みいちゃんの保護に向けて

家を買う時に夫と、犬や猫と住むことについて話し合った。話し合ったと言うか私が持ちかけて、夫の意見は家族のアレルギーの事を考えて、反対だった。私も分かってはいたけど、そうだよね、と思ってその話はそれで終わりになった。その後、2人の友達から別々の時期に、子猫を保護したのだけど飼わないかと言われ、送られてくる写真の可愛さに揺れまくるも、断った。

それなのに。みーちゃんを保護しようとしている。縄張り争いの猫の喧嘩が聞こえると、いてもたっても居られなくてみーちゃんを探しに行く。家にいる時は、ずっと網戸もしないで窓全開でみーちゃんを待っている。ここ二、三日雨が続いて、しかも寒い。台風も来るかもと言ってて(上陸はしないみたいで本当に良かったけど)、少しでもみーちゃんが来ないと気がかりで落ち着かなかった。毎日やってきて、気が向いたら家の中を探検したり昼寝していくみーちゃん。きっと外の世界の方が虫も追いかけられるし、草も揺れるし好きだと思うけど、私たちのエゴで、迎え入れの準備を進めている。暖かくて、美味しいごはんがあって、安心できて気持ち良い家にする。