図工展取材「ええことかんがえてん!」
尼崎市の小学校では例年通り図工展を開催しています。コロナ禍での行事開催については阪神間の学校も各校で選択委ねられています。図工展リストをみてみると、鑑賞時間や入場者数を制限し、展覧会のDVDを作成して保護者に渡すなど様々な工夫がみられます。
今日は図工塾管理人が所属する図工研究グループ「レッ図(let’s Zuko )」のメンバー、河野愉平先生の図工展をレポート致します。このような現状の中にあっても、子ども達の色や形を何とか鑑賞者に届けようとがんばっておられる先生方に敬意を表します。以下、筆者の感想です。
「すみません!図工展の会場はどこでしょうか☺️」
会場へ向かう前に子ども達をつかまえておしゃべりしてみるのが筆者の密かな決まりごとです。3年生の男の子が体育館へと続く階段まで案内してくれました。階段を登ってキョロキョロとして見せる筆者に、次に声をかけてくれたのは5年生の男の子。
「図工展の会場はこちらになります!ご案内します!」
スキップして体育館まで道案内してくれました。
「ごゆっくりご覧ください!」
2人の貴公子に出会い、胸を弾ませながら入った空間はまるでミュージックホール。体育館に据え置きのピアノは、あの〝駅ピアノ〟を彷彿させるように中央に置かれ、子ども達によって装飾が施されています。そのピアノの音にのせるように、リズミカルに展示された作品。その一つひとつから、「ええことかんがえてん!」の声が聞こえてきそうです。
子どもたちの色と形、イメージにココロとカラダが開いていきます。
上坂部っ子たちへ
ありがとう。
ありがとう。
出会えよかったなぁ。
大人の図工塾管理人 米光智恵
河野先生との過去のコラボ動画はこちらから↓
https://note.com/chiemaru7/n/ncca48a70d180
河野先生の図工の時間 過去の取材記事はこちらから↓
https://note.com/chiemaru7/n/nd6ee73ca623f
河野先生 2018年の図工展記事はこちらから↓
https://note.com/chiemaru7/n/n454c63296fb8
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