東京心覚の予想!


東京心覚は桜田門外の変では?という予想
※カンが9割
※ネット知識
※パライソを観れていない人類
※蜂須賀がいないので特命調査天保江戸ではないだろ〜という予想

まずは6振の来歴をざっくり
(源清麿・水心子政秀は割愛)

◆ソハヤノツルキ
徳川家康所持 家康の死後、霊刀として一緒に葬られる
とうらぶでは坂上田村麻呂所持「ソハヤの剣」のうつしという設定

◆大典太光世
足利将軍家(尊氏愛刀)→豊臣秀吉→前田家
病気治癒の刀

◆豊前江
豊前国小倉藩の小笠原家伝来→1960年(昭和35年)あたりから行方不明
豊前国小倉藩は細川家の親戚。小倉城主・小笠原忠真は、細川忠利(忠興&たまの子供)の義兄弟。かつ、徳川家康のひ孫(家康→信康→信康の娘→忠真)
※忠真の家臣には宮本武蔵の子・伊織いる。伊織は島原天草の乱にも出陣しているんだよなぁ…

◆桑名江
本多忠政(本多忠勝の子)所持
忠政が伊勢国桑名藩主時代、民家の神棚に飾ってあったのをもらう

◆五月雨江
黒田長政→豊臣秀忠→前田光高(加賀前田家3代目)→徳川家光→尾張の徳川家友(尾張徳川家2代目)→その子供綱誠→5代将軍徳川綱吉→昭和になってから再び尾張徳川家へ
ボイスとか聞くにやはり影響が大きいのは綱吉。犬モチーフ、わんわん。

◆村雲江
豊臣秀吉→前田綱紀→5代将軍徳川綱吉→その家臣へ
いわずもがな綱吉の影響が強め。
悪役にされがちというのは、水戸黄門の物語において徳川綱吉が悪役にされがちだから(明君水戸光圀vs愚君綱吉の構図)。実際、光圀は綱吉の治世時代に幕政に影響があったし、綱吉の評判は当時からそんなによくなかった。
水戸光圀は家康の孫。綱吉は家康のひ孫。


6振の来歴を見るに、やはり徳川家の濃度が強め。
徳川将軍の所持刀だったソハヤノツルキ、五月雨江、村雲江。徳川家家臣の前田家・本多家の所持刀の大典太光世、桑名江。
豊前江の持ち主も徳川家に関わりがあるが、どっちかというとパライソに出陣していたことも含めそちらの影響が強そう。

ここでタイトル「東京心覚」について。
東京が「東京」と呼ばれるようになるのは明治維新以降。
そして「心覚」。これは調べると、「心に覚えていること、覚え書き、備忘録」というような意味。

これをそのまま噛み砕くと「東京についての覚え書き」「東京が心に覚えていること」みたいになる。

この「東京」が1番謎というか、「東京?江戸じゃなくて?」という感じで。
明治維新以降、東京の「東京」としての歴史で刀が出てくる出来事って多くないし、そもそももう近代兵器の時代だし(結びの響、始まりの音で「刀の時代の終わり」をやってるし)。
「東京」の戦…ってなると第二次大戦になるけどそれはさすがに重いし、ゲーム内でも出陣できてないしなぁ。

そこで、「心覚」をバラしてみる。
「心」をググると、いわゆる「心=感情」のほかに、「ものごとの根本・本性=芯」という意味も出てくる。
「覚」は、「知る、覚える」のほかに、「はっきりする、はっきり分かる、さとる」という意味もある(覚醒、の意味に近い)。

もしやこちらでは。
東京について覚えていること、ではなく、「東京である芯がはっきりした出来事」なのでは?
東京が明確に「東京に成る」物語なのでは。

江戸が「東京に成る」といえばもちろん幕末、明治維新。
ただし刀ミュでは、新撰組サイドの歴史から幕末をやっている。つまりそちらではない。
今回出陣する刀が徳川由来のものが多いことを考えると、「徳川幕府側から見た幕末」。
徳川幕府側から見た幕末の大きなターニングポイントって?そこを変えられたら歴史が一気にひっくり返るような出来事って?

……桜田門外の変じゃない?

そう考えると、村雲江と五月雨江がいる理由が見えてくる。
なぜなら、徳川家大老であった井伊直弼を暗殺したのは水戸藩の脱藩浪士たち。村雲江・五月雨江を(後世の創作の中でとはいえ)悪役にした水戸光圀のあとに続くものたちだ。

井伊直弼と水戸藩の水戸斉彬は政策の違いから対立していて、これは綱吉vs水戸光圀の対立も連想させる。
思想の弾圧を行い幕府の権力を強めようとした井伊直弼と、これを襲撃する水戸藩脱藩浪士。
結果、井伊直弼の暗殺により幕府の権力は衰退し明治維新へと転げていく。井伊直弼が幕府を強くしようとしたことへの反動のように。

桜田門外の変のwikiを見ると、「影響」の欄がこう締め括られている

明治維新への、直接的ではっきりした起点がこの桜田門外の変であった。

桜田門外の変は、まさに「東京が東京に成る」ための不可欠な事件。東京心覚、ぴったりでは?

また幕府を守ろうとした幕臣、という意味では井伊直弼と、パライソに出ていたらしい松平信綱は近いものがある。
徳川の治世を磐石なものにした三代将軍家光時代の幕臣を(パライソでたぶん)知っている豊前江が、今度は徳川の治世の終わりに向かう幕臣を見届けるのはめちゃくちゃなんかこう、エモいのでは。

そして、新々刀の水心子正秀と源清麿。
ハッキリした資料は見つからないけど、桜田門外の変に参加した浪士の誰かが水心子正秀や源清麿を持っていた可能性はじゅうぶんあるし、桜田門外の変のあの籠を刀でブスーーッ!てやるシーンはまさしく、「幕末の刀」のひとつの姿だし。

っていうかそう、そうなのよ…
あの桜田門外の変と言えば!っていう雪が降りしきる中、籠を刀で滅多刺しにするシーン、刀剣乱舞でめっちゃ見たくない??すごい似合うじゃん…

そして桜田門外の変があったのは3月24日、旧暦だと3月3日なので時期的にもぴったりだし……
あと今大河ドラマでちょうどこのあたりやってるし………

だから歴史人物キャストは
・井伊直弼
・徳川斉彬
・襲撃に参加した侍。実行隊長の関鉄之介とか…
の3名では???

っていう予想でした。
うー!楽しみ!

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