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楽曲解説:星の王子さま-Ouverture-,-Fin-と小説の「星の王子さま」との関係性

BURNOUT SYNDTROMESの楽曲、「星の王子さま-Ouverture-」,「星の王子さま-Fin-」と サン=テグジュペリ の小説「星の王子さま」との関係性、レコーディングに関する話などを解説していきます。


「星の王子さま-Ouverture-」と「星の王子さま-Fin-」は童話の「星の王子さま」を題材に書かれたと『明星』の初回限定盤のDVDに収録されている”「明星」の取説”で熊谷さんが話していました。


フランスのライブをきっかけに作られたこの曲と、童話との関係性について解説していきます。

楽曲情報

作詞: 熊谷和海
アレンジ:  大嵜慶子 熊谷和海
作詞時期: 2017年12月16日以前頃かそれ以降
録音時期: 2018年12月7、11、12、13、17、18、19、20日頃
(公式、石川、廣瀬のツイートから)
録音場所: SOUND CREW STUDIO studio GREENBIRD
prime sound studio form
リリース: 2019年2月20日 『明星』M-01 、M-10
ライブ初披露: 2019:03:02広島 SECOUND CRUTCHにてアンコール前に
「-Ouverture-」が流れた。

サン=テグジュペリ の童話「星の王子さま」の概要

フランス人のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリが1943年に「星の王子さま」という童話を出版しました。童話という分類ですが、前書きにも大人向けに書いていると作者が言っています。誰もが子供の頃には持っていた純粋な心から視る世界のことや、本質的なことを「星の王子さま」から学ぶことができると思います。

飛行機のパイロットのぼくは飛行中にエンジンの故障によってサハラ砂漠に不時着した。一人で一夜を過ごし、聞いたことない声で目を醒ます。それは不思議な恰好をした小さな男の子でした。その子と過ごしていく内に小さな星に一人で住んでいた星の王子さまということがわかります。
星の王子さまは6つの小さな星を旅し、各星に一人で住む人の話をきいた後、地球にたどり着きます。蛇、バラと話しをした後にキツネと友達になりました。そして、不時着したぼくに出会います。
この旅で星の王子さまはたくさんの人に出会い、様々なことを経験しました。ぼくはそんな星の王子さまとかかわっていく内に子供のころに持っていた、大人には見えない大切な事に気づいていきました。
最終的に星の王子さまは自分の星に帰り、ぼくは無事故郷に生還します。星の王子さまとは会えなくなってしまったが、ぼくは大人になって忘れてしまった大切なことに気づき、それからは毎晩星を眺めるようになりました。
この記事では大切なこととあえて詳細は伏せました。読んだ限りは作者の伝えたいメッセージと、「星の王子さま-Ouverture-」との関連性は薄いと感じたので省略しました。童話の解説は別の記事で作成予定ですが、一度ご自身で読まれた方が良いと思われます。(というより普通に面白いのでオススメです。)