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季節のことなど

かつて9月といえば空気も乾燥して秋を感じられたような気がしますが、今は残暑が厳しくて夏が長くなっているように思います。
夏には冬が恋しくなり、冬には夏が恋しくなるという都合の良い考えが季節ごとに浮かびますが(笑)秋はこれから寒くなっていく前哨戦のような、段々と自然の雰囲気が静かになっていく感じが好きです。

暦は9月なので、それにまつわるお話を書いてみちゃいます。
九月は和風月名で「長月」といい、夜がだんだん長くなっていく「夜長月」が省略されて「長月」となったという説もあるようです。
英語ではSeptemberと言いますが、Septがラテン語で「七」を表していて、古代ローマ暦では一年が十ヶ月で、その七番目がSeptemberだったのですが、その後一年が十二ヶ月になると、六月と七月の二ヶ月が増えたためにSeptemberは、ふた月ずれて九月になったとか。

季節にはその時期ならではの行事やならわしがありますよね。
最近は日本でも色々な海外の行事もやっていたりして、本来の意味が分かりにくいものもある気がします(笑)
楽しければいいというのもアリかもしれませんが。

私が秋を感じる要素の一つとして、虫の声があります。涼しくなってきた夜によく聞こえてきますが、この音を雑音として捉えないのは日本人だけだと聞いたことがあります。(あくまで聞いた話です)もし本当だとしたら、他の国の方々にはどう聞こえているんでしょう?
個人個人でも違うのかもしれませんが、なんであれ、
日常生活の中で生き物の出す音に耳を傾けることができるのって、ちょっと素敵なんじゃないかな、なんて思ってます。

虫嫌いの人には狂人の戯言にしか聞こえませんね。(笑)

でも虫の声をBGMにゆっくり月を眺めるお月見なんて、とても素敵な時間だと思うなぁ。

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