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いつかをいまに。を大切にしていきたい

去る3月31日までの半年間、でんこラボというオンラインコミュニティに入っていました。もともと半年間という限定のコミュニティで、実行力をテーマに掲げていました。半年前の私は、沈みに沈んでいて、何をしたいかもよく分からない、そんな時期で。なぜそこに入ったかといえば、実行という言葉に、ポジティブなイメージが宿っていると感じたから。
実際に”実行力”と向き合ってみて半年間。たくさんの気づきがありました。そして、私のイメージしていた通り、ポジティブな空気が包んでくれた、そんなコミュニティでした。

実行するって何かな?を考えてみた

このラボで最初にやったことは、実行を掲げたコミュニティのブランドステートメントを考えることでした。私にとって実行は、自然とできてしまうことというよりは、よし!やるぞ!と向き合って進んでいくことだな、そんな風に感じていました。じゃぁ、なにをやるぞ!と向き合おうかと思ったとき、いつかやりやいな、いつか実現できたらいいな、いつか、いつか・・・そう思っていることに今こそ向き合うチャンスなんじゃないのか、そんな思いから、“いつかをいまに”という言葉がするっと出たのです。
みんながいいね!と言ってくれて、そして採用された”いつかをいまに”というブランドステートメント。とてもとても嬉しかった出来事。きっとこの言葉は、今後も、私の背中を押してくれる言葉になりそうです。

実行する、を分解してみた

このラボでは、様々なゲストとお会いする機会もあり、いろんな角度から実行することについて考える機会がありました。もともと実行したいことが何か分からないままコミュニティに入ってしまった私にとって、このゲストの方々からの学びはとても大きく、気づきが多い時間でした。


河原アズさんから学んだ自分の感情と向きあい方
私は、自分の感情に蓋をしがちで、どんな時にどんな感情を感じているかにとても鈍感になっていました。感情とは心の声。自分がこんな時に嬉しいんだ、こんな時に悲しいんだ、いつも怒ってしまうのはこう感じたからなんだね、と心の声を聞いてあげることが自分の嬉しい、楽しい、幸せ、を増やしていく第一歩だということを教えてもらいました。まずは自分が何を実行したいのかは、自分の心の声を聞くところからでした。

鈴木敦子さんから学んだヴィジョンの描き方
自分で自分に制限をかけがちだと気づかされたのがこの時でした。自分ではなく、人の翌年を思い描くというワークで、自分だとついつい遠慮がちに考えてしまうけれど、人のことになると可能性をたくさん感じでめいっぱい思い描いてあげられる自分に気づきました。同じように、私の未来をめいっぱい思い描いてくれたことで、自分自身だったらこれくらいだろう、なんて勝手にブレーキをかけていただろう枠に気づかされ、もっともっと自由に、スケール大きく、自分のやりたいことを思い描いていいんだよ、と教えてもらった気がします。

稲墻 聡一郎さんから学んだセルフマネジメントの方法
いざ実行しようとしたときに、実行に向かえるコンディションなのか、ということを考えてみたことがありませんでした。やりたい、やりたいと思っているのにうまくいかない、そんなとき、邪魔しているのは他の誰でもなく、自分だったりします。自分の思考のクセが、やることを先延ばしにしたり、出来ないと思ってしまったり、視野を狭めてしまったり。
自分はどんなときにうまくやれるんだろうと自分の心に聞いてあげること、そしてさらには自分の身体を整えてあげること。実行するのはそう、自分なのです。

narumiさんから学んだ自分のやりたいことを続けるコツ

いろいろ学んだことで、えいや!の実行はだいぶ出来るようになった私には、まだ2つの壁がありました。それは“他人の目”と”継続”です。その二つの乗り越え方を教えてくれたのはnarumiさんだったな、と思っています。
narumiさんがやっているドングリFMという音声配信の話を通して、テクニック的に続けていく工夫とともに、楽しむ工夫を教えてもらいました。そう、自分がやりたいことなら続けられる、自分が楽しむことが何よりですよね。自分が楽しかったら、他人の目とか気にするのがもったいないですね。

リーマントラベラー東松さんから学んだ自分に合わせた実行力の高め方

サラリーマンとして働きながら世界各国を旅する東松さんは、自己分析をしっかりされており、自分の実行力を高めるための日々の工夫が素晴らしく、でんこラボメンバーそれぞれがこんなタイプだね、こうしたら実行力を高められそうだね、そんな話で盛り上がった夜。
私は完璧主義すぎて自分で実行の壁を高くしがちで、ちょっとから始めてみることや、色々試してみること、適当をたくさん経験すること、目の前だけではなく先のことを考えてみること、、、そんな気づきをもらいました。
さぁて、プチ実行から始めてみよう!

毎日の問いかけが自分と向き合う時間だった

ゲスト会のようなイベントだけでなく、slackでの毎日のやりとりも宝物のような日々でした。ohayoというお部屋で、朝の挨拶をし、今気になっていること、メンバーに聞きたいこと、そんなことを順番に当番を回して聞き合うそんな日々。私がみんなに問いかけて好評だったのは「自分にキャッチコピーをつけるなら?」「自分の魅力を3つ!教えて!」あたりです。
問いかけ自体が、自分が今どんなことに興味を持っているのかの鏡になり、人から問いかけてもらって自分を改めて知るのでした。

そして何より仲間がいたから

問いかけ一つとっても、一人ではなかなか考えられないことを考えるきっかけをもらえたり、人が実行している背中を見て実行しようと思えたり、人が実行の壁に感じていることにアドバイスしながら自分の実行の突破口も見えたり。仲間がいたから毎日楽しく、実行力を高めることができました。
最後に「全力賞」をもらったくらい、日々に全力で、喜怒哀楽も激しくて、日々それを吐露して過ごしている私を、時に優しく、そして時にとても適格にアドバイスをくれたラボメンバーに感謝しかないです。

出来ることから「いつかをいまに」

まさか、半年前は、世の中がこんなことになるなんて考えてもいなかったコロナ騒動。イレギュラーばかりで混乱も多いけど、そんな時でも冷静に、前向きに進む力をつけられた半年だったと思っています。
そして、やりたい!と思ったことができない日々。会いたい人にも会えない日々。いつかと思っていたのにできないことがあるかもしれないと思わされる日々。だからこそ、今できることから少しずつ。そして、少し我慢している「いつか」を「いま」にできる日を心待ちにして。

2020.04.03 ちえ

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