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看護師国家試験 老年看護学

高齢者に関する統計
〇高齢者の人口

・令和元(2019)年10月1日現在人口推計(総務省統計局)による、日本の総人口に占める老年人口の割合について説明してください。
 約3589万人、28.4%→経済協力開発機構(OECD)加盟国中最も高い

・国立社会保障・人口問題研究所による、2025年、2065年の日本の総人口に占める老年人口の割合についても説明してください。
 2025年:30.0%、2065年:38.4%
 ※2025年:団塊の世代が75歳以上になる

・高齢化社会、高齢社会、超高齢社会について説明してください。
 高齢化社会:7%、高齢社会:14%、超高齢社会:21%

〇高齢者の生活

・全世帯のうち、65歳以上の高齢者がいる世帯(家族成員に1人でも高齢者がいる世帯)の割合について説明してください。
 49.4%

・65歳以上の高齢者がいる世帯(2558万世帯)のうち、夫婦のみの世帯、単独世帯(1人暮らし)、三世代世帯の割合について説明してください。
 夫婦のみの世帯(32.3%)、単独世帯(1人暮らし)(28.8%)、三世代世帯(9.4%)

・高齢者世帯の所得について説明してください。
 63.6%が公的年金・恩給

・最期を迎える場について説明してください。
 最も希望が多いのは自宅、次いで医療施設
 実際の死亡場所は病院が最も多い

〇加齢による身体的機能の変化

・成人と高齢者の体重に占める水分量の割合について説明してください。
 成人:60%
 高齢者:50~55%

・生理的老化と病的老化について説明してください。
 生理的老化:加齢に伴う生理的な機能低下
       例)骨量低下、動脈壁の肥厚・弾性低下、年齢相応の記憶力低下、水晶体弾力低下 等
 病的老化:生理的老化の過程が著しく加速され、病的状態を引き起こす
      例)骨粗鬆症、粥状動脈硬化、アルツハイマー病、白内障 等

・歩行機能、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、平衡覚の加齢による変化について説明してください。
 歩行機能:筋力や持久力、敏捷性等の低下により、老年性歩行(前傾姿勢、上肢の振りが小さい、すり足歩行、歩幅の縮小など)や歩行速度の低下がみられる。
 視覚:水晶体の弾力の低下と毛様体筋の萎縮による老視
明・暗順応の低下、視野の狭窄、色覚の低下
 聴覚:老人性難聴が生じる
    ※老人性難聴:加齢が原因の感音性難聴、
内耳と中枢神経系の機能低下によって生じる
           明瞭度低下(語音弁別能の低下)、高音域が聞こえなくなる
 味覚:全体的に低下(閾値が上昇)
 嗅覚:においの識別が難しくなる(嗅覚は味覚より加齢の影響を受けやすい)
 平衡覚:前庭神経核や有毛細胞の減少、耳石の変性により平衡機能は低下(めまい、ふらつきが生じやすい)

・消化管、循環器、内分泌、腎・泌尿器、血液、呼吸器、運動器、生殖機能の加齢による変化について説明してください。
 消化器:直腸内圧閾値上昇
     食道・腸蠕動運動低下、消化液の分泌低下、唾液分泌量低下
 循環器:左心室壁肥大、収縮期血圧上昇(孤立性収縮期高血圧)、血管抵抗性上昇
     安静時の心拍出量はあまり変わらない
 内分泌:性腺刺激ホルモン、副甲状腺ホルモンは上昇
      カルシウム吸収低下→副甲状腺ホルモン分泌過剰→カルシトニン減少
コルチゾールは変化しない
成長ホルモン、メラトニンは減少する
      メラトニン減少→睡眠障害
 代謝:空腹時血糖上昇
    基礎代謝低下
 腎・泌尿器:糸球体数減少、尿の濃縮機能低下、腎血流量低下
       尿量は大きく変わらない
       前立腺の腫大により重量が上昇
 血液:造血能低下(赤血球やT細胞などの減少)
     T細胞の減少により抗体産生も低下する
     B細胞は変化しない、自己抗体は増加する
 呼吸器:残気量上昇
     1秒率低下、肺活量低下、肺拡散能低下、最大換気量低下
胸壁コンプライアンス(胸壁の硬化)低下、咳嗽反射低下、肺の弾性収縮力低下
 運動器:筋肉量低下、身体活動低下、熱産生能低下、神経伝達速度低下
 皮膚:体温調節機能低下、温度・触・圧・痛覚の体性感覚低下
 生殖機能の加齢による変化:エストロゲン(卵胞ホルモン)低下
 

〇加齢による精神的機能の変化

・流動性知能と結晶性知能について説明してください。
 知能には流動性知能と結晶性知能がある。
 流動性知能(流動性能力)は、20歳ごろにピークを迎えた後に低下していき、60歳を超えることに急激に低下する。結晶性知能(結晶性能力)は60歳手前でピークを迎え、それ以降は緩やかに低下する。

〇加齢による社会的機能の変化

・サクセスフルエイジングについて説明してください。
 加齢に伴うライフサイクル上の発達課題(喪失など)に適応しながら望ましい心身機能や生活機能(自立度)を保持し、自分の人生に対して納得し満足している状態。
 つまり、老化の過程にうまく適応すること。

高齢者の権利擁護
〇高齢者の権利擁護

・エイジズムについて説明してください。
 年齢をもとに、ある特定の個人や集団に対して偏見を盛ったり差別したりすること。

・平成3年(1991)に国際連合総会(国連総会)で決議された「高齢者のために国連原則」について説明してください。
 高齢者の自立、参加、ケア、自己実現、尊厳

〇高齢者虐待

・高齢者の虐待について説明してください
 被虐待高齢者(虐待を受けている高齢者)17686人のうち、女性が76.3%、要介護認定者が67.7%を占めている
 被虐待高齢者から見た虐待者の続柄は、息子が39.9%で最も高く、夫が21.6%、娘が17.7%
 被虐待者には認知症高齢者が多く、家庭内での虐待は潜在化しやすい
 「高齢者虐待の防止、高齢者の擁護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法)」では、虐待を発見したら速やかに市町村に報告しなければならないと定められている

〇高齢者の安全確保と身体拘束

・介護保険施設などでの身体拘束について説明してください
 高齢者虐待防止法において、身体拘束は身体的虐待の一つに位置付けられ、原則禁止されている
 ※身体拘束:四肢や体幹を縛る行為、ベッドを柵で囲む、居室に閉じ込める、見トン型の手袋やつなぎ服を着用させる、車いすやいすからの立ち上がりを妨げる椅子や安全ベルトを使用する、問題行動を防ぐための向精神薬や睡眠薬を過剰使用するなど

生活アセスメント
〇高齢者の生活アセスメント

・ADLについて説明してください
 日常生活で行っている動作や行動を指し、どの程度自立した生活が可能かを判断し、最適な介護の方法を定めるための情報となる
 全職員でADLの評価を共有し、ADLの維持・向上を目指したケアが行われる

・CGAについて説明してください
 高齢者総合的機能評価(CGA)
 高齢者を疾患だけでなく、身体的・精神的、社会・環境の側面から包括的に評価すること
 CGAは高齢者のQOL向上を目的としており、多職種チーム間で結果を共有して役立てることが重要

・問題解決型思考と目標志向型思考の看護実践について説明してください
 問題解決型思考の看護実践:疾患・障害により対象者の自律的な生活を阻害している要因を除去し、健康問題を解決していくプロセス。標準的な検査・治療や急性増悪に伴う健康問題の解決を目指すときに向いていると言われている
 目標志向型思考の看護実践:患者本人が「こうなりたい」と思うことを目標に据え、患者が生活の主体者として日常生活において可能かなぎり自律的な生き方ができるよう、看護専門職者が支援し、働きかけること

〇高齢者の歩行・移動(転倒)

・高齢者の転倒の原因について説明してください。
 外的要因
  ①屋内外の生活環境 ②不適切な移乗・移動補助具
 →生活環境内ではできるだけ段差をなくし、廊下や階段、浴槽には手すりや滑り止めなどをつけ、履物には靴ひもを使わない履きやすく滑りにくいものを使用する
 内的要因
  ①加齢に伴う機能低下(運動・感覚・認知機能)
  ②老年症候群
  ③精神的要因(不安や気持ちの焦り等)
  ④疾患・障害(変形、麻痺、陥入爪等)
  ⑤薬剤による影響(睡眠薬、抗不安薬、降圧薬、血糖降下薬、抗てんかん薬等)

・高齢者で転倒に注意するべき理由について説明してください。
 高齢者は骨強度(骨密度と骨量)が低下するため、転倒により容易に骨折するため。
 特に閉経後の女性は、骨吸収を抑える働きがあるエストロゲンの分泌が低下するために、骨量が減少し骨粗鬆症になりやすい。

・サルコペニア、フレイル、ロコモティブシンドロームについて説明してください。
 サルコペニア:筋量・筋力の低下により、身体機能が低下している状態
 フレイル:加齢にともない体力や気力が低下し、健康障害に対する脆弱性が増加した状態
 ロコモティブシンドローム:運動器の障害により要介護の状態や要介護リスクの高い状態となること。原因は加齢による運動器機能不全と、運動器自体の疾患。

〇高齢者のセクシュアリティ

・高齢者のセクシュアリティについて説明してください。
 セクシュアリティは親密性などの人間関係や個人の性の指向性なども含み、QOLに関わるため、高齢者においても尊重されなければならない。

コミュニケーション
〇高齢者とのコミュニケーション

・高齢者とのコミュニケーションで留意することについて説明してください。
 「〇〇さん」のように名前で呼ぶことや敬語を用いることによって、高齢者への敬意を保ち、共感的な対応を行う
 静かな環境でゆっくりはっきり話し、特に子音ははっきり発音する
 低めの声で、文節ごとにはっきり話す
 相手のペースに合わせ、ときにはジェスチャーなどの非言語的コミュニケーションも用いる
 生活歯を聴取することで、高齢者の人生そのものを理解し、ケアに活かすことができる。その際、高齢者が話しやすい時代の思い出から聴取し、時代背景を含めて理解することが重要

食生活の援助
〇高齢者の食生活の援助

・PEMについて説明してください
蛋白質・エネルギー低栄養状態のことで、protein-energy malnutritionの略
エネルギーとタンパク質の慢性的な摂取不足や疾患の侵襲により、要介助度の高い高齢者ほどタンパク質・エネルギー低栄養状態(PEM)となる可能性が高い
高齢者や入院患者は筋肉や内臓を構成するタンパク質の減少から潜在的にPEMの状態になっていることが多い
米国栄養士会ではPEMの栄養診断基準として、BMI<18.5、体重減少率≧10%/6か月、血清アルブミン値<3.4g/dLが採用されている

・食機能における加齢による変化について説明してください
 歯の喪失、唾液分泌量低下、嚥下筋群の筋力低下、咳嗽反射低下、咀嚼・嚥下機能低下
 本人の咀嚼・嚥下機能に合わせて軟らかく調理する、とろみをつけるなどの工夫も大切

・高齢者の一日の必要水分量の求め方について説明してください
25~30(mL)×体重(kg)

活動と休息
〇高齢者の活動と休息

・高齢者の睡眠について説明してください
 高齢者は眠りが浅く、目覚めが早くなるため、睡眠による満足感が考えられにくい
 日光を浴びることは、交感神経を刺激し覚醒を促すと同時に、夜間の睡眠に関与するホルモン(メラトニン)の分泌を高める
 老人性皮膚掻痒症や老人性乾皮症などでは強い掻痒感によって夜間覚醒することが多くなる。そのような高齢者には、就寝前に保湿クリームを塗布する

服薬管理
〇高齢者の服薬・薬物動態

・薬物の代謝・排泄に対する加齢の影響について説明してください
吸収
 胃酸分泌や消化管運動、胃腸管血流量の低下
分布
 ①総水分量の減少→水溶性薬物の血中濃度が高くなりやすい
 ②体脂肪の割合の増加→脂溶性薬物の血中濃度は低下するが、脂肪組織へ蓄積することで薬効が変化しやすい
 ③血清アルブミンの減少→アルブミンと結合していない遊離型の薬物の血中濃度が高くなりやすい
代謝
 肝細胞数や肝血流量、薬物代謝酵素の減少によって、薬物代謝は低下する
 肝臓での代謝率の高い薬物(カルシウム拮抗薬、鎮痛薬など)では、血中濃度の増加と半減期の延長によって副作用(有害事象)が出現しやすい(薬効は増大する)
排泄
 腎臓や肝臓の機能低下により、腎・肝排泄型薬物の半減期が延長し副作用が出現しやすい

・ベンゾジアゼピン系睡眠薬と非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDS)の高齢者で注意が必要な副作用について説明してください
 ベンゾジアゼピン系睡眠薬:筋弛緩作用によるふらつき
 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDS):上部消化管出血などの消化器症状

・ODPについて説明してください
 one dose packageの略
 内服薬を1回分ごとにまとめること
 少しでも服薬行為を簡素化し、わかりやすくする方法の1つ
 
老年症候群
〇高齢者の脱水

・高齢者の脱水の要因について説明してください
①老化による機能低下
 除脂肪体重の減少(特に筋肉量の減少)に伴う総体液量の減少(特に細胞内液量の減少)
 腎機能、水分再吸収機能の低下
 渇中枢感受性の低下
②脱水を促進する因子
 脱水を引き起こす薬剤(利尿薬など)の服用
 疾患や障害による水分摂取不足、排泄過多

〇廃用症候群

・廃用症候群について説明してください
 長期臥床などの活動性が低下した状態によって生じる、二次的な身体臓器の機能低下や精神活動の低下

・脳、心臓、肺、消化管、骨、関節・筋肉それぞれの廃用症候群について説明してください
 脳:周囲への関心や意欲が低下し、認知機能低下や抑うつ傾向になりやすい
 心臓:心機能低下による起立性低血圧、頻脈、血行障害による深部静脈血栓症、浮腫が生じやすい
 肺:肺活量・分時換気量・咳嗽力の低下により低酸素血症、誤嚥性肺炎や沈下性肺炎になりやすい
 消化管:蠕動運動や消化吸収機能の低下により、低栄養、脱水、便秘になりやすい
 骨:骨量減少や骨萎縮により、骨粗鬆症が起こりやすい
 関節・筋肉:関節の拘縮・変形や筋委縮・筋力低下により、ADLの低下が起こりやすい

・長期臥床による生体への影響について説明してください
 骨からのカルシウムの遊離が起こる。また、下肢からの静脈還流量低下による心拍出量低下、脈拍数上昇、最大酸素摂取量低下などにより起立性低血圧が起こりやすくなる
 廃用性筋委縮が生じ、さらに関節拘縮や尖足を起こすことで寝たきり状態となりやすい

・廃用症候群の予防について説明してください
 早期離床を心がけ、高齢者にとっての負担の少ない自動・他動的関節可動域(ROM)訓練や、良肢位のポジショニングを行う

〇高齢者の尿失禁/便失禁

・高齢者の尿失禁について説明してください
 排尿機能の変化や障害による器質性尿失禁(腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、溢流性尿失禁)と、認知機能やADLなどの低下により排尿行為が障害される機能性尿失禁がある

・機能性尿失禁の対処法について説明してください
 病室をトイレの近くに変更したり、着脱しやすい衣服を利用したり、排尿パターンを把握し定期的にトイレに誘導したりすることが有効。認知機能が低下している場合、トイレの表示を目立たせるといった工夫も考えられる

・尿失禁・便失禁がある場合の看護について説明してください
皮膚炎や褥瘡、尿路感染症が起こりやすくなるため、パッドの交換頻度を増やす、陰部洗浄やシャワー、入浴などで清潔を保つなどの援助をする

〇高齢者の睡眠障害

・高齢者の睡眠障害について説明してください
 不眠症、睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害が見られやすい、不眠症の症状には、入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠困難などがある

・睡眠障害の対処法について説明してください
 特に入院中などでは、日中に、散歩や本人に合った運動または活動で身体を動かし、1日の生活リズムをつくって昼夜逆転を予防する
 スムーズに入眠するために、足浴をしたり静かな音楽を聴いたりするなど、緊張の緩和に努める

老年期疾患の特徴
〇高齢者の罹患時の特徴

・高齢者の罹患時の特徴について説明してください
複数の疾患にかかりやすく、慢性化しやすい
複数の臓器に障害が生じやすく、合併症を起こしやすい
自覚症状が少なく、疾患特有の症状が出現しにくく、症状が非定型的であるため、発見が遅れがちで、急変・重症化しやすい

・高齢者に起こりやすい電解質異常について説明してください
細胞内水分量の減少、腎機能や水分再吸収機能の低下、渇中枢感受性の低下などにより、下痢、嘔吐などを生じることが多く、低ナトリウム血症と低カリウム血症を生じやすい

〇高齢者の消化器疾患の特徴

・高齢者の消化器疾患の特徴について説明してください
食道蠕動運動の低下や下部食道括約筋(LES)の機能低下により、胃食道逆流症(逆流性食道炎)が起こりやすく、胸やけなどの症状がみられる
腸蠕動運動は低下し、腸内に便が滞留しがちになる。また、直腸内圧閾値の上昇により排便反射が起きにくくなったり、腹筋力の低下により腹圧をかけにくくなったりするため、便秘になりやすい。特に長期臥床などが関連する弛緩性便秘が多い

〇高齢者の呼吸器疾患の特徴

・高齢者の呼吸器疾患の特徴について説明してください
呼吸筋力の低下や胸壁の硬化(胸壁コンプライアンス低下)、肺活量低下、肺拡散能(ガス交換機能)の低下が見られ、低酸素血症が起こりやすい

〇高齢者の運動器疾患の特徴

・高齢者の骨折について説明してください
高齢者の転倒による骨折では、
腰を打った場合は、大腿骨頸部骨折(最も多い)
尻もちをついた場合は、頸部圧迫骨折
手をついた場合は、橈骨遠位端骨折
肩を打った場合は、上腕骨近位端骨折
胸部を打った場合は、肋骨骨折が好発する

〇高齢者の生殖器疾患の特徴

・女性の生殖器の加齢に伴う疾患について説明してください
エストロゲンの減少
①萎縮性膣炎 ②尿失禁 ③骨粗鬆症 ④脂質異常症
骨盤底筋群の筋力低下
 子宮脱

〇高齢者の精神疾患の特徴

・高齢者のうつ病について説明してください
 典型的な気分の落ち込みなどの症状は目立たず、だるさ、不眠、肩こり、頭痛、しびれなどの身体症状や、不安や焦燥感などの非定型的な症状の訴えが多いのが特徴
医学的には異常はないのに、大病を患っていると妄想する、心気症状が現れる場合がある
高齢者を対象としたうつ症状のスクリーニング検査には、老年期うつ病評価尺度(GDS)が用いられる

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