見出し画像

看護師国家試験対策

看護師国家試験対策の王道

看護師国家試験は、自分で理解し、覚えた知識をいかにこぼさずに試験当日にぶつけられるかの勝負です。
本番までに、どこまで正確に、どれだけ多くの知識を引き出せる状態になってるか、というゲームです。
日々こぼれ落ちる知識をつなぎとめるには、なんでも良いので何かと関連付けて覚えるのが良いですが、私は過去問と結びつけることを推奨します。でも、ただ問題を解いて○✕をつけるだけではなにも覚えられません。
「この問題を解くにはどんな知識が必要か」
「別の形式で出されるとしたらどう出るか」
「別の形式で出たとしたら何を覚えてたら正解できるか」
過去問を解くたびにこれらを考察し、本番までに、どこまで知識を、どういう考え方を持っていれば、問題をどう読み解いたら、正解できるのか、ということに執着して過去問に向き合うことが必要です。
試験当日には、問題をみたら過去問を思い出し、該当の分野の知識を思い出し、問題に答えるにはその知識をどうやって使ったらよいか頭をひねって正答を絞り出してください。

あなたは必要なものはすべて持っている

看護師国家試験の対策において、講義のとおりに教科書使って体系的に分野ごとに勉強していくのも良いですが、あまり良い方法とは言えません。
覚えなければならない量が膨大すぎるし、人間は忘れる生き物なので国試まで正確に覚えておけるかは微妙なところでしょう。
かろうじて覚えられたとして、覚えたものがそのまま国試に出ることは稀で、効率が非常に悪いのです。
なので、過去問を入り口にし、その問題を解けるようになるためにはどんなことを覚えてなくちゃいけないのか考え、その範囲の知識を理解し、覚える。それを繰り返すことでなるべく知識の穴をなくす方法を推奨します。
模試をたくさん受けるのは推奨しません。
なにも考えないで過去問を繰り返し解くのも意味ないです。
問題を解いたら、間違えたものは2度と間違えないように、正解したものは次もまた正解できるように、その問題で正解を出すのに必要な知識を理解し、覚えることが必須です。
したがって、問題を解けば解くほど、理解し覚えなければならない項目が増えていくわけです。
模試を解いたらすべての問題でこれをやる必要があります。やらないと模試を受けた意味がありません。
覚えるのは、大変です。苦労して覚えても、覚えたそばから忘れていきます。
たくさんの問題を解くということは、覚えるものをどんどん増やし、自分の首を絞めていくことと同義です。
取り組むものはクエスチョンバンクの必修と一般、レビューブックがあれば十分でしょう。

このnoteの使い方

このnoteは、クエスチョンバンクに掲載された過去問を解くために必要な知識を、クエスチョンバンクとレビューブック、筆者の知識や考えをもとにまとめたものです。
使い方としては、
①まず自分で過去問を解いてみる。
②すべての選択肢を理解して正解なら〇、消去法でかろうじて正解なら△、不正解なら×をつけ、自分の中での不確かな知識がなんなのか把握してください。
③問題と該当する分野のnoteを照らし合わせて、noteの知識を持っていれば問題は解けるのか確認してください。                ④noteの知識を理解し、内容を把握。その内容を暗記し、何も見ないでも誰かに説明できるようにする。
という風に使ってもらえればと思います。

まずどこから手を付ける?

まずやるべきは基礎看護学と健康支援と社会保障制度です。
基礎看護学は最もボリュームが大きいです。
バイタルサインや、コロナ禍の今重要視される感染経路などが含まれます。さらに非常に重要な点は、足切りである必修の中での問題数が最も多いことです。

健康支援と社会保障制度は2番目にボリュームが大きいです。
さらに、医療保険、介護保険、地域医療などの制度、法律関連といった覚えにくい分野であるため早い段階から一度おさえておくのが良いでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?