TWiN PARADOXファン歴6ヵ月のTWiN PARADOX論

はじめに

この記事は、TWiN PARADOXというアーティストのファン歴約6か月の人間が自分用の備忘録としてまとめたTWiN PARADOXについてのあれこれです。
まだまだ新参者のファンながら、この半年間ツイパラの二人のおかげで大変に楽しい毎日を送っているのでその記録としてこの記事を書いています。

TWiN PARADOXとは

TWiN PARADOX 公式略称:ツイパラ
二葉勇くん(兄)、二葉要くん(弟)のリアル双子の兄弟で結成された、ツインボーカルユニット。

それぞれ舞台を中心に俳優としても活動しており、直近のビッグネームだとミュージカル刀剣乱舞「葵咲本紀」の結城秀康(演:二葉要くん)と永見貞愛(演:二葉勇くん)の、演者も双子、役柄も双子の舞台が記憶に新しい。
さらに直近だと、ディズニー公式スマホアプリゲーム「ツイステッドワンダーランド」のジャミル・バイパーのボイスキャスト(声優)として二葉要くんが出演。


TWiN PARADOXのエモさの理由

巷で多用されている「エモい」という大変便利な言葉を、私は意識的に使わないようにしていました。半年前まで。なんか、安易に流行りに乗るのが悔しかったから。
しかし、そんな私が思わず「エモ………」と頭を抱えてしまったのがツイパラでした。

ツイパラのエモさの理由って、なんなんだろう。
自分なりに考えてみた結果、その理由は
①非実在性と実在性のギャップ
②『TWiN PARADOX』というユニット名に宿るストーリー

の2つではないかと思いました。

その①非実在性と実在性のギャップ

ツイパラの大きな魅力のひとつが「ギャップ」。カッコイイ⇔面白い、とかも魅力ですが、個人的に一番刺さったのが「非実在性」と「実在性」のギャップです。

【非実在性】あまりにも尊い銀河のかなたの星としてのツイパラ

2月末にリリースされたメジャーデビューシングルの表題曲、「Gemini」

タイトルのGemini、には2つの意味があり、
ひとつは「ふたご座」の意味、もう一つは宇宙船の「ジェミニ」。アメリカでの2度目の有人宇宙飛行計画「ジェミニ計画」で使用された宇宙船で、世界で初めて(たぶん)の2人乗りの宇宙船です。

この曲の作詞は兄の勇さんがつとめており(要所要所で要くんのアイデアも採用されているとのこと)、勇さんいわく、どちらかといえばふたご座よりは「宇宙船ジェミニ」のほうの意味合いが強い、とのこと。確かに歌詞も宇宙をイメージさせるような感じで、MVも近未来的な雰囲気があります。

このジェミニ計画、まずどうして2人乗りか。そしてなぜ「Gemini」か。
JAXAのサイトによると、宇宙での共同作業の必要性が生じた→2人の宇宙飛行士を同時に宇宙に送り出す計画が誕生→ふたご座を意味する「ジェミニ」という名前になった、という経緯らしい。

「ジェミニ計画」の誕生は、人間の、ひとりでできることの限界がつきつけられた瞬間なのかなと思う。人間はひとりでは案外なんにもできない、ということをアメリカは有人宇宙飛行計画の2度目にして明確に気付くわけです。ひとは、ひとりでは生きられない。そして、世界最古といってもいい運命共同体のふたり、ふたご座の「Gemini」を計画と宇宙船に冠する。

そこで今度は、双子座の話です。
ギリシャ神話の双子座の神話。ざっっくりいうと、あるところに双子の兄弟がおりました。しかしあるとき、兄は戦で命を落とします。弟は、主神であるゼウスの血を引いていたため不死で、死ななかった。
しかし、生まれたときから二人だった弟はゼウスに「一緒でなければ意味がない」と言い、その願いを聞き届けたゼウスは2人をそろって天にあげた。それが双子座です。
おわかりいただけるだろうか。双子座という星座ができたのは、「2人」だったから。1人では決して星座にならなかった。

そうしてTWiN PARADOXを見たときに思い浮かぶ、
「2人で宇宙に行った。2人だからソラにあれた」という奇跡。

えっ……ツイパラ、神話???

宇宙はあまりにも遠い。はるかかなた、その光が届くまでに下手したら何億年とかかる途方もない遠く。そこにある星は、果たして今現在、実在するのかどうか。
「Gemini」の2人は、そんなはるかかなたの遠いお星さま。2人で、2人だからこそ「そこ」にあれるというのは、あまりにも尊い伝説で。まるでおとぎ話のなかのよう。

ほんとうは、いないのではないだろうか。もしかしたらこれは私が見ている幻ではないだろうか。だってあまりにも尊い。彼らは、アニメやゲームのキャラクターよりももっともっと遠い、遠い昔の伝説なのではないだろうか。
2人の歌を聞いてると、そんな風に思えることが多々あります

【実在性】すぐそこにいる近所のお兄ちゃんとしてのツイパラ

では、それをふまえて現実世界の二葉勇くん・要くんに目を向けてみましょう。
2人の日常は色々なところで垣間見えますが、showroomでの日常的な配信が一番、「日常」が良く見えるなぁと思います。

まずねぇ~~~いつもお腹減ってるんだよね。最近そうでもないけど、コロナの影響で自粛自粛だった5~6月ぐらい、配信が長時間(下手したら6時間とかもっととか)だったから、なんか配信中いつも「お腹減ってる」って言ってたし、ご飯食べながら配信しているのを見たのも1度や2度ではない。お菓子を食べたりお酒を飲んだり。めっちゃ生きてる。

それで、壁の薄いアパートに同居している。そう、この双子、同居しています。
上の階には小さい子供がいるファミリーが住んでいるらしく、しょっちゅう上階からの物音が聞こえる。
壁が薄いから夜遅い時間になると歌の配信がしにくくなって、お布団かぶって歌ったりする。お布団かぶって歌う???なにその!深夜にお母さんに見つからないように漫画読む作戦みたいな!そういうなんかこう、リアルを生きている感じ。

最近(5月末ごろ)にはシルバー文鳥を飼いはじめて、配信に文鳥ちゃん(ぷーちゃんといいます)が出てきたり、ぷーちゃんのお世話の話をしていたりする。

やっと外に出やすい情勢になってカラオケボックスで歌をうたう配信をやったかと思えば、お部屋の時間が来てフロントから電話かかってきて「はい、はーい大丈夫でーす」とか言っている。
い、生きている……何千年も前に命を落として空に上がったと思っていた存在が、すぐそこのアパートで、カラオケボックスで、コンビニで、生きているみたいな衝撃。

歌を聞いて、MVを見ていると彼らは伝説上の実在しない存在みたいなのに、実際の2人は壁のうすい都内のどこかのアパートで今日も小競り合いをしながら生きている。
それはなんだか、まるで、死んでしまったと思った人が生きていたみたいな。そういう衝撃と、幸せ。このギャップが、私が一番ツイパラにどぼんと落ちたところでした。

その②“TWiN PARADOX”というユニット名

TWiN PARADOXのエモさを演出している大きな要素がこの、「TWiN PARADOX」というユニット名ではないかと思います。
まずこのユニット名をしっかり認識したときに、「なんてことだ…」って思った。リアル双子のユニットに付ける名前として、これ以上のものはないのではなかろうか。

TWiN PARADOXというユニット名は、おそらく「双子のパラドックス」からインスピレーションを得て名付けられていると考えて間違いない、と思う。

(ここからは超文系の人間がネット知識だけでふんわり双子のパラドックスについて知った内容なのでなにか間違えていたらごめんなさい)

「双子のパラドックス」というのはパラドックス(論理矛盾)の例のひとつで、ストーリーとしては、

あるところに双子の兄弟がいて、兄は宇宙船に乗って宇宙に旅立ち、弟は地球に留まっていた。
兄は宇宙のある地点でUターンして戻ってきて弟と再会するのだが、相対性理論の効果によって兄の時間の進みが遅くなったため、再開したときに、2人は双子だったにも関わらず、兄のほうが若く、弟のほうが年をとっていた。

という話。

なにがパラドックス(論理矛盾)か、ということの前に、まずこのストーリーだけでめちゃくちゃにエモい。
この双子のパラドックスはもちろん実在した話ではないし、現状これを実験でやった人はいないらしいけど、これをツイパラの2人で想像するとめちゃくちゃ切なくなってしまう。

前述した「Gemini」同様、この双子はユニット名の時点で宇宙と親和性が高すぎるのだ。

想像してみてほしい。
ユニット名「TWiN PARADOX」の時点では兄が宇宙に、弟が地球に残っていた双子。再会したときには、双子であるにも関わらず年をとる速度が違った。その双子が、「Gemini」では世界ではじめての2人乗り宇宙船に乗って宇宙に行くのだ。双子座の神話のように。
途方もなく大きい「宇宙」に対する絶望と恐怖。それでも双子は2人でいる。膨大な時間をまわりにまわって再び会えた、その奇跡。

ハチャメチャにエモ………

で、ここからはこの「双子のパラドックス」のなにがパラドックスか、という話。

「双子のパラドックス」は、「静止している状態では、動いている状態に比べて時間が早く進む」という理論に対してのパラドックス(論理矛盾)だという。ちなみにこれは、実際に起こる現象らしい。
(なんで止まっていると早く進むのか、そこらへんは理解が及ばなかった。文系には難しい……)

どうして先ほどの双子の話がパラドックスになるのかというと、
弟がいる地球を基準にすると、地球にいる「弟」は動いておらず、宇宙に行って戻ってくる「兄」は動いているので、「弟」のほうが時間が早く進む、ということになる。
しかし兄を基準にすると、「弟」のいる地球のほうが「兄」から離れてまた戻ってくるという動きをしたことになり、この場合、「兄」が止まっていて「弟」が動いていた、ということになるので、今度は「兄」の時間のほうが早く進んだことになる。

どちらがいる場所を基準とするかで結果(再会したときに兄のほうが年を取っているか、弟のほうが年をとっているか)が違うので、これがパラドックス(論理矛盾)になる、ということらしい。

なんかこれも、ツイパラらしいなぁ~~と思う。
もし仮にツイパラの2人が「双子のパラドックス」の実験をしたとして、じゃあ彼らは兄と弟、どちらを「基準」にするだろうか。
2人は仲の良い双子の兄弟なので、仲の良い兄弟らしく小競り合いは絶えない。遊び相手であり「ライバル」でもある相手に対して、「どちらが早く動いていたか」という点で負けを譲るとは思えない。絶対に「俺のほうが早く動いてた!!!」と譲らないんじゃないかな~と思う。
で、結局「同じくらいの速度で動いてたな」という結論になるんだろう。

「双子のパラドックス」をきちんと理論的に解いていくと、結果的には「兄のほうが時間の進み方が遅い」という結論になるらしい。
だけどきっとツイパラの2人はさんざん「俺のほうが早かった!動いてたのは俺!」とじゃれあった結果、同じ速度で同じ時間を進んでいたということにするだろう。

そんなTWiN PARADOXは、「双子のパラドックス」の回答に対する「パラドックス」なのかもしれない。

(参考:「双子のパラドックスについて」


TWiN PARADOXの“推せる”ポイント

ツイパラを見ていて、「エモ………」と同じくらいの頻度で思うことが、「推せる……」だ。
ではこの「推せる………」という地の底から湧き上がるような感情はどこからくるのか。それを考えていきたい。

推せるポイント①決して「お人形」ではない、確固たるアーティスト性

葵咲出発、ツイステ経由でTWiN PARADOXという「計画」を知ったとき、最初に思ったのは「アーティスト活動については、お人形だろうな」でした。
オタクを長年やってるとそうなるのかはたまた私の人間性なのかは分からないけど、入り口って悪いほうに見てしまう。あまり期待しないでおこうっていう目線で見てしまいます、これは別にツイパラに限らず、なんにでも。

だって、まず葵咲本紀で知っていた。顔が良いこと。お芝居がしっかりアツいこと(私が生で見れたのは勇さんのお芝居だけですが)。
ツイステで分かった、声優業もなんら問題なくできる。声も良い。
歌も聞いた、お歌もとても上手。良い声。
そんで、仲の良い双子。はい、もう役満。これ以上いらないでしょう?
だから歌手としての活動は、お人形だろうなと思っていた。事務所が用意した当たり障りのない曲と歌詞を、綺麗に上手に歌う。これで何の問題もないし、じゅんぶんすぎる。

それが、ちがった。
まずびっくりしたのは、前述でもさんざんふれた「Gemini」の歌詞、それと私が現状ツイパラの曲でたぶん1番好きな曲「霞」の歌詞を、どちらも勇さんが書いていたといこと。

これを知ったときは、ハマるきっかけとかじゃなくて、ある種の諦めでした。「あーーーもうそれはしょうがないよ」っていう。

だって、びっくりするほど歌詞が良い。
まず並んでいる単語が色鮮やかで、どれもきらきらしている。歌がいる世界観が綺麗で、でも、綺麗なのにうすっぺらくない。

「霞」の冒頭の歌詞、

いつもの帰り道で いつも出くわすあの猫も

このフレーズがほんとうに好きで。この瞬間、立っている場所の情景だけじゃなくて、天気とか、温度とか、湿度とか、匂いとか、体の疲れ具合までわかる。帰り道、夕暮れ、ちょっと疲れた体。きっとどこからかカレーのにおいがする、そんな誰しもが見たことのある景色。

そしてまた、この歌詞がほんっっとに良い曲のMVが「歌詞」を前面に押し出したMVになっていることがすごく良い。
定点カメラ、歌っている2人に一切カメラは寄らない。その映像にかぶさる言葉の波。歌詞が耳でも視覚でも入ってくる。

もしも彼らが自分たちの曲の制作にほとんど関わっていなかったとして、それでも好きにはなっていたと思う。
でも、今みたいに全幅の信頼は置いていなかったような気がします。
「推せる」という言葉は、個人的に、「未来に期待している」ということかなって思う。この先が見たい。今日も良かった、だから明日も見たい。そう心から思えたのは「霞」と「Gemini」の歌詞がダメ押しだったんかなぁって思っている。

推せるポイント②推しが「ひとりじゃない」という幸せ

これは、たぶんこのコロナ禍でだからこそ思えたこと。
推しが「ひとりきり」じゃないって、こんなに安心することだろうか、と。
もちろん、物理的な距離が近ければ精神的に孤独ではない、とは言い切れないから、同居している相手がいれば絶対安心ということではないけど。

でも彼らは、一人暮らしの役者仲間に対して「俺はコイツがおるからいいけど、1人ってなぁ…(意訳)」と言ったりしてて、たぶん2人で住んでいることのメリットのほうが大きいんだろうなと思える。
それに、配信などで画面の向こうにいる推しが、誰かと喋っている姿ってやっぱりなんというか、素敵だ。人間らしいなと思うし、人と会話をしているときの表情っていきいきしているもんだな、と思える。
もちろん勇さんが、要くんが1人で配信していてコメントと喋ってくれているのも嬉しいし、それはそれでいいんだけど。それだけじゃない姿を見れるって嬉しいもんだ。

あとすごく純粋に、なにかあったときのことを考えると安心だよね。オタク、常に推しの心配ばっかりしているから…ちょっと体調崩したりしても同居している人がいれば最悪の事態は免れるだろうし、協力はできるだろうし。
そういういろんな意味で、推しが「ひとりじゃない」ってものすごく幸せなことで安心できることでした。

推せるポイント③ただのオタクでも居心地のよいファンの雰囲気

これはほんと、ツイパラを「安心して」推すようになった大いなるキッカケ。
彼らがよくやっているshowroomの配信ってリスナーのコメントが流れていて、そのコメント欄がルームの雰囲気を作っているところがある。

彼ら、顔が良いし20代の芸能人だし、最初もっとこうなんていうか、ファンの雰囲気は「キャッキャ」「ちやほや」みたいな感じかな~と思っていた。なんていうか、「こっち見て♡」みたいな。甘い言葉ささやいて~!みたいな。
もちろんそういうコミュニティはそれはそれでアリだしいいと思うけど、私個人としてはあんまり得意じゃない。なんとなく照れてしまう。座りが悪い、というか。

その点、ツイパラの配信のコメント欄はどうだろうか(もちろん、2人に対してカッコイイ!好き!みたいな甘いコメントもあって、それはそれでとても良い)
忘れもしない、彼らを知って1か月たたない頃。showroomの画面上でリスナーが投げるギフト(課金アイテム)を、要くんがぱくぱくと食べるフリをする、みたいなくだりがあった。

そのときの、「顔の良い鯉」というコメント!!!!!
もうどなたのコメントだったのかさっぱり覚えていないが、私はそのコメントでリアルに5分ぐらい笑い転げていた。顔の良い鯉て。鯉て!!!そのあまりにも的確な表現と、「顔の良い」という文法の明らかにオタクなこと。その温度感にものすごく安心して、あー私のようなオタクもここにいていいんだな、と思えた。

推せるポイント④ファンクラブの入会UIが死ぬほど良い

これ、ツイパラのファンクラブに入ったときにほんとうに驚いたことなんだけど。
ツイパラには有料のファンクラブがあって、なんとなく「どんな感じだろう。入ってみようかな」と思った。
で、彼らの公式サイトに飛んでファンクラブの案内を見ていたら、あれよあれよという間に入会していた。別に詐欺ではなく。

ファンクラブとかなにかしらの会員登録って、けっこうめんどくさい。
メールアドレスは当然として、本名とか住所とか、年齢、性別云々を事細かに聞かれる。画面を一回閉じたらリセットされてもう一度最初から、みたいなサイトもあったりして、はじめは入会する気があったのに途中で面倒くさくなって、「まあ、また今度でいいか」となることって珍しくない。

それが、ない。「入ってみてもいいかな」のテンションが一度も下がらないまま入会まで行く。
たしか、ファンクラブの登録までに聞かれることって、メールアドレスとパスワード、あとニックネーム?くらい。たしか料金の支払いも、登録がほぼ完了したあとに「支払い設定どうしますか?」みたいに聞かれるので抵抗がない。
まず1画面に質問が1つだし、メアド登録→パスワード→ニックネーム、がほぼ画面遷移で進む。1画面に縦にずらずらっと入力させる、みたいなことがない。なんのつまづきもなく、スムーズに入れる。

ファンクラブの案内も分かりやすいし、ファンクラブがスマホのみ対応(※現在)なのもとても好感が持てる。このスマホ所持率が高いご時世において、いまだに画面がPC対応でスマホフレンドリーになっていないサイトのなんと多いことか!!!
それにくらべてツイパラは、ファンクラブサイト自体新しいというのもあるが、今の時代にものすごくあっている。そういう二葉勇くん・要くん本人たちだけじゃなくて、彼らというコンテンツを作り出している事務所・スタッフごとめちゃくちゃ信頼できる。

個人的に、仕事で会員登録のUIとかのことを考えることが過去あったこともあって、ココがものすごく推せるポイントでした。本当にお手本にしたい会員登録UIだなと思う。

ツイパラの「兄」「弟」性

最初、「双子って同時に生まれて体の大きさとかもほぼ同時に育つのに、兄と弟の自覚があるのって不思議だな」と思ってました。
でもあるときふと、ちがくない?双子って、普通の兄弟よりも明確に“兄”と”弟”なんじゃない?と思った。どうしてか。

年齢が違う兄弟って、ヘンは話、製造された時間が違うだけ。そこに本人たちの意思はなく、たまたま。たまたま先に生まれていた、あとに生まれていたというだけの話だ。

だけど、双子は違う。双子の”兄”と”弟”は、どちらが先に外の世界に出てきたかで決まる。
それってすごくない?同じ空間にいて、そこから「ヨッシャ出よう!」ってなったのがどちらが先か、ということ。(位置とか色々あるのかもしれないけど…)
それを考えると、確かに勇さんのほうが兄なんだよなぁ~と。仮に今のツイパラを密室に閉じ込めたとして、その扉をこじ開けて先に出てくるのは勇さんが先のような気がします。もちろん中で要くんも協力しているんだけど、先陣を切るのは勇さんかなぁと。

個人的にYoutubeに上がっている下記の「ノーハンドビール飲み」の動画がめちゃくちゃ好きなんですが、これって出生の再現みたいだなぁと思う。(ただ手を使わずにビール飲む動画でお前は何を言っているんだ)

あるミッションがあったときに、先に達成する勇さん。そして達成した勇さんが要くんにアドバイスをしつつ応援して2人で達成する。
きっと生まれたときから、いやお母さんのおなかにいるときから、どちらが兄でどちらが弟か決まってた。そう考えると双子ってすごいよなぁって。

ファンクラブサイトでは、兄の勇さんを「勇者」、弟の要くんを「王子」と呼称しているんですが、これもめちゃくちゃ「そう」だなと思う。
切り込み隊長、未知の場所の開拓をするのが兄。そうして勝ち取った土地を「統治」するのが弟。そんな物語のような完璧な2人で伝説みないたのに、今日もこの東京のどこかの壁が薄いアパ―トで文鳥と一緒に暮らしてるんだから尊いよなぁ…

おわりに

なんのまとまりもない記事ですが、それも致し方ない。
だってTWiN PARADOXという伝説は、計画は、物語は、まだまだ未完結。これからもっともっと面白くなるんですから。

最後に、勇さんがインスタにあげていたこのポストがめちゃくちゃ好きで。

彼らを見ていて、こんなにもお互いのことを尊重できる関係ってなかなかないなと心から思います。だからこそ尊いし、素敵だなと思う。相手を尊重するって当たり前のようでいて、めちゃくちゃ難しいことだから。

そんな、もっとずっといい関(間)係な2人をこれからも楽しく見ていけたら、こんなに幸せなことはないよなぁ。



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