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JOCジュニアオリンピックカップ/2024全国ユース選抜マウンテンバイク大会


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バイク:ORBEA OIZ M PRO LTR


全日本選手権を終えてから1週間オフを取って後半戦に向けて再始動。

オフ明けはベーストレーニングをメインに練習を再開して3週間程度乗り込み。

後半戦の国内レースの大きな目標としてはロードレースの方に標準を絞るつもりだが、レース数も少ないし、MTBの技術とインターバル能力を落としてしまっては自分の強さがロードでも活かせなくなってしまうので練習は出来るだけどちらも乗れるように調整。

スケジュール見直すと残りのシーズンのレース数は数えるほどしかなかったのでJOC出場を決めた感じであった。

ここで調子のピークを持ってくるつもりもなかったのでレース前日までトレーニングのボリュームは落とさずに迎えた感じだった。

レース当日

今回はスケジュールの都合上、前日入りはキャンセルしてレース当日の会場入り。

朝3時半ごろに家を出発して6時半ごろ会場到着。

コースを少し歩いてみたら試走の準備、久々の朝イチレースなので少しバタバタしつつ準備を進める。

7時半からコースインして試走開始。

前日に送られてきた情報だとコースの前半区間とスノーハープ名物と言っていいトラックゾーン(勝手に思ってるだけです笑)が変更されているらしい。

実際その通りでスタートしてからはトラックを走らずコース右手の林間区間に突入し、それを抜けてから→電光掲示板の裏→砂利登坂→奥の林間区間とそこはまあ、ほぼ例年通り。

抜きどころがかなり少なく、コースの距離も短いのでかなりハイスピードな展開になってパックになりやすいコースと予測。

タイヤはvittoriaのPEYOTE XC RACE2.4をチョイス。

タイヤ幅は太いのに、転がり抵抗は少ないこのタイヤならちゃう高速なスノーハープの路面にも対応出来ると感じセットアップ。
エア圧は1.3bar、サスペンションらフロント65psiリア115psiとタイヤ、サスペンション共に硬めのセッティングにしてみた。

試走を終えたらvittoriaテントを使わせていただきアップ開始。

レース時間は短いが午前8時の時点でかなり暑かったので、1分2セットと30秒2セットと強度上げは短めにしてスタートに向かった。

レースブランとしては、今回は前回の全日本のような小細工はなしの最初から最後までの全開走。
最後まで追い込み切らないと意味がないし、ここで負けるのはもっての外、せっかく来たなら強い走りを見せるという気持ちで挑んだ。

レース

📸伊東さん

スタートはクリートキャッチミスりつつも最前列だった事もあり埋もれることはなくスタート。

隣の幾田選手と並んで1コーナーに入り、登りに入ったら先頭に出る。

後ろを確認すると縦一列になっているのが見え、ここで一気に決めようと思いシングルトラックの登り返しを全開で踏んだら差が開く。

ここからはTTのつもりで自分との戦いになる


📸伊東さん

フィード前の立ち上がりでフル加速した時にペダリング汚すぎてか、ビンディング右足外れてふくらはぎ強打してめっちゃ激痛😂(危なく足攣るとごたった…)

その後は幸い後ろ離れてくれていたので落ち着いてビンディング入れて、再度加速。

1周目で後ろと20秒以上のタイム差は付けたいなと思い砂利登りも上まで腰を下ろさず上までダンシングで行く。

この時点で自分の感覚としては15秒くらいの差がありそうだったのでコース1番奥のシングルトラックは特別攻めず、って感じだったがちょっとタイヤとサスペンションのセッティングを自分の体重にしては硬くしすぎたのか、かなり跳ねる感じがして重心も少し高い印象。

やべ、ちょっとミスったな〜って思ってたらシングルのトラクションかけながら登るコーナーの部分でリアのトラクション抜けてバランス崩してお尻から転げ落ちる😂

今日ミス多いわ…って思いながらも後ろとの差はまだあったのでバイク押してすぐに飛び乗る。

ホームストレートは自分が出来る限界まで姿勢を低くして空気抵抗を削減。

パリオリンピック見てたばっかりなので、バイクはMTBだけど気分だけはレムコエヴェネプール😅

パリ五輪の写真じゃないけど、頭の中ひたすらこれ😂

そんな感じでホームストレートは踏み過ぎないで足を休ませつつ巡航スピードを保って1周目消化。

2周目は最初の砂利登りで少し疲れを感じた。

全日本の時に感じた力の抜けた走りの感じが今日はなく、調子が特別良い訳ではないなと感じたがそれでもPEYOTEタイヤの転がりの軽さと2.4のエアボリュームがしっかり路面を捉えてバイクを進ませてくれている。


📸神武さん

シングルトラックでの登り返しで後ろとの距離を確認すると、2番手にはるまが上がってきているのが見えた。その後ろにはネオバ、ゆうきとまた3人パックな感じだったので1人vs3人だとそんなに差は開かなそう、あまりにも暑かったのでフィードではかけ水を2回取ってしっかり身体を冷やす。

1回インフィールドに降りた後の登り返し区間でさっきより格段に身体が重く感じた。

最近のデータでも何となく分かっていたが、ちょっと最大パワーが好調だった1ヶ月前と比べて上がりきっていない感じだった。理由としては疲れ+オフを取って練習再開してからまだ無理にコンディションをあげようとし過ぎてないのもあるが、今年の中で1番体重が軽かった全日本選手権より更に体重を落としてしまっていた事が原因に感じる。

なのでここからの登りはシッティングでの回転数重視のペダリングに切り替え

おかげで上まで余裕持てたが、本当だったらここはガツガツ攻めなきゃ行けないところだった…

林間区間は先程ミスしたのでマージン取って丁寧に走る。

おかげで下り激遅だった(これ、全日本の時も書いたような…)

立ち上がりだけでもダンシングで加速を心がける。

そんなこんなでホームストレートを終えてタイム結構落ちてるなー…というのを確認して最終周回へ

📸伊東さん

この最初の砂利の登りに入った直後に、はるまがゴール地点を通過したアナウンス。

もしかして、差ほとんど開いてない?と感じて林間で確認したら全然前の周と変わってなかった…流石にマズイと一応?先輩の意地が出て安全に行こうかなと思ったがもう一度全開プッシュ。

フィードは先程の周と違って水1回で我慢。

最後の砂利登りはキツ過ぎたけど行けるところまでダンシングで登る。はるまもまだ粘っているのが見えたが、とにかくフォームとペダリングだかな集中した。

去年までだったらここで走りがブレでしまっていた気がするが今年はリズムよく登れた気がする。

今考えると乗り込みの成果は少なからず出てたかなと思っています。

残りはほぼ下りなのでミスしないように丁寧に、確実に走ってゴールに向かう。

最終的に総合2位のはるまと43秒差でのゴールだった。

📸伊藤さん

レース時間としては22分45秒とかなり短かったが、まるでXCCみたいな辛さだった。

パワー不足とバイクコントロールは課題。

ロードもMTBもベースの力というより急勾配の登坂のキレで勝負するのが自分の持ち味だと思っているので後半戦に向けて、全日本の時以上の最大パワーをいかに早くその数値まで持っていけるか、積み上げて行きたい。

そしてこれはMTBレースに関してだが、バイクコントロールの粗さが少し目立ってしまっている。

OIZは本当に乗り心地が良くて走りやすく、動作をしないでも勢いでセクションをクリアできてしまうことが多いので、元々、テクニックがあるタイプではないがミスをすると無駄な体力、焦りが出るため、夏休みはフルサスだけではなくHTバイクにもしっかり乗って、今の自分の技量と向き合って行ければと思う。

今回のレースはvittoriaの豊口さんの万全なサポートのおかげでレース前、レース後としっかりと準備する事が出来ました。
ありがとうございました🙇

1年ぶりのJOC、レース後に色んな方にカッコよかった!などと言っていただけて本当に嬉しかったです😆

レース後は小学生達のレースを最後まで見させていただき、今の小学生のレベルの高さに驚愕したのと、その中にも一緒に走ったことのある子もいたのでその成長姿も沢山見させていただきました!
自分も昔はこの大会で泣いたり笑ったりしていたな〜って感慨深いですね笑

本当に皆んな楽しそうに、真剣に走っている姿が凄く印象的で、マウンテンバイクが大好き!っていう気持ちが全面に現れていて、見てて凄く刺激をもらえました🔥

MTBに関してはですが、小学生が全国のライバル達と本気の勝負が出来るのは年に一度ここだけの機会だと思うのでこれからもマウンテンバイクが面白い!レースって楽しい!とそんな子が1人でも増えてくれればなと、そう思ってもらえるような大会が続いて行ってくれる事を願っています。

勿論来年以降も僕もこの会場に足を運べたらなと思います。

いつかはスタッフもやってみたいな〜😆

良いリフレッシュも出来たので、ここからはいよいよ後半戦!

次の目標に向けて、まずは今の自分に出来ることをやって行くだけだと思います。

今までとは違う新しいチャレンジも始まると思うので応援よろしくお願いします🙇

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
もしよろしければ、いいねやシェアなどしたいただけると嬉しいです🙇

※余談
現在、レース後も白馬で強化指定の合宿中なのですが体重落ちて食トレをかねて宿のご飯が超特盛になってます笑

1番左が通常茶碗、その横がゆうきと自分の丼ぶりです😂









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