見出し画像

抱えきれないほどの愛を受け取って

『SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN] - JAPAN』公演ではできなかったこと。ドームで声を、歓声を、掛け声をSEVENTEENに届けること。声出しへの規制が緩和され、大阪と東京でそれぞれ2公演ずつ開催された『SEVENTEEN 2023 JAPAN FANMEETING 'LOVE'』。そのうちの東京公演(5/27,28)を2日間見ての雑記です。今さらだけど。





コンサートではなるべくセトリを見ずに入るわたしも、掛け声に本気で取り組むこと自体が初めてなので、「これは予習をしなければ!」と思い、京セラ組の共有してくれた情報に大変お世話になりました。

学生時代、出題範囲の広い模試は大の苦手だったけれど、範囲が決まった定期テストは得意だったわたくし、テスト勉強のごとくペンミ1週間前から掛け声を覚え始めます。

掛け声の動画を見ながらでは、どうしても文字を追ってしまうし、できているような気になってしまう。かといって、当日カンペを見る余裕があるとはとても思えない。だって、そこにはSEVENTEENがいるのだから。完璧に覚えるのは無理だろうと諦め、コレオ動画を見ながら7割言えるようになることを目標に、子どもが眠りについたあとにひたすら練習する日々……。


SEVENTEENの掛け声の難関といえば、そうです。メンバー13人の本名をリズムに合わせて(時には超高速で)言うところ。わたしにとっての関門は「ホンジス」(関門訪れるの早すぎ)。

チェスンチョル、ユンジョンハンは声に出して言ったことがある。でも、ジョシュアのことホンジスって呼んだことないんだよ〜。ジョシュアの顔は浮かぶのに「ホンジス」が口から出てこない。脳が「もしかして:ジョシュア?」って提案してくる。でも、ホンジスでつまずいてしまうと、脳の処理能力的に当然、ムンジュンフィも出てきません。

立て直そうと慌てているうちにあっという間にイチャン。イソクミンは絶対言いたいのにっっっ!!このままでは「イチャン!セブンティーン!!!」のときだけ急に元気になる系CARATになってしまう。

必死に練習し、クユズを少しごまかしながら(結局言えてない)何とか13人をクリア。名前だけじゃない、もちろん韓国語のところも難しいんだけど、まぁそこは雰囲気で?何となく……ね。別に掛け声なんて自分が楽しめればいいのにね。正確に発声しなきゃと気負ってしまう自分に「わたしって悪い意味でめちゃめちゃ日本人だな」と思っちゃった。



そして迎えた当日。「_WORLD」や「손오공」のMVが流れるともに広いドームにこだまする掛け声…!「わ〜!!これが掛け声か!」と大変感動しました。1日目はひとりで入ってたんだけど、隣の席にいたおそらくスングァンペンちゃんが超完璧100点満点の掛け声をしていて、言えてないときもその子の声が耳に入ってくると言えているような気分になれて本当に楽しかった!この場を借りてありがとうございました。


1日目は体調が思わしくなかったクプスがお休みすることになってしまったんだけど、コレオの動線で「MyMy」の掛け声のタイミングを「クプスが立ち上がったらスタート」と覚えていたわたし、ちょっと焦りました。名前のコールって出だしが肝心だからね。いちばん大きな声で自信満々に言えた掛け声は「舞い落ちる花びら」の「あなたは花〜」だろうな。だって、そこにどんな花よりも美しいSEVENTEENという名の花が咲いていたから。ちなみに、「파이팅 해야지」は調子に乗って「ヘヤジ〜!」って言ってると「クォンスニョ〜ン」「イソクミ〜ン」「ブスングァ〜ン」のパートまでドヤ顔で「ヘヤジ〜」しちゃうから、次にチャンスがあったらもっと集中ヘヤジ!


2日目はトロッコが目の前を通ってくれる席だったんだけど、何て言ったらいいんだろう…?13人の生命体を確実に目で捉えた感じ?SEVENTEENがそこに「居る」という事実が目の前にあって、でも現実が夢すぎて結局「夢…?」ってなっちゃった。

アイドルの瞳ってどうしてあんなにキラキラしているのでしょうか?常人ではあり得ない輝き、光を反射させる特殊な角度の眼球なのかな?って本気で考えてしまうほどの煌めき。で、メンバーみんながファンに向ける視線がとても丁寧でやさしい。できる限り一人ひとりを見ようとしてるのが伝わってくる視線。思い込みを含めて3人くらいのメンバーと目が合った気がしてるんだけど、薄れていく記憶の中、ポジティブな虚偽情報が上書きされて、全員と目が合った記憶に塗り変わりつつある(なぜ?)。来年にはおそらく「全員と目が合った!」って言ってると思う。

ドギョムがトロッコで目の前を通ったときには、思わず「ドギョマぁぁぁあああああああ!」って叫んでしまいました。これまでの人生で好きな男の名前をあんなに大声で叫んだことないよ。いくつになっても新体験をさせてくれるドギョムありがとう。あなたが見せてくれる世界は、全部全部わたしにとって新しい世界です。

ツルッツルの長い脚、彫刻もびっくりな整ったお顔、高くて美しい鼻に付随する世界一整った形といっても過言ではない鼻の穴を真下から肉眼で確認できたこと、忘れません。2日間でいろんなドギョムを見て「そうそう!そういうところが大好きなんだよ〜!」って何度も何度も思わせてもらえて幸せだったのに、ドギョムの美しい鼻の穴の残像しか記憶になくてどうしよう……。あ、あと、黒い衣装でセンステにいたときに感じた、背中の大きさと体の厚みね……やっぱり映像や写真では伝わりきらない、すぐそこに存在している生身の厚みは違います(めまい)。


いきなりだけど「ここが好きだよ♡ドギョムさん」のコーナー始めますね。ゲームコーナーで1日目にラップをグルグル巻きにした箱の中からハートを探すゲームにチャレンジしているとき、力づくでラップをはがして箱をどんどんそこら辺に投げていたんだけど、終わったあとにちゃんと箱を拾っていたところ。好き。

2日目にピンポン玉を運ぶゲームが終わったあと、運べずに落ちたピンポン玉をファンにやさしく投げてくれてたところ。好き。あと、トークの中心に自分がいないときでもメンバーとニコニコ楽しそうに話してる姿も大好きだった。よかった、覚えてることいろいろある。

歌っている姿は言うまでもありません。全部全部かっこいい。2日目のラストの「コルコル」はメンバーのイヤモニにうまく音が届いていなかったと思うけど、それでも一生懸命歌ってくれていた姿もずっと忘れない。いつも最善を尽くしてくれてありがとうね。


ジョンハンについて思ったことも語っていいでしょうか?彼って「美」を持って生まれてきた男じゃないですか?子どものころに顔がきれいだった人なんて、たくさんいるわけなんだけど、その持って生まれた「美」を30歳近くまで保てる人がどれだけいる?それもまぁ、ゼロではないでしょう。ところが、ユンジョンハンさんはここへきて「かわいい」を追加してるんだよ。過去の映像を見ても彼は美しい。だけど、造形としての美の要素が強かったように思う。なのに、今の彼には「美しい」と「かわいい」が共存している。ぽわぽわしてる。それに加えて身長が180cm近くある。どう考えてもバグ、人類のバグです。目尻にかけて長くなるまつ毛は天然記念物として保護しましょう(そうしましょう)。


今回のペンミを語るうえで外せないのが、両日ともに主要コンテンツ化してた「可愛くてごめん」。改めて汎用性がすごい。ウォヌの「ぶっきらぼうでごめん」がダントツの破壊力ではあったけど、わたしはペンミ後、数日間にわたってハオさんver.「お茶飲んでごめん」に取りつかれてしまい、お茶飲むたびに「なんで謝ってた!?www」と思いながら、ずっと笑ってた。



なんか………コンサートで声が出せるってこんなに楽しいことだったんだなって思い出したよね。好きな人が同じ空間にいるのに、クラッパーをバシバシ叩いて奇声を発しないようにしてた去年のわたしたちすごく偉いと思う。好きな人が近くにいても名前すら呼べなかったなんて……。今回、ホシくんが何度も「10時10分」って言わせてくれたのもうれしかったし、「舞花」のラストの抑揚名前コールにアンコールくれたのもうれしかった。


鼻の穴がいちばん記憶に残ってるようなこと言っちゃったけど、心に刻み込みたい美しいドギョムの姿もちゃんと覚えています。1日目のラストに、ドギョムが全方向の花道の端に走っていって一礼していたんだけど、その光景が本当に本当に美しくて、何度も脳内で再生してる。

ドギョムの存在をこの世に知ってから「美しいものを見て泣く」という経験を何度もしているけど、また気づいたら泣いてた。いや、泣くとは違うのかも。気づいたら涙が流れていて、その涙で自分が泣いていることに気づくみたいな?『FML』CARAT盤のウェディングトレカ見て泣いた話もする?ごめんなさい、もしかしてこわい……?

話逸れちゃったけど、自然に涙があふれてくるくらい、ピンスポに照らされて一礼する姿が本当に綺麗で、絶対にないはずの永遠を願ってしまった。


こうしてまた、SEVENTEENからたくさんの、抱えきれないほどの愛を受け取って、わたしは日々を生きているわけだけど、本当に13人から分けてもらえるパワーに救われている。

SEVENTEENのみんな、いつもありがとう!ずっとずっと健康でいてね。幸せでいてねーーーーー!



雑記も雑記、超雑記になっちゃったな……。

東京公演2日目の美しいドギョム置いておきます。また、この目で秋から始まるドームツアーでのかっこいい姿が見られますように。掛け声覚えなきゃ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?