後藤さんも喜多ちゃんも難しいよねって話(メモ)

リョウ虹はまだわかりやすいけど、後藤さんと喜多ちゃんがあまりにもわからないというか、もちろんどのキャラも「本当にこのキャラはそんな言動をするか」を常に考えなきゃいけないんだけど、この二人はそれを一挙手一投足一台詞ごとに考え続けないとすぐに別人になってしまう。
(一応リョウも、クールというより「かっこつけたがりで素直じゃない」が強いのでそこを履き違えると別人になる)


・後藤さん
おとなしくて引っ込み思案で〜とかじゃ全然なく、コミュニケーション能力がなくて他人との距離感がわからないから事故ってるだけで、自己顕示欲ギラギラだしちょっと認められるとすぐ調子に乗って気が大きくなる。根暗とか陰キャとかではなく、ひたすらにコミュ障なだけ。
「友達が欲しい」とか「クラスメイトと打ち解けたい」とかじゃなく「みんなにちやほやされたい」だし、平然と嘘をつくし。あんまり小心者ではない。
そもそも陰キャは周りみんな制服の中ピンクジャージで過ごすとか、話しかけられたくてバンドのグッズじゃらじゃらとかできない。
"他人の感情に触れること"に対する耐性がない(から逃げたり溶けたりしてる)だけで、性質としてはお調子者とかウェイ系に近いまである……かもしれない。

・喜多ちゃん
全然いい人ではないし、優しくもない。ドライというか、自分に合わない環境は結構簡単に切り捨てるし、逆に自分に合う環境(陽キャグループ)を維持するためなら努力する。(陽キャグループが合っているというより、陽キャとして振る舞ってると自分に合う環境を選びやすいというのが大きいかもしれない)
割と思考回路ぶっ飛んでるというか、コミュ力と行動力が強すぎて倫理観が置いていかれがち。初登場時点で「憧れの先輩♡に近づきたくてバンド入ったけど、弾けないから逃げて憧れの先輩♡にめちゃくちゃ迷惑かけた」をやってのけているので。大胆に大嘘をつく。
ただ根は真面目というか、弾けないギター(だと思ってるベース)の練習はしてたわけだし、やるからにはしっかりやる・やらないならさっさと去るみたいに割り切ってる。
ギター弾けないこと隠してたり、本心をあまり見せたがらなかったり、割と見栄っ張り(じゃないと陽キャグループにいられないのかもしれないけど)なところがある。
後藤さんの面白い・かっこいいところをみんなに知ってもらいたがってるのも、友達自慢という意味ではそれに近いのかもしれない。陽キャグループ特有(?)の「交友範囲外にお気に入りの友達ができるとみんなに見せびらかす」習性。あれ何?「これ、見つけたの私だから」ってアピール?喜多ちゃんはそんなこと思ってなさそうだけど。

ギターの弦切れたの喜多ちゃんがやった説とかあったけど、正直性格的にはあり得るかもしれなくて、ただライブステージ上では絶対にしない(すでにバンドは「やる」と決めたことなので、中途半端なことはしない)。
あり得るというのも、後藤さんの足を引っ張りたいのではなく、「後藤さんならきっとかっこよく切り抜けてくれるはず」という(無意識の)信頼のもとで試練を与える(実際、突然MCを振るという非情にも思える試練を与えている)ので、闇ではなく光属性。ただし後藤さんは光を浴びると溶ける。新しいギタリスト探さないとですね…。

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