゼンに対話式を徹底的に入れてくる度胸。私なら数回参加して顔馴染みの人がいる場所でないと絶対怖くてできない。純粋に感心する。

  • 徹底的に自分の言葉で言語化する姿勢。過去の発表や資料に頼らない。頼るのはただ一つ「スクラムガイド」という潔さ。

若いからとか学生だからとかじゃなくて、彼らのチームの良さが溢れているんだと思います。

[Day2] Living Management -Good bye Scrum, Hello Semilattice-

kyon_mmさんの発表。経営とアジャイルチームの溝という参加者にとっても身近な問題の話から「構造の美しさ」に着目して組織を作るアプローチに持っていくのでファっ!?っとなるわけですが。背景を理解した上で一回消して模様を描くというのは分からないなりに分かるような気もするわけで。私の拙い理解では「どこからか借りてきた構造やプラクティスに無理やり当てはめず、自分達の活動や組織を見つめ直して自分達の構造を発見する」ってアプローチなんだと思っています。模様と言っているのは、発見した構造を借りもののビジネスモデルに当てはめるよりは、純粋な幾何学的構造に照らし合わせた方が変な意図が紛れないのではないかと思います。うーんわかってるようでやっぱりわかってないです。

[Day2] Misaki Nagasawa - ペアプロのすすめ

enPiT筑波大のメンター、nagaちゃんの登壇。これもまた度胸がすごくて、まぁ彼女が度胸あるのは知っていたわけですがRSGTでも通用するのかっていう。しかも本質をついているんですよねぇ。事前にコソ練してない(本当のライブ)とか心理的安全性の視点で考えると本当に知らない人とやった方がいいとか。ただただ脱帽。

実はこの発表の時うきうきテーブルでも同じ構造が発生していて。4,5人での雑談だと声の大きさ(論理)や理解度によって心理的安全性が守られない場合があって、そんな時はペアを別に組んで話した方がじっくり話せて良いっていう結果になってた。で、ペアの方がいいよね、もありなんだけど、それと同時に「じゃあモブだとダメになる今の(チームの)状態はどうなんだろう」っていう視点で振り返るのも合わせて進めるといいんじゃないかなって、素朴に思って質問したら「すごい先生ぽい指導的質問だったねー」と何人にかに言われ落ち込む。先生仕草だったか〜〜〜。よくないなぁ。

[Day3] Shuichi Matsubara - OSTを120%楽しもう‼︎ 誰でも簡単に実践できるtips教えます。

優しさに溢れたセッションで感動しました!仲が良いコミュニティだと内輪ネタに閉じがちとか新しい人を置いてけぼりにしがちとかどうしても出てきてしまうんですが、あの小芝居はみんなを笑わせつつも初参加者や聞こえない人や声が出せない人(リモート)も一緒に盛り上がれるような工夫がされていて本当に素敵でした!自分が主催する学会でOSTをやるんであの動画を使おうかなと思ったけど…. どうだろうノリが違うかなぁ…。
そしてOSTテーマ出しの行列が長かった!本当にすごい。

まとめ

こうやって参加したセッションをリストアップしてみると意外とそれなりに参加してたかも。ただ、同時に身内感に溢れている。。。💦 kyon_mmさん長沢さんenPiTの非常勤講師だし、学生の応援参加が2件だし。
というわけで、私のRSGTまだ終わってないみたいです。同時視聴会参加して、少なくともキーノートはおさえるぞ。そしていくつか聞きたかったけど聞けなかった発表を聞くぞ!楽しみだー。


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