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奇跡が繋がる奇跡


2021年11月21日

1週間前に連絡をもらった「竹あかり」ワークショップ。
昨年も装飾ライトアップが中止となったので,今年も「竹あかり」ワークショップ開催のみとなったよう。。

特に予定もない1日に楽しみな予定が入った。
始めてのサポートではないので,ドキドキはなく,楽しい予定としてカレンダーに入れた。

いつも通り,予定より30分前に現場へ着いているのが私のペース。
バタバタしたくないし,意外と鈍臭い人間なのだ。

自宅を出て電車に乗り向かう途中LINEが入る
「竹」が届いていない。。。
今から確認,受取に向かう!
でも、
誰か「竹」調達できないだろうか・・・

急いで知り合い数名に連絡入れてみる。。。 

が,

今から10時に始まる「竹あかり」ワークショップに間に合うのだろうか。。。

「無理」という文字は頭に浮かんでこない。
「竹」を用意できる人がいないだろうか・・・・それだけ!

いた!!!
ひとりーーーーーーーー
同時に連絡していたその人が用意してくれるとLINEへ連絡が届く。

竹受取って!!持ってきて!!!
タクシーで!!!!!!!!!!

なに〜〜〜〜〜!!!
考える暇はない!
電車で折り返し,最寄りの駅からダッシュして向かう。

久しぶりに会うその人は、既に4〜5mはある竹を下に下ろし、台に乗せカットしていた。

「こんにちは。。」お久しぶりです・・・
「おー,あんたかーー」

「すみません。よろしくお願いします。」

随時流れてくるLINEの状況確認と説明
軍手ないですかね。。。。
次々と出る課題を幸運にもクリアしていく。

28cmの竹を31本カット、
あとどのくらいかかるだろう。
個数を確認しながらペースを乱さぬよう進めてもらう。

「で,これどうするの?」
「タクシーで運びます」

「え。。。無理じゃない?」
「何か入れる箱をお借りできれば入れてタクシーに積んでもらって運びます」
「10時からのワークショップで使うので間に合わせて持っていかないと。。。」

「。。。。」
そうなるよね〜〜

「この後打ち合わせ入ってるから行かないといけないんだーー!」

「大丈夫です!!タクシーに乗せられるか確認して行きます」
「どこ?俺が運ぶかーーーー」

「え。。。そんな。。。」

「先に箱に入れるか。。」
そう言って大きな段ボール箱を2つ用意してくれた。

カットしてもらった31本の竹を箱に入れ,切れ端を片付け出発準備は整った!!!

私はタクシーをつかまえ、段ボール箱2個を乗せられるか確認し,行き先を伝えた。

OKだ!!!

タクシーで運ぶことを選択

「ありがとうございました!」
と感謝を伝え,心を込めて深く頭を下げた。
心配して声をかけてくれた奥様へお礼の言葉を伝えタクシーに乗り込む。
すぐに住所を伝え、ナビに登録してもらった。

事前の検索では,車で30分
間に合うだろうか。。。

心配しながらも東京都内,渋滞していたらアウトだ!
今のところスムーズだ!
一旦ほっとし水を飲む。

何となく近づいていることは外の景色から想像できる。

がしかし。。
一言伝えておこう

「今日はスムーズですか?」
「そうですね。今のところは。。。」

「今朝,いろいろトラブルがあって,10時からワークショップが始まるんですが,この竹を届けなければいけないんです。。。」
「間に合いそうですかね・・・」

「このままいけばギリギリですね。。。」
「そうですか,よろしくお願いします」

しかし、

運転手さんの走りが変わった!
とても安全運転でスムーズな運転の中に,『少しでも早く着かせるぞ』との気遣いを所々に感じた。

『どうか間に合ってほしい』
私は心の中で祈った。

そろそろだろうか。。。
どうだろうか。。。

歩いて来たことのある道ではあるが、車での道なりとは違い場所を把握するのが難しい。

携帯が鳴る!!!
「今どんな感じ。。」
「あと5分くらいです」私は勘で答えた。

電話を切ってから
「あと5分くらいですかね・・」運転手さんに聞いてみた。

「もうすぐですよ」
とその言葉を聞き終わるか終わらないタイミングで入り口の前に着いた!!!

私は支払いもせず,タクシーを降り、手を振って着いたことを伝えた。

ワークショップ参加者は既に揃っていた。
竹を運んでもらい,お支払いをし,お釣りの少額はお礼にと伝えた。

「ありがとうございました!!!」

目の前のワークショップ会場は既に設営準備され、あとは竹を待つばかりだった!!!!!

竹を並べる
そして10時・・・・

奇跡だーーーーーーーーーーーー❣️

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