「生きる」とは
「生きている甲斐がないなぁ」
心がチクッとした。
本人は、本音を言っただけで、ただそれだけで、実際にそう感じているだけのことなのだけれども。
あぁ、そうなんだね。
って、それだけのことなんだけど。
心がチクッした後には、この人の生き方が、好きだなぁと思った。
わたしは、こういう生き方がしたいなぁと思った。
人から何も奪わない。
ただ、与える。
人に何も求めない。
ただ、在る。
そんな感じ。
少しずつ、見えてくるものがある。
少しずつ、生き方に根が生えてくる。
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