Vになるために必要なもの(ソフトウェア編)

続きです。

Live2Dか3Dか、WindowsかMacか、iPhoneを使うかPCのカメラやWebカメラで妥協するか、によって変わってきます。とはいえ基本は一緒です。

1.キャプチャソフト

OBSがめちゃくちゃ便利、というか個人で他のソフト使ってる人どれだけいるんですかね。言わずと知れた、高機能な無料のキャプチャソフト。配信するならこれで十分というか、使ってる人が多いので何か困ってもググれば全部出てくるから最強。というか他のソフトを知らない。ごめん。Macにも対応してるけど、そのままだとゲームの音が入らない(後述)。

2.ガワを動かすソフト

ここは基本的に有料です。稀に無料のものもある。

Live2Dで有名なのはFaceRig……は開発が終了して、その後継としてAnimazeが公開されています。ただしWindows限定。使ってる人が多く、販売されているLive2Dモデルなんかも大抵FaceRig用(Animazeもほぼ同じ)だったりします。

iPhone(X以降)がある場合、またはMacユーザーの場合、VTubeStudioがおすすめです。3000円しない買い切りで、高精度のトラッキングができます。設定すれば「舌を出す」とかもできる。すごい。秘密はiPhoneのTrueDepthカメラ。近寄るとアップにもなる。

iPhone持ってないMacユーザーはいないと思うけど、Touch IDがよくてSEにしてる人とかは、PCのカメラやWebカメラでも使えます。でもそれだと別に精度良くないし、他のソフト探すのもあり。

3Dの場合、有名なのは3tene(みてね、って読むらしい)や、恋顔など。3teneの有料版はLive2Dにも対応してるっぽい。恋顔は表情特化だけど、iPhoneのTrueDepthカメラが使えるので高精度。ここら辺はまだ自分もいじってないのでこれから勉強します。

3.(Macのみ)ゲーム音声を録音するためのソフト

Macはデスクトップ音声(パソコン上で再生してる音)を録音しない仕様なので、そのままだと「OBS経由で再生してるゲーム機の音声」がOBSで録音・配信できません。マイクから入ってくる自分の声しか聞こえません。

そこで、「デスクトップ音声を、入力されてると思い込ませる」必要があります。……ってことですよね?たぶん。

そのため、「架空のマイク(外の世界の音を拾うのではなく、「今PCが再生してる音」を拾って、それをそのままPCに「入力」として渡す)」になるソフトが必要になります。

有名なのはSoundflowerってソフトなんですけど、M1では動かないっぽいので、移行も考えてBlackHoleにしました。たぶんここはそんなに変わらないと思います。

そして設定に移るのですが、そもそも「PC上で音声が流れている」というのはどういうことかというと、「これから流す音」をPCが「スピーカーから出力」しているということです。なのでその「スピーカーから出力」と同時に(1)「Soundflowerや BlackHoleに出力」して、(2)SやBで「入ってきた音」を「PCに出力」すればいいわけです。

まず(1)は、本体の「Audio MIDI設定」を利用して、「複数出力装置」を作ります。詳しくはググって。

そして(2)、これはSやBがやってくれます。そのためにインストールした。

4.(おまけ)ガワを作るソフト

Live2Dは、任意のソフトで絵を描いて(レイヤ分け必須、PSD形式で出力)、それをLive2D Cubism Editorで動くよう設定すれば、完成です。絵を描く環境さえあればあとはLive2D CEを契約するだけ。

3Dは、基本的にVRM形式 (ドワンゴの作った統一形式)が扱いやすいです。VRoid Studioとかで作れます。

5.(おまけ2)ボイスチェンジャー

人によっては使うかもしれません。あんまよく調べてないので、むしろいい感じのやつ教えてください。

6.(おまけ3)動画編集ソフト

おまけ多いね。調べてないってことだよ。自分はAdobe CC契約してるのでAdobe製品でいきます。生配信なら必要ないけど、生配信だけってことはなくない?無料ならAviUtlとか。


こんな感じで、配信準備が整いました。おめでとうございます、今日からあなたもVTuber。

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