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HSPの私が生きる道(13) - 近況(2019.1.10)

年始早々、今年の抱負としてこのようなテキストを発表した。

現在、本格的に職業画家を目指して準備をしている段階である。

1日6時間は販売用の作品制作・各種事務作業、別の6時間はその他の創作活動。この12時間を労働時間とみなすのであれば、会社員時代より長く働いていることになるが、全く苦痛ではない。(とはいえ、体を酷使している感は否めないので、もう少しコントロールしなければならない)

労働=苦痛ではないし、労働=対価をもらえるもの、とも限らないと思う。しかし、会社員時代の私にとって給与とは「労働=苦痛の対価」でしかなかった。

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職場で鳴り響く怒号が苦痛だった。
煩雑な手続きも、理不尽な叱責も、終いには隣に人が居る事さえも苦痛だった。

その感覚を「幼稚」などと形容されることもあった。確かに、訓練によってある程度の改善は可能かもしれない。かつては「鈍感力」という言葉もブームになった。ある程度鈍感にならなければやっていけないというのが、この社会のパラダイムの一つだと思う。

しかし、私の気質は根本的には変わらないだろう。
だからそれを活かす道に切り替えるのだ。

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この道は私の性に合っている。

学生時代、学校を辞めたいと思うほど思い悩んだことがあった。美術教師からは、君には能力があるのだから辞めるべきではないという意味のことを言われた。
会社を辞める時、私を引き止める者は一人も居なかった。当時のメンタルの病み方のひどさを差し引いても、私が会社にいるべきではないということを皆分かっていた。

人に言われたからそうしたのか、受け身な奴め。

まさかとは思うが、そんな風に思う人もいるかもしれない。そもそも受け身が悪いなどとは微塵も思わないのだが、私がAと言い、皆もAと言った、ただそれだけのことである。誰とは言わないが、頼むから喧嘩をふっかけるのだけはやめていただきたい。

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自主的に制作した作品のほとんどは、自分でも販売できるレベルに達していないと思う。いわば失敗作だ。だが、それらがあるからこそ、少しずつ戦略を固めることができている。

失敗は成功の母だ。
私はどの作品も大切に保管すると決めている。

床に散りばめた失敗作の山(販売未定)

次の作品への励みになります。