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久しぶりの実家

利き手の痛みや年齢的なものか😅暑さバテも続く毎日
実家へも気がつけば2ヶ月近く行かなかった。
母の通院も落ち着いているって事もあるけれど
やっぱり自分の心身が不安定だと出掛けられなくなるものなんだなぁってつくづく思う。

前置きはさておき…
久しぶりの実家は、少し前に洗濯機や冷蔵庫、オーブンレンジと続けて壊れ新家電が導入されたことや母の断捨離もあって
少し様変わりしてたスッキリして良い感じ

テーブルについて母との何気ない会話
今日、実家に来ようって思った訳には1つ理由があった。
それは、少し前に旦那様を亡くされご自身も認知症が少しずつ進まれている様子のMさん。
1人息子は奥様の言いなりで、Mさんが大変な時でも他人事のような対応だったりして。
友人である母に、何かと助けを求めてくるMさん
ちょっと異常な状態などなど…ここ数年、母から聞く話は穏やかとは言えない話ばかりでした。

それでも、元々世話好きの母の事
文句を言いながらも、結局は相手をし自分からそれをしているんだと…。
母なりの日常なんだと思って愚痴を聞きながら見守っていた
けれど、母が病気になり手術をしてからは
正直、度が過ぎるMさんの母への執着みたいなものが心配でした。

入院中に母にかかってきた電話は数十件
もちろん母は対応できないので、その着信、留守電は全てスマホ記録のみだったのだけど、退院の手続きの際にスマホの確認をした私は
異常な件数に震えた。
留守電を確認しても特に内容はなく雑音だけが残されているだけ
母に確認すると
Mさんがスマホの操作も出来なくて、こんな状態が続いているとか。

娘の私からしたら
何か困ったことや相談があれば息子に連絡をしたら良いと思うのに
以前から何かと助けを求める先は近所の母だった。
毎日のように電話が鳴り(母が言うには1日に3件はかかってくるとか)毎日のように接する機会が多く
一応はヘルパーの仕事をしていた母からみても認知症が進んでるように感じ
その話を息子夫婦にしても息子の前では母としてのスイッチが入るのか?なかなか病院へ連れて行くような事もなく
日々の通院なども世話していた母がかかりつけ医に相談をすると
かかりつけ医からも

『息子さんにっと思っていたのですが、できる事なら専門医に診てもらった方が…』いつも一緒にいる母だから是非にっと依頼されたとか。

その話を聞いた時は
母は、まだ術後まもない頃だったので私からしたら
そんな事までお節介してって思ったけれど
あの、息子夫婦のこれまでの対応を知っているからか「お節介だな」と思いつつも母への日々の影響を思うと何かしらハッキリさせた方が良いのだと思った。

結局は、母が専門病院への予約をし
Mさんの息子にも付き添うように連絡をし母も予約先の看護師に依頼されたように付き添うこととなった。
その時でさえ、数日前に母が息子に通院日の付添いを改めて確認すると

『行けたら行きます』っと返答したとか。
ちょっと、ありえなくないですか?

ご近所で、友人でMさんの母への執着もあってか母の世話好きあるのか?
Mさんの行動に母が付き合わされる事は多い。
けれど、自分の母親の病院行きに付き合わないとか
てか、そもそも息子が気が付き連れてゆくべき事柄だと思うのに。

まぁ母のことだから
文句言いつつもやりたいんだろう…そう思って病院までの道のり案内だけ私はサポートした。結局は無事に息子が車で付き添ったので母の負担も少し軽減したのだけど。

そのMさん
しばらくは、相変わらず母への毎日の電話や訪問がありつつも私の知る限りでは何とか、1人で生活をしていたと思う
がっ、数日前に母から私に連絡が来て
『Mさん倒れて半身麻痺し言葉も意味不明になり病院へ運ばれました。今は意識もなく入院してる』っと。

母も私も、ついにその時が来たんだなって思った。
せめて、その時間だけでも息子さんとの温かく穏やかな時間が過ごせると良いなって思った。
母は
『意識が戻ってくれると良いのだけど…』っと。
救急搬送されてからも、救急隊への対応も何故か母がしたそう。必要なものを病院まで持って行ったのも母だった。
私には、ココまで来ると意味不明通り越して母は幸か不幸か、それも使命なのかと思うしかなかった。
ただ、母の体が心配になる。

息子は…と言うと
そんな母に『どーも』だけだったとか。
今までも、そんな感じで父親が倒れた時もMさんの依頼で母がサポートした時も息子さんも奥様も私には考えられない対応を母にしてきた。
Mさんが気の毒に思うこともあったけれど
それも、Mさんが育てた過程の事柄だろうと私は思ったし母にも諦める様に自分に負担なく付き合うように話していた。

それもあってか
この一連の知らせがあった時「お母さんも、そろそろ離れる準備しようね」って言っていた。文句があっても愚痴っていても世話好き過ぎると言っても長く家族のように過ごしてきたご近所さん。
母にとっても、一つの区切りにして欲しいと私は思った。

そんな報告もあり
なかなか行けなかった実家へ行った私。やっぱり母の事心配だしね。

スッキリ少し様変わりしたリビングでのひと時
Mさんの話や、最近の話
なんて事ない時間だけど、きっと意味のある時間なんだと思う。
そして、帰り際

『Mさん意識が戻ったって』

そっか、想像するにもう歩くことは出来なさそうだけど
意識が戻ったMさんが
寂しがりやのMさんが息子さんとの穏やかな時間が少しでも多く過ごせると良いな。そう願った。

ちなみに、画像はMさん家の玄関に実ったゴーヤ
私は、ゴーヤが苦手だけれど母が言うには、このままだと爆発してしまうから持っていってって事で頂いてきました。
家人が居なくなってもスクスクと育つゴーヤなのですね。
苦みが苦手なゴーヤ
レシピサイト参考に苦み少なくして炒めてめんつゆと鰹節。わりと美味しくいただけました。

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