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10.オクトバ。 の話


100年振りにnoteを書く…

実は獅子翼に行かないと決めて、
このnoteを書くまでまあ色々と想いがあって。

ずっとずっとSOPHIAを好きで居続けてただけに
再始動は勿論
獅子に翼は嬉しかった。
でも色々考えてくうちに行かないと決めた。

行けないじゃなくて行かない。

たまにふと思ってた事。
「やっぱりチケット取ろうかな。」とか、
「本当に仲良い人に〖実は来てまーす〗なんてびっくりさせても面白いな」とか、
馬鹿な事を考えてたりもしたんだけど…

やっぱり諦めた。

Twitter(X)にも書いたけれど

この前息子の定期検診に行った。
私の息子は先天性心疾患(根治

生後3ヶ月で6時間の手術。
生後半年で11時間の手術。
(この日の事は絶対に忘れられない)

それからは薬も飲むことなく、
年に2回の検査でこの10年生きてきた。
特に2回目の手術後、
執刀医の方に言われた言葉。

「この手術日本で事例があまり無く
我々としても成功出来たのがとても奇跡的、
絶対に大切にしてあげてください」と。

退院後も身体は小さい、発達も遅いとか
何とか言われ続けてきたけれど
奇跡的に生き続けてくれてることに
感謝してきたつもりだった。

勉強出来る出来ないは言わない。

当たり前の事をきちんとしてと。

おかげで学校は休んだこと無く、
毎日自分からおはよう!どうしたの?手伝おうか?
と話しかけている様子も先生がとても褒めてくれた。

そんな彼ももう私と同じ背丈……

あんなにちっさかったのに…

外食する度、「え、食べれるの?!」
という量をペロリ。
そして満面の笑みで「美味かったー!!ご馳走様。」
の合図で店員さんが運びやすいようにお皿を寄せてくれる。

(自慢の息子みたいな話になってきたけど
話はここから。)

そして今年の夏休み始まってすぐのある日。
半年に1回の受診日だった。

10年も大きな病院に通ってると
「あーまた今日も待ち時間やらなんやらで
1日潰れるんだ、疲れるんだよね」
っていう気持ち。
なんなら頑張ったしお昼ご飯何食べようか。なんて。

先生の口から
「ちょっとしんどくなってきたね??」と。

私の脳内に電撃がはしった。

どういう事?って。

いつかこの日が来るとは思ってたけど
やっぱり再手術。
これも体格がおっきくなってきたから仕方ない事、
完治はしない事。

分かってたけどまあショックだった。

当の本人、プチ反抗期で
しんどい?と聞く先生と私に

「大丈夫だって!うるさいな〜!」
の一言。

まだまだ元気はあるみたいですけど。笑


手術は来年の夏〜冬休み。
それまでに検査入院も数回。

ここで思ったことが幾つか。

来年の夏までは更に楽しい日々を送らせてあげたい。
その手術を乗り越えてまた更に楽しい日常にしてやりたい。

それが私の役目。

生きる事の意味なんてさ
誰も知らないけど
生きたいと思う事の意味
ならば少しは歌える

SOPHIA/ALIVE

生きる事の意味も
生きたいと思う気持ちも私の中にはある。わかってる。

それは分かってるけれど

ただ俺達は何故
生まれてきたか
その意味を
知りたかっただけさ

氣志團/黒い太陽

この歌詞の
生まれてきた意味。とは


これは私にはまだわからない……
健康に産んであげられなくてごめんと何度思ったことか。

ただ私ににできることは

一緒に生きる事、一緒に歩む事。もちろん楽しく。

だから自分の好き勝手にLIVE行くとか
今は違うなって。今は……

そして運良くライブ配信をしてくれるではないか!!
ほんとさすがSOPHIA!

絶対後悔しかしないと思っていたのに
もう諦めていたライブが家で見れるなんて。
もちろん黒ちゃんに会いたい気持ちは
正直諦めたくなかったけど、
好きなことを楽しんでる姿を見届けたい。
場所は違えど、一緒に楽しみたい!


運動会、遠足、七五三、宿泊学習の用意、病院etc……
なんでこんなに忙しい月なの?
って毎日ヒーヒー言いながらも
2023年のOctoberは
師走のように駆け巡っていきそう。。

こうして私も老けていくんだろうな。

獅子翼ならぬオクトバ。

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