foreachループ文
//配列の初期化
$treasures = ['美味しいりんご', '鮮やかな花束', '笑顔の種'];
foreach ($treasures as $treasure) {
echo "発見:$treasure\n";
}
出力:
発見:美味しいりんご
発見:鮮やかな花束
発見:笑顔の種
制御構造
制御構造は、プログラムの実行フローを制御するための構造や命令のことです。プログラミング言語において、特定の条件に基づいて命令の実行を決定したり、ループを実行したり、あるいは他のプログラムのフローを制御するための仕組みを指します。条件文、ループ文、分岐文などがその例で、それらを組み合わせてプログラムの実行順序や条件に合わせた動作を実現します。制御構造はプログラムの論理的な流れを決める重要な要素です。
foreachループ文
foreach文とは、配列または連想配列に対して、先頭のデータから順に繰り返し処理を行うための命令です。
「as」(〜の要素ごとに)の後ろの変数に、ループの度にデータが先頭から順に代入されていきます。asの後ろの変数名は何を指定してもよいです。
foreach書き方 配列
//配列の初期化
$towns=array('東京','大阪','名古屋');
//1周目と2周目、3周目と配列から値を取得し、変数($town)に代入
foreach ($towns as $town) {
echo $town.'';
}
//結果:
//東京 大阪 名古屋
※foreach ループは、与えられた連想配列の要素を順番に処理し、最後の要素まで到達したら自動的に終了します。
//配列の初期化をより簡潔に書くことも可能です。
$towns = ['東京', '大阪', '名古屋'];
foreach書き方 連想配列
foreach文では、配列内のデータが順次「キー変数」、「値変数」に代入され、それに対して処理が繰り返し適用されます。
「キー変数」には、配列のときはインデックス番号が、連想配列のときはキーが代入されます。ただし、「キー変数」の部分は省略可能です。
//連想配列の初期化
$colors = array(
'Apple' => 'red',
'Banana' => 'Yellow',
'Grape' => 'Purple'
);
//1周目のループでは、$key = 'Apple', $value = 'Red'となる。
foreach ($colors as $key => $value){
echo $key.':'.$value.'';
}
//結果: Apple:Red Banana:Yellow Grape:Purple
`foreach` ループでは、`as` の後ろに書かれた部分が、連想配列内の要素を指し示す変数を決める役割を果たします。この部分は`=>`で区切られ、左側の変数は要素のキーを、右側の変数はその対応する値を表します。この構文によって、ループは自動的に配列の要素を順に読み込み、指定された変数に各要素のキーと値を代入します。プログラマーは自由に変数名を選ぶことができ、コードを理解しやすくするために役立てることができます。
キーを使用しない場合は、キー変数は省略可能
//連想配列の初期化
$colors = array(
'Apple' => 'red',
'Banana' => 'Yellow',
'Grape' => 'Purple'
);
foreach ($colors as $value){
echo $value.'';
}
`foreach` ループは、配列や連想配列の要素を一つずつ取り出して値を処理するための手段です。
文字列の構築方法
PHPでは変数と文字列を連結するために .(ドット)演算子を使用します。
ドット演算子 (.) を使用する場合:
文字列の結合にドット演算子を使用する方法です。変数と文字列を明示的に結合しています。シンプルで読みやすいです。
echo $key . 'は' . $value . '点です。';
ダブルクォート (") 内で変数を展開する場合:
(`{}`を使って変数を囲むと、コードがより明確で読みやすくなります。)
echo "$key は $value 点です。";
ダブルクォート内で変数を直接展開する方法です。変数がダブルクォート内にある場合、その変数はそのまま(値が文字列にそのまま挿入)展開されます。簡潔で見やすいですが、複雑な式や大きな文字列を扱う場合、可読性が低下することがあります。
コードの可読性を重視する場合、複雑な文字列や複数の変数が絡む場合は、文字列の結合(.演算子)を使用する方が良い場合があります。
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