子どものころ親に聞いた話2

小学生の時 本か何かに「戦争中は天皇は神様だと教えられた」とあって「・・・神様?」
小学生の私にとって 神様と言ったら、日の神 水の神 山の神に 海の神かまどの神に イエス様もおしゃか様もご先祖様も みいんな神様。世界は神様であふれてる。が テレビはあったので 陛下の中継とか見て
「・・・人間だよねえ?」
それで父親にたずねました。港で出撃待ちの時に終戦を迎えた人です。
「天皇陛下が神様って 昔の人は信じていたの?」
「・・・子どもらは『天皇陛下だってご飯を食べるだろ?ご飯を食べれば、
 トイレにだって行くだろ?そんな トイレに行く神様なんてあるもんか』
 と言っていたが・・・」王様は裸だ!と叫んだ子どものように?
しかし続きはあって「・・・おとなは信じていたのかもしれん。」
それを言う時、とてもつらそうでした。
えっと・・・それは 親を愛していたから?

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