![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144375577/rectangle_large_type_2_4be9d29c48237e252d8a2e5006abf252.png?width=800)
可変関数とは
可変関数とは、PHPで関数名を変数として扱う方法です。これにより、実行時に動的に関数を呼び出すことができます。
また、任意の関数名を変数に格納して、その変数を通じて関数を呼び出す方法です。
可変関数を使って関数を動的に呼び出す方法:
### コードの説明
1. **関数の定義**:
- `foo()`: メッセージを出力する関数。
- `bar($arg)`: 引数を受け取ってメッセージを出力する関数。
- `echoit($string)`: 渡された文字列を出力するラッパー関数。
2. **関数を変数に格納**:
- `$func = 'foo';`: 文字列 `'foo'` を `$func` に代入。
- `$func = 'bar';`: 文字列 `'bar'` を `$func` に代入。
- `$func = 'echoit';`: 文字列 `'echoit'` を `$func` に代入。
3. **可変関数の呼び出し**:
- `$func();`: `$func` に格納された関数を呼び出す。
### 実行結果
```php
<?php
function foo()
{
echo "In foo()<br />\n";
}
function bar($arg = '')
{
echo "In bar(); argument was '$arg'.<br />\n";
}
// これは、echo のラッパー関数です。
function echoit($string)
{
echo $string;
}
$func = 'foo';
$func(); // This calls foo()
$func = 'bar';
$func('test'); // This calls bar()
$func = 'echoit';
$func('test'); // This calls echoit()
?>
### 出力
```
In foo()
In bar(); argument was 'test'.
test
```
### 解説
1. 関数の定義と使い方:
foo(), bar($arg), echoit($string) のそれぞれが異なる形式で関数を定義しています。
2. 変数に関数名を格納:
$func = 'foo';, $func = 'bar';, $func = 'echoit'; のように、関数名を文字列として変数に代入します。
3. 可変関数の呼び出し:
$func() を使って、変数に格納された関数を動的に呼び出します。
この方法を使うことで、実行時に動的に異なる関数を呼び出すことができ、柔軟性のあるプログラムを作ることができます。特に、関数名を動的に決定する場合や、コールバック関数を使う場合に便利です。
初心者の場合、次の点について理解を深めると良いでしょう:
• 関数名を変数に格納する方法
• 変数を使って関数を呼び出す方法
• 関数の定義と呼び出しの基本
これにより、可変関数を理解し、自分のプログラムに応用することができるでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?