【刀ミュすえひろがり予想】今回の中心刀剣男士は小竜かも?

もうあと数時間ですえひろがりが始まる~!
ということで初日リアタイ(配信)をさらに楽しむために、超個人的な予想を残しておきます。

大型公演で毎回いる中心刀剣男士、今回は小竜では?

最初の乱舞祭(2016)は加州清光。
その次の乱舞祭(2017百物語)はにっかり青江。
翌年の乱舞祭(2018東西祭り対決)は巴型薙刀。
翌年の歌合(2019)は鶴丸国永。
翌年の壽乱舞音曲祭(2021)、ここは少し曖昧で、強いていうなら三日月が中心か?と言う感じ。
そして最新の乱舞祭(2022)は水心子正秀。

と、大型公演には基本的に毎回、メイン刀剣男士が1振いる構成。
例外は2021の音曲祭だけど、これは歴代の大型公演の中でも特殊な立ち位置なので、まあ特別公演だったよねということでいったん置いておくとして。

見ていくと、毎回のメイン刀剣男士は、その大型公演の前にやった本公演から一振が選出されているシステムだと分かる。


阿津賀志山
天狼
 →乱舞祭(2016)で加州清光
みほとせ
 →乱舞祭(2017百物語)でにっかり青江
 (ほんとは間につはものが入るが、まあつはものは6振中4振が既出だったし、新顔2振はそのあと双騎があったから大型公演お当番は飛んでいる)
むすはじ
 →乱舞祭(2018東西祭り対決)は巴型薙刀
葵咲
 →歌合(2019)鶴丸国永
(パライソ)
心覚
 →乱舞祭(2022)は水心子正秀

と見ていくと必然的に今回は、心覚の次にやった本公演である江水から誰かが選出される可能性が高いなぁと思う。

で、今回のすえひろがりに期間中すべて出演予定なのは
・大包平
・小竜
・肥前
の3振。この中からだれが選出されるか?と考えたときに、私の予想では小竜だ。

なぜか?

富士山=不死 そして不死=徐福伝説=旅 旅=小竜では?

今回のすえひろがり、間違いなく「富士山のふもとでやるお話」というエッセンスが強いと予想する。公演ロゴも富士山を意識したものだし、なにより日本の象徴ともいえる「富士山」の概念を使わない手はないと思うからだ。

では富士山のどの側面を物語に組み込むか?

富士山には色々な伝説があるが、やはりその中で大きいのが「不死」にまつわる伝説だ。富士山という名前の由来のひとつだろうし、富士山には不死にまつわる伝説が多い。

まず、日本最古の物語である「竹取物語」において、帝がかぐや姫から受け取った「不老不死の薬」を焼いたのが富士山の頂上でのことと言われている。(それが富士山の名前の由来、とも)

「物語」という概念を大切にする刀ミュだったら、「日本最古の物語」である竹取物語で語られた伝説と、富士山でやる公演を結びつける可能性は高い。

そしてもう一つの伝説が、中国から不老不死の薬を求めてやってきた徐福の伝説。
徐福が目指した、不老不死の薬があるという山は一説には富士山だったとされており、富士山にたどり着いたという説もあるとのこと。

そして徐福伝説で重要なエッセンスは、不老不死の薬を求めて「旅」をしたということ。だから徐福伝説は、日本のいたるところに残ってる。徐福が不老不死の薬を求めて日本全国(と中国)を旅したから。

「旅」というキーワード。
これと親和性が高いのは、前述の3振の中だとダントツで小竜だろう。

「旅」にまつわる伝説の中でもかなり有名な徐福。その徐福が目指した場所、富士山。
ひとりの旅人が目指したその場所で、小竜はなにを思うのか。非常に気になるところである。

歴史人物キャスト2名の役割について

今回出演予定の歴史人物キャストは、榎本武揚と伊達政宗。
伊達政宗は(本公演並にストーリーが濃かったから忘れがちだが)一応外伝扱いである伊達双騎からのお客人である。

榎本さんはもはや乱舞祭恒例メンバーみたいになっていて一瞬「いつもの榎本さんね」と思ってしまいそうになるが、やはりちゃんと榎本さんがいる「意味」を考えたい。

榎本武揚と伊達政宗。
この2人に共通するものはなんだろう?

それを考えたとき、私はその共通点が「ひとつの地方を象徴する存在」である点だ、という説を推してみたい。

伊達政宗はいわずもがな仙台を象徴する存在だ。
天下人も見据えるような才覚を持ちつつ、彼はやはり「仙台の英雄」として後世に残った。

そして榎本武揚は、函館戦争後もちろん日本全国へ影響する立場になったが、やはり「函館戦争の顔」というイメージが強いだろう。
蝦夷という土地を象徴する人物のひとりだ。

この「地方」という概念は、「旅」という概念と密接に結びつく。

今回のすえひろがりが、「日本全国を旅した」徐福とシンクロするような話になった場合、行ったかもしれない行き先の象徴が、伊達政宗の仙台や、榎本武揚の蝦夷、というわけだ。

歴史人物キャストの人選から考えてみても、今回のお話が「旅」の話であり、そしてそれと親和性が高い小竜がメインになる可能性を感じられると思う。

最後にメタ的な視点として

大型公演の歴代メイン刀剣男士たち。
初代の加州はもちろん、にっかり・巴は演者さんのキャリアを考えると納得の人選と言えただろう。

そしてそのあと、初登場の葵咲から歌合→パライソ→なんなら音曲祭と乱舞祭2022もメインの一振を務めた鶴丸国永。演者さんのキャリアでいえばおそらく大抜擢ながら、今や刀ミュの世界にとっても演劇界にとっても大きな存在感を放っている。

そして小竜は、初登場の江水から次の花影へ連続出演だった。
その来歴を考えると、今回の大型公演。初の野外、初の地方という記念の舞台でメインを任される土台はじゅうぶんにあるのではないかと思う。

と、いうことで、今回のすえひろがりは小竜くんがメインになるんじゃない?と考えてワクワクしていますという記録でした。


ちなみにここまで書いていて、やはり今回もまた鶴丸国永の存在感は大きそうだなと思う。

そもそも歴史人物キャストに伊達政宗がいて、相棒の大倶利伽羅は日替わり登場、となると今回のすえひろがりがまたしても鶴丸メインという可能性も十分に考えられる。
(ただ、伊達政宗と富士山を結びつけるポイントが上手く見つからなくて…乱舞祭2022の将門公レベルで伊達政宗が中心になるということはないのでは?というのが私の予想ではある)

富士山の「不死」というエッセンスだって、鶴丸国永が持つ「死」のかおりとあまりにもマッチするだろう。

たださすがに…さすがにまた鶴丸ということはさすがにないんじゃないの?どうなの?また鶴丸なの??

私は鶴丸国永という概念が好きだが、さすがまたってことはなくない?という気持ちと、アレが出てくると情緒がめちゃくちゃになるので勘弁してほしいなと思ったりしている次第です。


まあなんにせよ楽しみですね!


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