超絶コスパノートPC ThinkPad E495を買って速攻DIYでカスタムした話

実質2万円台から買える爆安ThinkPadこと、LenovoのThinkPad E495。例の10万円がめでたく入金されたので購入してみた。楽天リーベイツのポイント還元祭りとタイミングをうまく合わせられたので、本体価格¥37,950 - キャッシュバック¥3,000 - 楽天ポイント¥7,590分 = 実質¥27,340という、ちょっと信じられない金額で、新品のノートパソコンが買えてしまった。

僕が採用したカスタムメニュー

本体価格を抑えるために、CTOカスタマイズで最小構成(メモリ4GBx1、128GB M.2 SSD、45W電源)にしたため、正直買ったままではまともに使えない。ググれば様々なカスタムメニューが出てくるが、僕はオーソドックスかつコスパの高い以下のメニューを採用した。
・メモリを4GB→16GB(8GBx2)に交換
・SSDを128GB(M.2 NVMe)→500GB(M.2 NVMe)に交換

当初はこれだけの予定だったが、TwitterでWLAMモジュールをWiFi6対応のものに交換できると教えてもらい、急遽以下のメニューを追加。現時点では自宅に対応環境がないのでまるきり無駄になるが……今後への投資ということで自分を納得させた。
・WLANモジュールをAX200に交換

メモリ交換(4GBx1→8GBx2)

当時一番安かったCFDのDDR4 2400 16GBキットを購入。CTO時点で8GBメモリを積まなかったのはデュアルチャネル化したかったから。32GBキットを買わなかったのは、単純にメモリをそんなに使う用途が思いつかなかったから。Amazonで¥8,300(2020/06購入時)。

SSD交換(M.2 NVMe 128GB→M.2 NVMe 500GB)

E495には2.5インチSATAベイもあるので、そちらに大容量のSATA SSDを載せるという手もあったが、さらに大容量なHDDをデータストレージ用として載せることも可能なように、システムストレージはM.2にした。TwitterしてYoutube見るくらいなら128GBでも行けなくはないが、今後とコスパを考えてWesternDigitalのWD BLUE SN550(NVMe版)を購入。正直、これ以上高速なストレージを入れてもその恩恵を実感できそうにないので、大人しくコスパモデルで妥協した。秋葉原のツクモで¥8,778(2020/06購入時)。
M.2ということで排熱が気になり、AINEXの熱伝導パッド(HT-14、¥640)を一緒に購入。

WLANモジュール交換

ThinkPadのWLANモジュールはBIOSレベルでロックがかかっており、交換できない仕様になっているはずなのだが、なぜかE495(と兄弟機のE595)は交換が可能になっているらしい。手元のE495も、Amazonで深圳っぽい業者から¥2,000で買ったAX200を普通に認識している。交換自体はM.2SSDを交換するのとほぼ同じ要領なので、特に難しいことはなかった。

その他

リカバリディスクを作成するため、16GBのUSBメモリを用意した。あきばお~で¥450。
E495は裏面のシェルカバーが開けづらいため、専用工具(樹脂製のスパッジャー )を用意した。10本セットで¥990。ギターピックや薄いプラスチック板などがあれば代用できるそうだが、効率を考え専用品をAmazonで購入した。メンテなんかで何度も開け閉めするだろうし、他の製品の分解にも使えるので無駄にはならないはず。

合計金額

E495本体:¥37,950
メモリ:¥8,300
SSD:¥8,778
放熱パッド:¥640
WLANモジュール:¥2,000
USBメモリ:¥450
工具:¥990

合計:¥59,108

キャッシュバックCP:-¥3000
楽天リーベイツ:-¥7590
実質:¥48,518

結び:限られた予算で人権クラスのノートPCが欲しいなら、今でも十分選択肢になる

カスタム費用を含めるとそれなりの金額にはなってしまうものの、このスペック(4コア8スレッドのCPU、換装可能なメモリとストレージ、フルHD液晶)のノートPCとしては破格の安さであることは間違いない。はじめの1台というよりは、買い替えや買い増し需要にマッチしているかもしれない。10万円の使い道に悩んでいるあなた、新しいパソコンはどうですか?

2020/07/27 各パーツのAmazonへのリンクを追加

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