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ポケモンSV S1最終8885位 スタンパ

最終結果

TN ちえり 最終8885位


最終PT レンタル公開中

はじめまして!ポケモンBWから10年ぶりにポケモン対戦の世界に帰ってきました。
SV最初のシーズンということで、4桁を目標に頑張ってみました。新ポケモン、旧ポケモン問わず新システム『テラスタル』のおかげで勉強することが多すぎましたが非常に楽しめました。

構築について

ひと通り話題になった強ポケモンの型は育成した上で、対面構築でもなく展開型でもなく幅広く対応がしやすいスタンパに落ち着きました。

対面最強の鉢巻カイリューを軸に、ドドゲザンやサーフゴー、ヘイラッシャなどでクッションを挟みつつ相手のPTに合わせて選出するのが基本になりました。

最初は人気の眼鏡サザンドラ(鋼/毒)や電気テラスセグレイブなども導入してみましたが、結局テラスタルに依存するポケモンを極力少なくすることで、最後までテラスタルを残しやすい立ち回りが出来るようになりました。

基本的にはメジャーな型を理解していれば『負けにくい』構築に仕上がったと思っています。

個体解説

ガブリアス
@ラム 炎テラス
特性: さめはだ 性格: ようき
努力値: A252 B4 S252
実数値: 183-182-116-x-105-169

地震 ドラゴンクロー テラバ 剣舞

古来から偉いS102、そして何よりS1は古来種、未来種、準伝説が使用不可ということでS102が非常に偉く、同じ600族ドラゴンの中ではドラパルト以外には上から圧をかけやすいのが強みなので性格ようきのASぶっぱ個体です。

今作では優秀な地面タイプが少なく、電気の一貫を切る上でも重要なパーツとなりました。

テラスタルはテラス無しのアーマーガア後出しを許さない炎テラスタル。また、火傷ケアも出来るため物理受けウルガモスまで見れるので優秀でした。

持ち物はラムにすることで対面ガッサや、炎テラスタルが切れない対面での異常技対策、あくびステロループ対策にも強く出て積みの起点に出来る様にしています。

種族値の暴力で殴り勝つ事も、テラス切って逆転したり、積みエースとしても幅広い活躍をしてくれました。

ちなみに終盤ではアーマーガアが格闘テラスやノーマルテラスを切ってくることも多くなり、テラバーストを切ってアイアンヘッドに変えることも検討していました。そうすることで妖テラスをきった水ロトムに対しても打点を持てます。

サーフゴー 
@隠密マント 飛行テラス
特性: 黄金の体 性格: ずぶとい
努力値: H244 B236 S28
実数値: 193-72-159-153-111-108

シャドボ ゴルラ 悪巧み 自己再生

シーズン最初期から、努力値配分は変わったものの、最後までPTから抜けなかったポケモンです。

最初はスカーフCSで採用していたのですが、物理ドラゴン技への繰り出し回数を増やしたかった事、異常状態への対策、オーロンゲコノヨザルへの明確な回答、そしてなによりキョジオーンへの100%メタとしての活躍が欲しくHBサーフゴーになりました。

努力値配分は、いろはさんの動画からお借りしています。

シーズン最後では、初手で出てきた型の読めないドラパルトへの後出し(ドラゴンアローでも鬼火でも受けられるように)、電磁波炎の渦カイリューへの後出し、そして地味に数を増やしたブラッキーへの解答になり、『詰み』にならないようにしてくれるキーマンでした。

技構成は最もスタンダードな物です。色々やっているうちに電磁波や気合い玉なども採用したくなりましたが、この技構成なら全ての害悪に対して75点くらいの解答を出してくれるのでこのままになりました。

テラスタルは未だに存在する地割れポケモンへの対策になりつつ、地面技をスカせる飛行にしました。ミラー性能や対ドラパルトを強く見るならノーマルテラスでも良かったと思います。

ドドゲザン 
@突撃チョッキ 飛行テラス
特性: 総大将 性格: いじっぱり
努力値: H252 A252 S4
実数値: 207-205-140-x-105-71

ドゲザン ふいうち アイへ けたぐり

シーズン超後半にPTに復帰したポケモンです。一時期はチョッキ枠をマリルリで採用していた為、ベンチを温めていましたが電気テラスが増えたおかげで逆にマリルリがクビになりました。

基本的には特殊技へのクッションとして採用をしますが、こいつの強みはクッションなのに火力がバカ高い事で相手のサイクルに圧をかけやすいでした。

特に最終版で総大将が発動しているときの火力は非常に強く、フィニッシャーとして活躍する事も多々ありました。

飛行テラスにすることでドドゲザンミラーに強くしつつ、格闘技や地面技をスカして1ターンのアドバンテージを取ることを意識しました。

努力値配分は最後まで迷っていて未だに答えが出ていません。ASのほうが強い説は後半上位プレイヤーから多々出ていたのですが、ASを使うなら悪テラス×剣舞×火力UPアイテムが最も強くなるので、受け出し性能が低下してしまい、読みレベルが高くないとポテンシャルが発揮できないのです。その為、読みを通さず中間択を選択してしまってもサイクルを回しやすいチョッキ型で採用しました。

サーフゴーやフェアリータイプへの打点だけでなく、サザンドラをはじめとするドラゴン技への後出し性能も高いので、ドラゴン3体構築をしている自分のPTのキーマンでした。セグレイブなどにも十分な打点がある為、隙を見せにくいポケモンでした。

カイリュー 
@鉢巻 ノーマルテラス
特性: マルチスケイル 性格: いじっぱり
努力値: H196 A252 S60
実数値: 191-204-115-x-120-108

さいきょう の ぽけもん。
鉢巻ノマテラ神速はシンプルに最強なので、相手のPTを見たらまず最初に神速の通りを確認することから始めました。

仮にダメそうでも、特性マルスケを盾に初手出しをしたり、相手のテラスタルを強要したり神速の一環を作る立ち回りをしたりすることで様々な活躍をしてくれました。

カイリューは様々な型を使いましたが、やはり鉢巻ノマテラ以外のカイリューはシンプルに火力不足を感じました。その結果、神速を打てる回数が1番多くなるHA鉢巻に落ち着きました。

終盤では炎の渦カイリューが流行ってくれたおかげで、初手トリックされたり不利対面でも居座りをしてくれたりする事が多くなり、枚数有利を作りやすくなりました。なお炎の渦カイリューには基本勝てません。

次シーズンでも恐らく採用する可能性があるポケモンの1匹ですが、準伝説やパラドックス勢が増えた際には厳しくなる可能性も高いです。


ヘイラッシャ 
@残飯 草テラス
特性: 天然 性格: わんぱく
努力値: H252 B252 S4
実数値: 257-120-183-x-85-56

ウェーブタックル あくび ねむる ねごと

最終日4日前に採用に至ったポケモンです。
俗に言う天然枠を争っており、シーズン中盤まではずーーっとラウドボーンを採用していました。

ラウドボーンは鬼火やなまけるを絡めた物理積ませ性能、そして妖テラスを切ることでのドラゴンへの奇襲が強く、物理ドラゴン全般やミミッキュなどに対して圧倒的な戦果を誇っていたのですが、どうしてもテラスタル前提の立ち回りになることで、読まれた時のディスアドバンテージがあまりにも大きかった為、テラスタルを切らなくても強い天然枠ということでヘイラッシャに変更しました。

シンプルな鬼耐久を持ちながら、火力がないポケモンに対してはねむねごで圧をかけつつ、あくびを利用して強制的に有利対面を作り出す動きが強かったです。

基本的には物理にしか出さない為にHB特化にしています。特殊技を受けなきゃいけない時は、もう7割くらいヘイラッシャの役目は終わってました。

また、終盤流行った渦カイリューや、枚数有利をとった後もTODが狙いやすい事が大きなメリットです。

技構成はオタクさんのを借りています。本当はあくびの枠を地割れにすることでコノヨザルや受けループに強くするつもりでしたが、他のポケモンでそれらをある程度抑える事が出来ていたのであくび採用になりました。

オタクさんの配信は構築から対戦まで為になるので中級者くらいの人には是非おすすめしたいです。動画内でもヘイラッシャの上手な使い方が多々あります。

ドラパルト 
@命の玉 竜テラス
特性: すりぬけ 性格: ようき
努力値: A148 C252 S108
実数値: 163-159-95-152-85-193

ドラゴンアロー 10万 大文字 シャドボ

現環境(実質)最速のポケモン。
型が多すぎて鉢巻テラスドラゴンアロー型、鬼火祟り目金縛り、壁貼りなど様々な型を作りましたが、自分のPTの穴埋め的にはこの型になりました。

努力値はSを最速マスカーニャ抜き。
A方面:
竜テラス時にアローでHBドオー確2。
HBアーマーガアが竜テラス時にテラスアローで確1。
Hガブリアスをアローで高乱1。

Hアーマーガアを10万で確定2発。
Hラッシャを10万で確定2発。
Hクレベースを大文字で確1。

上記の通り、受けループに対して強く出つつ、ヘイラッシャやアーマーガア対策として採用していました。また、渦カイリューに対しても圧をかけられたりもします。(勝てるとは言っていない)

最速でないことで相手のドラパルトミラーなどには滅法弱いのですが、それ以外のポケモンに対しては一定以上の戦果を残せるポケモンです。詳しくはこちらの動画をご覧ください。

眼鏡型とも迷いましたが、明確な受けループへの回答がないと勝率が下がることを懸念してこのままの型になりました。

最速のポケモン!ドラパルト!
として考えずに、中盤で相手を削るS138くらいのポケモン…として考えると非常に使い勝手が良かったです。

選出パターン

基本的な選出パターンはありません。
相手に合わせて出すポケモンを選んでいくのがメインになります。
これがこのPTの弱みでもあり、逆に相手の選出をしっかり読めれば強みにもなります。
その為、今シーズンでは400戦くらいしか戦えず、このPTに至っては100戦も回していないので、やり込めばやりこむほど強くなる構築かと思います。

強いて個人的な選出ルールを上げるとすれば:

ドラゴン + サフゴorドドゲザン + 相手のPTに対してメタれてるポケモン

という構築になります。
例としては以下のルール決めをしています:
・キョジオーン➡️サーフゴー
・サザンドラ➡️ドドゲザン+ガブ
・ミミッキュ➡️ヘイラッシャ
・ウルガモス➡️カイリュー+ガブ
・ロトム➡️ガブ+ドドゲザン
・アマガドオー➡️ドラパルト+ガブ
・ブラッキー➡️サーフゴー
・コノヨザル➡️サーフゴー
・ヘイラッシャ➡️ドラパルト+鋼
・カイリュー➡️ヘイラッシャorサーフゴー

などのルールを決めた上で残りの相性補完をしていくと基本的には立ち回りやすいです。

テラスタルを絡めた読み合いがある為、基本的には『読み勝てば試合に勝てる』という可能性が常にあるPTになっています。

さいごに


某配信者さんが、『シーズンが終わったら構築メモを取ろう』という啓蒙活動をしていたので、はじめて記事を書いてみました。

まだまだ10年間のブランクを埋めるには試合数が足らなさすぎるるので、次シーズンもたくさん負けてたくさん学んでいこうと思います。

ポケモンについて語れる知り合いも多くはないので、このnoteをはじめとして色々な知り合いが出来たら嬉しいです!

よかったらTwitterなどでも絡んでください。
@imjustagamerjp

みなさん改めてS1本当にお疲れ様でした!

ちえり


その他個人的に為になった動画メモ

この辺は10回以上見てる超オススメ動画です。

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