グッズロックの恐怖、再び!?

皆さんこんにちは。久しぶりの投稿です。全文無料でご覧いただけます。

本日は、個人的に今面白いんじゃないかと思ったグッズロックデッキを紹介します。

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今回の主役はこの二種類のグッズロック効果を持つカードです。

クワガノンVは、爆炎ウォーカー発売直後に一世を風靡したデッキであり、トラウマを植え付けられた方も多いのではないでしょうか。

あの頃の恐怖、再び…ということで、さっそくデッキレシピの紹介です。

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レシピの解説をする前に、クワガノンデッキを組む際の全盛期と現在の違いを簡単に説明します。

一番大きな違い(大デバフ)はこちらです。

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いわゆる、雷デッキ三種の神器がそろってレギュ落ちしました。

カプ・コケコ◇(プリズムスター)は、トラッシュからベンチポケモン2匹にそれぞれ一枚ずつ、基本雷エネルギーを加速できるという超ハイスペックなカードです。

エレキパワーは、雷タイプ限定グッズ版ダンデです。このカードの存在によって、様々な相手にナチュラルに打点が届きました。

サンダーマウンテン◇(プリズムスター)は、雷ポケモンが技を使うために必要なエネルギーを雷エネルギー一つ分少なくするという、訳の分からない効果を持ったスタジアムです。

これら二枚の◇カードによって、かなりの確率で後攻一ターン目からパラライズボルトを撃つことができました。

また、三種の神器+手張りで後攻一ターン目から下技のちょうでんじほうを+30の威力で撃つことができました。つまり、後攻一ターン目で220ダメージが出せたのです。これは、ザシアンV、ムゲンダイナVなどの当時環境トップデッキの主力カードをワンパンできる火力です。

しかし、一見要求が高いように思えるでしょう。こちらのカードをご覧ください。

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特性ねがいぼしを持ったジラーチです。この特性で現物を引っ張ってきたり、クイックボールやグズマハラなどのサーチカード、さらにはグズマハラをサーチできるタッグコールも引っ張ってくることができます。

このカードの存在によって、後攻一ターン目パラライズボルトの再現性がかなり高いデッキとなりました。

しかし、この前のレギュレーション変更でこれらがすべてレギュ落ちしてしまい、クワガノンはほとんど使われなくなってしまいました。

しかし、今のカードプールでは、再考の余地があるのではないか?と思い、組んでみました。

クワガノン再建に一役買ってくれるカードたちを紹介します。

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後攻一ターン目からグッズロックをするというコンセプトの再現性のために、フリージオ、メロンを採用しました。

フリージオは、一エネルギーという超高コスパでグッズロックができます。しかも倒されてもサイドを一枚しか取られないという、サイドレースでもコスパが高いです。

メロンはトラッシュから水エネルギーを一枚、自分のVポケモンに付けることができます。一ターン目に使うことができる確率は低いですが、中盤、二体目のクワガノンVを育てる際には非常に良い働きをしてくれます。

パラライズボルトを撃つには、まだまだ要求は高いとは思いますが、全盛期と体感ほぼ同じくらいの確率でグッズロックができます。

また、エレキパワーの代わりになってくれるのが特性クイックシューターを持つインテレオンです。グッズロックをするという展開上、試合が長引くことが多いため、早く建てることができればエレキパワー以上の追加ダメージが期待できます。

盤面の展開には特性うらこうさくを持つジメレオンと、それをサーチできるレベルボールが大活躍します。うらこうさくは、デッキからトレーナーズを確定サーチできます。序盤の展開はもちろん、中盤の立て直し、終盤のリセットスタンプやボスの指令のサーチなど、試合を通して大活躍してくれます。

さて、机上論はここまでにして、実際の動き、回してみた感想をお話ししましょう。

VSムゲンダイナVmax

言わずと知れた現環境トップのデッキ。後攻一ターン目、相手の場にはバトル場にガラルファイヤーV、ベンチにはムゲンダイナVとクロバットVがいる状況です。

こちらは手張りができず、メッソン二体とクワガノンV、フリージオを展開してターン終了。

次のターン、相手はナイトアセット→ダイナVに手張り+進化、入れ替えができずにターン終了。

後攻二ターン目、裏工作、マリィでフリージオが起動、さらにはスピード雷エネルギーとメロンを抱えて技、カチカチロックをしてターン終了。

ここからダイナ側は動けません。ジグザグマのかんしゃくヘッドでダメカンを置くだけ、前のガラルファイヤーVが動けず、こちらの盤面が完成していきます。

ガラルファイヤーV気絶後、相手はムゲンダイナvmaxで反撃に出ますが、次のターンにボスの指令で後ろの育っていないムゲンダイナVを引っ張り出してロック、クイックシューターのインテレオンも二体目が立ち、クロバットVにダメカンを乗せていきました。

この後もマリィやリセットスタンプで手札干渉をしながらグッズロックを続け、最後はクイックシューターでクロバットV、ちょうでんじほうでムゲンダイナVを同時気絶させて勝つことができました。

この試合を通して、相手からリセットスタンプが飛んでこないというのがめちゃくちゃ強いと感じました。こちらのプランが崩れることなく、快適に回っていきます。

この後三神ザシアン、黒馬MM、白馬とも当てましたが、サンザシはメタルソーサーが使えずに後続が立たず負け(アルティメットレイを撃たれる前にちょうでんじほうも使って三神を倒しましょう)、黒馬MMは霧の水晶、クイックボール、プレシャスボールが使えずに盤面が展開できず、種切れで負け、白馬はレベルボールが使えずにチラチーノが立たず、また、しんかのおこう、たっぷりバケツが使えず、白馬が起動できなくて負け。という内容でした。

それぞれ1試合ずつしかやっていないため、試合結果はサンプルにもならない程度のものですが、こちらがやりたい動きは確実に遂行できました。

また、今環境も、グッズの偉大さを改めて痛感しました。

Tier1とはいきませんが、プレイング次第では大型大会(現在は開催されていない地域が多いですが…)でも上位入賞を狙うことのできるポテンシャルは十二分にあると思います。一つ注意点があるとすれば…友達を無くしてしまうかもしれません…(泣)

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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それでは、またお会いしましょう!

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