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フラクタルについて

フラクタル -fractal-

自己相似(再帰)の性質、図形の一部分が全体と同じ形を有する幾何学の概念。

プログラミングを少しだけかじっていたら、フラクタルが「再帰」と言われると、なんとなくしっくりくるかもしれません。
自分自身を呼びだす再帰呼び出しを使えば、どんな複雑な処理も簡潔に処理できます。再帰関数を使ってフラクタルを描くことは、プログラミング初心者の登竜門だったので、私はそこでフラクタルに興味を持ち、関連の本や文献を読み始めました。
しかし、数学や物理学が得意ではない私にとっては難しい概念です。

フラクタル(仏: fractale, 英: fractal)は、フランスの数学者ブノワ・マンデルブロが導入した幾何学の概念である。ラテン語の fractus から。図形の部分と全体が自己相似(再帰)になっているものなどをいう。

Wikipedia フラクタル

フラクタルは数学的な美……、ひまわりの種や松ぼっくり、アンモナイトの殻で有名な、黄金比のフィボナッチ数列にも関係性が深く、神秘的です。
数学ができたらどんなに楽しいことか……。

フラクタル性質を持つ有名なモノ

  • マンデルブロ集合

  • シェルピンスキーのギャスケット

  • コッホ曲線

  • ブラマンジェ曲線

  • バーンズリーのシダ

自然界や生物の構造に多く存在する

  • ロマネスコ(カリフラワー)

  • シダの葉

  • 樹木の枝、葉っぱ

  • 雪の結晶

  • 海岸線

  • 稲妻

  • 人体の血管構造、肺の構造

ロマネスコ

フラクタルは数学の概念なので、厳密には自然界にフラクタルは存在せず、フラクタルの近似といったところでしょうが、身近なフラクタルを見つけると快くなります。

理論よりも感覚!

注:「理論」の対義語は「実践」ですが。

フラクタルをアートやデザインとして捉えたら、ロシアのマトリョーシカや仏教の曼荼羅も、フラクタル。

複雑だと思っていた事象は、俯瞰して見れば実は単純な事象の繰り返し……。

宇宙も私も、同じ元素、フラクタルかもしれない……
といったら大袈裟な話ですが、もっとフラクタルのことを知りたくなりました。

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