三神ナシヤン

世は大Vmax時代…強大な力を持ったVmaxポケモンがひしめく中、勇敢な兄弟が力を合わせて立ち上がった…

と、いうわけでさっそくレシピの紹介です。

画像1

はい、もう皆さんお分かりの通りザシアンザマゼンタです。

正直、現環境めちゃくちゃ強いと思います。

初めに、なぜこのデッキを組もうと思ったのかを解説します。

現環境のTier表は、大まかに下のようになっています。

Tier1 ムゲンダイナVmax ゲンガーブラッキー 連撃ウーラオスVmax

Tier1.5 三神四鳥 リーフィアVmax

Tier2 黒馬バドレックスVmax 三神ザシアン 白馬バドレックスVmax

Tier3 連撃テンタクルカラマネロ 小ズガ

といったところでしょうか。

次弾の蒼空ストリーム、摩天パーフェクトではレックウザVmaxとジュラルドンVmaxが収録されており、おそらくどちらもTier1.5以上には入ってくると思われます。

このような環境でまともに殴り合おうと思うと、高耐久かつ高火力が求められると思います。そこで考えました。進化される前に倒してしまえばいいじゃないか、と。

一時期流行ったマッハザシアンにアレンジを加えたレシピに仕上がっています。

構築時に考えたことは大きく二つです。

① 先攻二ターン目に100%、後攻一ターン目に50%以上の確率でブレイブキャリバーを撃つ。

② Vmaxに進化された場合、止める手段と裏を狩る手段を用意しておく。

①から解説します。現環境のVmax進化前Vポケモンの耐久値は高くて220です。ここは、ブレイブキャリバーで十分足りるラインですね。ですから、火力増強手段は必要ありません。ここで必要なことは、先攻二ターン目ないし後攻一ターン目に三エネついたザシアンVをバトル場に用意することです。 先攻の場合は二回手張り権があるため、さほど問題はありません。ソーサーやふとうのつるぎもあるため、ほぼ100%の確率でブレイブキャリバーを撃つことができます。

問題は後攻の場合です。要求は手張り+ソーサーorターボパッチ×2です。しかも、ソーサーの場合はベンチで付けてからバトル場に出すという作業、ターボパッチはコインで表を出すという運要素があります。かなり頑張りましたが、いつもあと一枚が足りない…という感じで、体感は4~5割くらいです。

ここで②です。相手がVmaxに進化した場合、Vmaxを止めるか、裏のVを倒す必要があります。

Vmaxを止めるために採用したのがザマゼンタVです。打点は低いですが、そもそも相手からダメージを受けなければ何の問題もありません。当たらなければなんとやらです。ザシアンVのブレイブキャリバーと合わせればVmaxを簡単に処理することができます。

次に裏のVを狩るということ。デデクロなどのシステムポケモンや、二体目のVmaxになる前のVを倒します。そのためにあなぬけのひもを3枚、ボスの指令を4枚、さらにグレートキャッチャーも採用しています。

ひもとキャッチャーは思惑通り、しっかりと仕事をしてくれます。ボスは、博士、ヤーコンのほうが優先度が高く、あまり使う機会がないため、減らしてもよさそうです。

②は完璧に達成していると言ってよいと思います。このおかげで、後攻一ターン目にブレイブキャリバーが使えなくてもかなりの勝率を維持しています。中盤以降はどうしてもVmaxを相手しなければいけないため、①の後攻一ターン目ブレイブキャリバーよりも②の方が重要度は高いです。

さて、ここからはカードの採用理由とおおまかなゲームプランの解説です。


ザシアンV

メインアタッカー、ゲーム中使うのは2体なので、サイド落ちケアで3枚採用。また、3体目を立てる場合は、ふつうのつりざおでケアします。

ザマゼンタV

相手のVmaxと当てる。一体立てばVmaxは止まることと、Vで倒しに来た場合はザシアンVにスイッチして倒すため、2枚採用。2体使うことはごく稀。

クチートGX

ムゲンダイナVmax対面では非常に刺さる。特性で相手のデデクロや、出し渋っているVポケモンを引きずり出すことが出来る点。特にムゲンダイナVmax対面で2エネ220~250ダメージを期待できる点。2エネで技が撃てるため、終盤のリソース不足にも対応出来る点など、幅広く活躍してくれるカードです。2枚入れておけば雑に使うことが出来るため、2枚採用。

デデンネ2、クロバット1、オドリドリ1、ワタシラガ1

序盤からガンガン山札を掘ってくれるデデクロ、本当は3-2くらい入れたい...

オドリドリはこのデッキと好シナジー、ザシアンVが倒された次のターンに3枚引けるのは強いです。この特性のおかげで復帰が楽になります。

ワタシラガVは最終ターンにボスの指令をトラッシュから拾ってくる役割、中盤の奇襲や、ドロサポ回収で事故防止にもなるため、幅広く活躍してくれます。

クイボ4枚

ボール系はこれだけですが、十分です。

ソーサー、ターボパッチ4-4

重要なエネ加速手段、最大枚数投入です。

ひも、いれかえ3-1

ブレイブキャリバーは連打出来ないので、1度ベンチに逃がすために入れ替えカードは4枚採用。Vmax、TAGTEAMではなくV、GXを倒していきたいので、Vmax、TAGTEAMを退けるためにひもを多めに3枚採用。

くちたけん、くちたたて、1-1

風船付きVポケモンを倒すためにくちたけんを採用、また、現在様々なデッキに出張しているゲンミミも射程圏内に入るのも強いです。ザマゼンタVをさらに要塞化するためにくちたたてを採用。くちたたてのついたザマゼンタVを倒すのは至難の業です。

ふうせん1

いれかえソース、ザシアンVのバトル場とベンチの移動をスムーズにしてくれます。

やまびこホーン1

序盤、中盤に倒したV、GXをもう一度引きずり出して倒すために1枚採用。クチートの特性と合わせて相手のベンチを埋めて、やりたい展開をさせないという妨害も兼ねています。

グレートキャッチャー1

主にデデンネを呼ぶためのカード、たまにゲンミミも。

ふつうのつりざお、ともだちてちょう1-1

ヤーコンで巻き込んだカードを回収するために採用。

リセットスタンプ1

終盤捲るために必要なカード、手札妨害カードは1枚は欲しいため採用しました。

博士の研究4

メインのドローソース、手札の基本鋼エネルギーをトラッシュできるのも好シナジー。とにかく山札を掘り進めるデッキなのでフル投入。

ヤーコン2

メタルソーサーやターボパッチを一気に回収してくれます。また、上手くいけばエネルギーもトラッシュすることができる。さすがにシナジーが良すぎるため採用。

ボスの指令4

相手のベンチポケモンを引きずり出すために採用。使いたいときに確実に使うためにフル投入。

トキワの森

エネルギーを捨てながらエネルギーを持ってこれるという神のようなスタジアム。相手に使われるデメリットもあるが、さすがにメリットが大きすぎるため採用。

基本鋼エネルギー10

 コーティング鋼エネルギー2

コーティング鋼エネルギーは、ビクティニ対策。白馬などにも出張していたりするため、採用。

基本鋼エネルギーは10枚。メタルソーサー4+ターボパッチ期待値2+コーティング鋼2でエネは実質18枚。なるべくはやくブレイブキャリバーを使うために多めの採用。ふとうのつるぎでも3回に2回は当たる印象。


次に、ゲームプランです。

大まかにいきます。サイドプランは2-2-2が理想です。2-3-1でも構いませんが、2-2-2を狙う方が圧倒的に楽です。相手も自分も2-2-2のサイドプランなので早くブレイブキャリバーを撃つわけです。

序盤はブレイブキャリバーを撃つことに全力を尽くします。リソースを残すことよりも、とにかく早くブレイブキャリバーを撃つことが強いデッキです。デデクロ、博士、ヤーコンで山札を掘りまくりましょう。先攻でも後攻でも、どんなに遅くても3ターン目にはブレイブキャリバーを撃てないと負けます。とにかく、とにかく早くエネルギーを準備して技を撃ちましょう。

1体目のザシアンVが倒された次のターンまでに2体目を準備しましょう。だいたいVmaxで倒されるため、ザマゼンタVを準備するのが良いでしょう。2-2-2が理想なので、そのプランが取れるようであれば、ザシアンVを育てましょう。TAGTEAM相手の場合もザシアンが良いです。このときも、博士やヤーコンで山札を削ります。LOするんじゃないかと思うかもしれませんが、それで大丈夫です。むしろ、そうしないと勝てないデッキです。

3体目は、基本はザシアンVを育て、試合を決めに行きます。相手のアタッカーが全てVmaxに進化していればザマゼンタを育てて相手を詰ませて勝ちましょう。ここまで4ターン程ですが、山札はほとんど無くなります。ボスの指令にアクセスしやすくなるので、ここまで来ればほぼ勝ち確です。VやGXがいなければやまびこホーンの出番です。このターンで確実に仕留めましょう。このターンで決めないと負けです。

一見すると要求が高いように感じますが、実際はそうでもありません。毎ターン10枚以上山札を掘り進めるため、必要札は嫌でも手札に来ます。とにかくスピード重視です。マッハの名に恥じない音速の展開で相手を圧倒していきましょう。

とにかくぶん回すデッキですので、きっと楽しいと思います!音速で駆け抜ける爽快感を一緒に味わいましょう!

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。よろしければ、他の記事も見てみてください。

また、今回は、この先を読んでくれた方にはちょっとしたプレゼントがあります。本記事のデッキには関係のないことですので、スルーしていただいても結構です。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


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