ここのところ特に何があった訳でもないが慌ただしい日が続いている。毎日余裕もなく、朝から起きてずっと走り回って、気付けば夕方になっていることもある。 そんななか、車に乗ってる時に沢山お墓の立っている場所を通り過ぎた際上の子が 「うわー!おはかばたけだ!」 と言った一言が忘れられず、ついnoteに残しておきたくて書き出してしまった。 言い得て妙だなぁと思ったものの、霊園とか、共同墓地とかって言うんだよと伝えた。 でも母は今度から霊園を見たら、おはかばたけだって思っちゃうだ
おしゃべりがますます楽しくなってきた下の子。 駅で雨降りの中電車を待っていたら、 「あめさん、今から電車に乗ってくるね。」 と声をかけていた。 またあるときは 「はとさん、今からプールに行くんだよ。」 と鳩にこれからの予定を告げていた。 でも、知らない人から話しかけられると恥ずかしくなってしまうお年頃。 上の子の時はみられなかった、はにかみながら母の後ろに隠れる姿はまた新鮮である。 まずは人以外で練習しているのかな。と思いつつ、こんなに可愛い声かけができている
子どもたちとお風呂に入っていたときのこと。 「ママのボディソープで洗いたい」と上の子。 どうやら香りがとても気に入ったらしい。ラベンダーの香りで私も癒されていた。 「この匂い良いよね!ずっとこのボディソープで体洗いたい!」 大層気に入ったんだなぁとふむふむきいていたら、 「このイクラの匂い!!」 あれ、北海道ぐらいしか共通点見つけられない。 イクラの匂いがするのかどうか試してみたけど、言われてみればイクラを食べた後の鼻に抜ける香りに似てなくもないのか?どうなのか
遠足で上の子が動物園に行った。 「動物園の動物は野生から連れてきてるんじゃないんだって。」 「キリンの足と首の長さはおなじぐらいなんだって。」 と母の知らなかった知識をどんどん披露してくれる上の子。 さぞ楽しかったのだろうと、ニコニコしながら話を聞いていた。 「冬は寒いかもしれないから、春休みあったかくなったら一緒に行きたいな。」と提案したところ 「ライオンの口が臭いから、行くのはいいかな。」とまさかの生理的な理由でNGがでた。 ライオンの口は臭い。40年近く生
ここ数年特急SONICに乗ってよく実家には帰省していた。 約2時間の鉄道旅。 子ども2人連れて、大人は1人。荷物は沢山あるが、子どもが寝てしまうと抱っこと荷物でてんてこ舞いになるなかなかの修行である。 でも電車に乗ることが好きな私にとっては結構楽しい時間だったりする。 そして今年の夏休み中に、今住んでいる大分から神戸まで子ども2人大人1人で片道だが移動する機会を得た。 5歳児、2歳児、アラフォー母の珍道中。どんなに少なく見積もっても移動時間は4時間弱。果たして上手くい
完全に油断していた。 夏休みが終わり、ようやく幼稚園が始まって好調なように見えた二学期。 強烈な手足口病のウイルスをもらってきて、とても辛そうな上の子。幼稚園始まると避けれないウイルスのお裾分けだと思い、食べれるものをひたすら考えている。 そんな日常の中事件は起こった。 我が子の連れて帰ってきた 『せすじすずめ』の幼虫が家の中で行方不明なったのだ。 セスジスズメの幼虫とは、 モスラのフォルムでバトラのカラーリングというなかなか強烈な見た目に加え、大きさと重さが控えめ
あっという間に前半戦が終了していた。パリ五輪と共に。 こんなにオリンピックを見なかった年は初めてというくらいめまぐるしい夏を過ごしている。 そんなバタバタの中、ショートショート形式で夏休みの前半を振り返ってみる。 ⓵扇子を扇というセンス 折りたたみの扇子をいつも扇と言っていた。 この扇がないとうまく話せないんだ!と扇子を探す上の子。一瞬だけ高座に上がる噺家の姿が見えた。 ②蛹のお裾分け 家に蝶の蛹があるからいらない?と近所の方に言われてもらってきた。 緑色の形からだん
虫が好きな上の子と共に素数蝉のテレビを見ていた時のこと。 アメリカでは13年蝉と17年蝉が同時に出てくる221年ぶりの出来事だということで、セミが羽化するところが映像で出ていた。 羽化しようとする蝉に別の幼虫がしがみついてしまい、2匹ともうまく羽化できずに地面に落ちてしまう映像を見ていた上の子が、 「にんげんで良かったー。蝉だったらねぇ。あんな感じになることもあるかもしれないし。」 と人間として生まれてきたことに密かに感謝していた。 大きくなって、色々なことに傷つけ
野菜がとても苦手な上の子。 幼稚園にで茄子を育てているが、収穫に飽きて、茄子についたニジュウホシテントウを愛でる日々が続いている。 そんなある日、ブロッコリーにドレッシングをかけて食べていた私の姿を見て、 「そのブロッコリーに付いてるのはニジュウホシテントウ?」と聞く。 ニジュウホシテントウが美味しそうにブロッコリーを食べているように見えたそうな。 流石にテントウムシドレッシングは遠慮したい。 その後に、マヨネーズをかけたブロッコリーを見せると 「ブロッコリー食
楽天でスーパーセールあってるなぁ。と思いながら夜ご飯を作っていた本日。 『ピッ!385円です。』とボタンを押すと値段を言うおもちゃで遊んでいた上の子。 あらゆるものにかざしながら、これはいくら、あれはいくらと試していたところ、 「ママはいったいいくらなの?」と言いながらボタンを押してきた。 『ピッ!半額です!!』 お買い得が過ぎる。 半額ということは、タダではないということだが、元の値段が気になる。 もう一度トライすると 『ピッ!230円です。』 トミカも買え
先日上の子と一緒に虫取りをしていた。 側溝の小川の近くにトンボが飛んでいるのを発見した我が子。 網を伸ばすも手が届かず。 すると突然、振り上げていた網を下ろしてその場に腰をかけた。 「網を下ろして座ってたら、魚をとりに来てる人に見えてトンボがこっちに来るかも!!」 斬新すぎる。 虫を油断させる作戦なんて考えもしなかった。 しかしトンボはどこ吹く風で遠くに飛んでいってしまった。 今年の夏、暑さでヨロヨロしているトンボを捕まえられますように。 私は家で涼んでおきたい
普段あまり夜泣きをしない下の子が珍しく夜中泣き出した。 よく聞くと何か喋っている。 「〇〇(→下の子の名前)のバナナ無くなっちゃった!!」 バナナが無くなったって、バナナ大好きっ子にとっては大事件。てかどんな夢を見てるんだろうと思ったら、 「お腹の中!!!」 と言っている。 総合すると バナナがお腹の中に隠れた。→バナナ食べただけの夢。 もっともっと我が子が小さい頃散々夜泣きで起こされていた。 もしかしたらその何百回もの夜泣きの中にバナナ食べてしまって無くなっ
近所の公園の遊具がリニューアルしたので、子ども2人を連れて遊びに行ってみた。 新しい遊具にテンションがマックスになる子どもたち。 たまたま公園のアイドリングタイムだったのか、他に人もおらず貸切状態で遊具を堪能していた。 その時までは、、。 公園の遊具の上にいると、夏日に近いはずなのにダウンコートを着ている人が見えた。 あれ ズボンめっちゃ短いの着てるのかな?それとも着てないのかな? 「安心できません。履いてませんよ。」の人が小粋に公園内を歩いている。 すぐに通報
先日実家近くの日本庭園に子どもたちと共に遊びに行った。 そこは大きな池もあって、鯉に餌をあげることもできる子連れにはとてもありがたい庭である。 そこで上の子が一生懸命餌をあげていると、どんどんどんどん鯉が寄って来た。 途中怖くなったのか、餌の袋を池に全てぶちまけて 「もうありませんよー!!!」 と絶叫。 鯉を説得しようと試みていた。 例え鯉相手でも敬語で話す我が子を初めて見て、成長を感じた春のひと時であった。 あと、鯉の餌とボーロが似ていたのか試食を試みようとし
春休みがやって来た。いや、やって来てしまった。 春休みを経験するのは2度目なのだが、冬休みよりは長く、夏休みよりは寒い季節なので子どもの体調も整っておらず、この少し長いお休みをいかに過ごすか3学期の間考えて過ごしていた。 いかにこの春休み期間自分が機嫌良く過ごせるのか考えて出た答えが 『春休み期間中の家事を3学期に前倒しする。』 であった。 具体的に行動したことは、 ①自分が普段よく使う場所の整理整頓 長期休みの時は3食作る機会が増えてくる。台所に立つ際に、物を
木琴を抱えて新幹線に乗り、向かった先は広島県。 流石の子どもたちも2泊3日旅行に出たことは初めてだったのもあり、疲労のピークを迎えていた広島での朝。 船に乗り宮島に上陸したものの、もう一歩も歩きたくない上の子。 厳島神社の本殿までは歩けないだろうと諦めかけたその時、たまたま時刻は満潮。すっきりと晴れており風もない。 何度か厳島神社に来たことはあったが、鳥居の下を船でくぐることができる手漕ぎぶねサービスを発見。渡りに船とはまさにこのこと。 我が子のおかげで初めて海から