うちなーぐちで歌ってみた

今作っているセカンドアルバムを本気で世に出す為には、俺自身の状況を劇的に変える以外に道は無いな、ということを自覚したのが昨年末。

さて、どうするか。生活の中でこれ以上活動ペースやアーティスト活動の比重を上げることは難しい。ならば「音楽以外の自分」も見せて、生活そのものを全て表現活動にしてしまえば、日々生きているだけで超精力的に活動していることになる！

そこで生まれた起死回生の苦肉の策が「うちなーぐちで歌ってみた」プロジェクトなのである。

日々生活のためのお金を稼ぐ仕事に精一杯だと、自分の音楽活動、うちなーぐち学習、子どもと遊ぶ時間、そういうのがどんどん後回しにならざるを得ない。

ならばそれらを全て合体させて一気に進めてみせよう！というホトトギス的な妙案。

衣装も普段着、ロケも部屋、バックを務めるのも自分の子ども。自分で撮影して編集して今出来ることの中で全力を尽くす。

曲のお題も、翻訳のアドバイスも、全てお客さん（リスナーやfacebookフレンド、Twitterフォロワーなど）からもらう。一人で考えてたらこんなスピードで進まない。集合知ってやつだ！

うちなーぐちの勉強・実践にもなる。うちなーぐちや沖縄のことに興味を持ってもらえるきっかけも作れる。自分の子供たちと音楽で遊ぶ時間が作れる。そしてそれを全力でやることで自分自身の活動や音楽にも興味を持ってもらえる。一石三鳥どころの話じゃない。

アーティストとしても、うちなんちゅとしても、父親としても、自分の人となりを知ってもらえたらという決意表明でもある。