一年生 / Parasan

※注意※
この記事は過剰な自分語り成分を含んでいます。過去にオタクの自分語りによって重篤なアレルギー症状を起こしたことがある方は、自分の心と相談の上今すぐこの記事の閲覧を中止してください。

挨拶

初めまして。Parasanといいます。皆さんからどう見えているかはわかりませんが大学一年生です。デレマスだと相葉夕美さんと同学年らしいです。デレとシャニメインで生きています。読者の皆様は今年一年どうだったでしょうか。自分は社会情勢に終始振り回されていましたが、とても濃度の濃い一年でした。これ以上濃い一年が今後の人生で存在するのか疑問に思うほどです。今回プロデューサーとして書ける機会をいただいたので、自分とアイドルマスターの関係について今年一年を中心に振り返りたいと思います。自分語りします。隙あらば自分語りするの恥ずかしくないのという問いに関しましては、隙を作ったお前が悪いとしか答えられません。

きっかけ

まずは昔話から入ろうと思います。そもそも自分は5.6年前くらいからオタクになりはじめ、主に東方と艦これ界隈によくいました。この二つは特に、同人が強いので即売会にはよく行っていました。コミケ歴戦の方ならよくわかると思います。当然コミケにも何度も足を運んでいます。コミケのカタログを広げているときに、「なんか大きいジャンルあるな」と思ったのが、自分とアイマスの初めての出会いだったと思います。つい最近(といっても2.3年くらい前)まで全くアイマスには興味がなかったです。そんな自分がなぜここにいるのかというと、100%友人の影響です。自分が通っていた高校は、オタクには優しい学校でした。しかし、ジャンプなどの漫画系、ジャニーズ系、坂道オタクは数多いましたが、東方や艦これのオタクはほぼ皆無でした。ましてやコミケに行ったことある人間はシンデレラフェスを開催していないときに出るSSRくらい希少でした。そんな中で、隣のクラスにコミケに行ったことある人を見つけました。その子がアイマスのオタクでした。彼をこれから友人Aと呼びます。自分とAはすぐに仲良くなりました。ただ、ジャンルが違いすぎて話がかみ合わないことがしばしばありました。そのようなことがあるたびにAは「アイマスやったら?意外と合うかもよ」と言ってきました。自分は全くやる気はありませんでした。そうこうしているうちに受験期に突入しました。浪人したくなかったので受験期はなるべくオタク的活動をセーブして勉強していました。一方Aとの交友関係は続きました。受験期が終わるころにはアイマスに興味が湧いてしょうがなくなっていました。サブリミナル効果ですかね。加えて大学生になるにあたって何か新しい分野を開拓したいと思い、知っている人が多そうなアイマスに手を出そうと思ったのも理由にあります。Aの助言に従い自分はデレステからアイマス界隈に足を踏み入れました。当時は、「つまらなかったらやめればいいや」くらいの軽い気持ちで始めたと思います。この時はまだ567がそこまで脅威ではなかった頃です。

出会い

ここまで読んでくださった方は気づいたかもしれませんが、自分は今年プロデューサー一年目です。ラブライブよりも速いタイトル回収、俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。あちらはスクフェスっていうタイトル回収するまでどうしてあんなにかかったんですかね。話を自分語りに戻すと適当に音ゲーの一つとしてデレステを楽しんでいた自分は高校卒業に合わせて中学校の頃の地元のオタク友達と近くのサイゼリアで集まってだらだらしていました。そこにいた友人を勝手に友人Bと命名します。そこでデレステの話になりました。その時の会話は今でも覚えています。

Parasan「そういえば最近デレステ始めた」
友人B「へー。ちょっと待って。……………この子どう?」

忘れるほうが難しいくらい少ない、そのほんの1分程度のやり取りによって、自分の人生は大きく変化することになります。友人Bが持っていたスマホの中では、通学路で赤いランドセルを背負った紺色の髪の毛の少女がこちらを向いて立っていました。一目ぼれでした。彼女が今の自分の担当アイドルで、自分のことをアイマス沼に突き落とした要因の一つ、佐城雪美です。

大学生活とアイマス

なぜ友人Bが雪美ちゃんを選んだのか。これはとても簡単な話で、その友人に自分の性癖が完全にばれていたからです。恐ろしいね。
デレマスの担当が一瞬で決まったあと、自分は暇さえあればデレステをやる人間になっていました。雪美ちゃんが人気であることは少し調べればわかることだったので、雪美ちゃんのイベントは多分すぐ来るだろうと思ってデレステをやっていました。待ちに待った雪美ちゃんのイベントが期末テスト期間とがっつりかぶってほぼ走れなかったことは誤算でしたが。

そんな中567は脅威を増し、緊急事態宣言が出てしまいました。大学の開始は一か月遅れ、GW明けの再開はオンラインでした。
現在の大学一年生の惨状をまだご存じない方もいらっしゃるかもしれないので一応述べておくと、未だに同級生も教授も顔を知らない、新歓と大学祭という楽しいらしいよくわからない祭りには参加できない、大学の友達という概念はアンインストールされ、課題はすべて自力で解決しなければならない状況です。先輩から飯を奢ってもらった記憶が一回しかないですね。例えるなら、高校の友達が全員現役合格した宅浪と何ら変わらない生活と思っていただければ十分です。陽キャならこの状況でも友達がいるらしいですが、陰キャは孤軍奮闘を続けております。大学生ってなんだよ。良い点としてはこの記事のように内容がない文を永遠と量産する力がつくところですね。

緊急事態宣言中はプログラミング以外特に新しいことは何もしていません。今思えば、どうしてこの時にミリオンやASを学んだり、ライブ映像を見て勉強しなかったりしなかったのか悔やんでも悔やみきれません。まだその頃はアイマスのオタクではなかったのでしょうがないですね。オンライン大学再開後、しばらくは大学から与えられていた課題をこなしているだけでした。

そんな中、千葉大学アイドルマスター研究会のツイッターアカウントを発見しました(正しい時系列は忘れたけどたぶんこの辺)。自分は当初千葉マスに入るかどうかとても悩みました。一人で雪美ちゃんを眺めているだけで幸せな人間だったので、入らなくてもいいかなとは思っていました。それを友人Aに相談したら「とりあえず入ってみれば?」といわれたのでとりあえず新歓に参加してみることにしました。友人Aの手の上で転がされている感がすごいですね自分の人生。とりあえず入ってつまらなきゃ居なくなればいいやと考えていたら(これは今でも思っているので突然消えたらそういうことだと思っといてください)、気づいたらこれを書くくらいまでアイマスにどっぷりつかっていました。どうしてこうなった。

シンデレラガールズ

もはやアイマスのオタクとして出来上がりつつあったParasanですが、本当にアイマスの魔力にはまったのは、多分YouTubeで放送していたデレアニだと思います。プロデューサーが女の子にプロデュースというガラスの靴を履かせることで、ステージという舞踏会に連れて行って、女の子がアイドルというシンデレラに変身するという一連の流れをアニメで忠実に描いていたのが印象的でした。舞台に上がるアイドルだけでなく、プロデューサーも回を重ねるごとに成長しているのが面白いと思いました。自分は最初のほうの未央回ですら感動してしょうがなかったので、そのあとの怒涛の感動ラッシュに耐え切れず、アニメを見て泣くということを初めて経験しました。特に、後半の卯月回はどう見たら泣かずにすむのか教えて欲しいほどです。S(mile)ingの歌詞が良すぎて五億回くらい泣きました。S(mile)ingの歌詞を書いた人にノーベル平和賞をあげてください。小中高の卒業式でへらへら笑っていた人間ですら、デレアニは容赦なく涙腺を崩壊させに来ました。プロデューサーの涙腺がゆるゆるである理由が分かりました。デレアニの話は長くなりそうなのでこれくらいにしておきます。

理由あって、SEMが好き

突然ですが、共通点クイズです。「東方」「艦これ」「ラブライブ」「ごちうさ」「アズールレーン」。これら五つの共通点は何でしょう。正解はほぼ女子しか出てこないという点です。どうしてこれら五つをあげたかといえば、自分が履修してきたものがこれだからです。自分は男子がメインで出てくるコンテンツをほぼ触ったことがありません。強いてあげるとすれば友達の付き合いで見たガンダムの鉄血のオルフェンズぐらいです。どうせ女性向けに作られたものだろうと思って、男子メインのコンテンツを食わず嫌いしていました。その食わず嫌いすら突破してきたのがsideMです。

デレアニ終了後、すぐにYouTube上でsideMのアニメが始まりました。デレアニがとてもよかったのでMも決して低くはない期待値で視聴を始めました。まずEoJを見ました。顔と名前が一致しなかったので、話についていくのがやっとでした。でもJupiterかっこよかったです。そのあと本編に移りました。最初は全く面白くなかったです。最初のハードルである「名前」が覚えられなかったので物語がどこに進んでいるのかわからなかったことが原因だと思います。ようやく顔と名前が一致してきたときにSEM回がありました。ここで完全に落ちました。競馬やるアイドルなんていていいのかよと思ったことは置いておいて、SEMの、自分たちがおじさんであることを自覚したうえで、おじさんたちが頑張っている姿を見せることで多くの人にエールを届けたいという姿勢が最高にかっこいいと思いました。SEMの歌もダンスも衣装もすべてが古くてダサいけれども、それこそSEMの魅力だと思いました。自分はアニメで終わっちゃった人なのでそのうちちゃんとsideMを学べるといいですね。

猫は…いるわ…

このセリフはシンデレラガールズ劇場わいど☆の第309話の最後のコマにて千秋さんが絞り出した言葉です。これは[キトゥンズガーデン]佐城雪美の実装とともに公開されました。このカードをお持ちの方はそれを見てください。持ってない人は今すぐgoogleで調べてください。見つかりましたか。よく見てください。かわいいですね(ダイマ)。特にこのカードはファンシーをテーマとして雲や星や星座などが配置され、特訓前ではハロウィンらしいお菓子が机の上に並べられており……と解説していたら文が長くなりすぎてしまうのでこの辺で止めておきます。それにしても担当ってかわいいものですね。雪美ちゃんのこの限定SSRをツイッター上で初観測したときは、部屋で飛び跳ねてとりあえず引きました。80連で出たので良かったです。当時は尊すぎて死んでいました。また、オタクゆえに語彙力が欠落していました。語彙力の著しい低下により、「猫は…いるわ…」としか言えなくなるのもよくわかりました。

今年は特に雪美ちゃんの活躍の場が多かったと思います(比較対象を知らないだろうというツッコミが入りそう)。去年の総選挙で上位入賞をして声がついた影響だと思います。先輩雪美Pに感謝します。夏に太陽の絵の具箱でイベント報酬となり、前述した限定SSRになり、中澤さんが24magicに出演、「君のステージ衣装、本当は...」でも歌っており、これからの成長を期待できるアイドルです。HNYでもsonoritiaがそろっているので太陽の絵の具箱を歌う可能性が高いです。やったー。しかし、まだソロ曲はもらっていません。いつ来てもいいように資金の準備は万端なのですが、出すならこずえちゃんと一緒がいいですね。ついでに千夜ちゃんと一緒だと中の人が大喜びで財布の中身を差し出します。運営さんはそろそろこの三人のソロを考えてください。

どーーーーん

ここまで全くシャニマスの話をしなかったのでMUSIC DAWNの話だけします。二日とも視聴しました。自分はアンティーカの曲が好きなので、バベルシティ・グレイスやNEO THEORY FANTASYなどが聞けて盛り上がりました。ストレイライトは異次元のかっこよさを持っていましたね。ドローン映像が一番似合うユニットだと思いました。ただ、今回のMUSIC DAWNは、二日目のノクチルがあまりにも良すぎました。多分ほとんどのオタクはノクチルのせいでMUSIC DAWN記憶がほとんどないし、和久井さんの「任された」で心停止したと思います。歌わなくてもそこにいると思わせる幼馴染パワーによって、ノクチルのファンになった人も多いと思います。自分はそのあと長い間ノクチルの曲を聴くたびに「円香が歌ってるよ...」と感じるようになりました。ノクチルは567のせいで初舞台が配信のみ無観客という特殊な状況になってしまいましたが、これ以上ないほど良い舞台でした。自分も観客とコールありのライブに早く行きたいです。

これからの話

プロデューサーの新人として感じた、アイドルマスターというコンテンツのこれからの話をしようと思います。はっきり言えばアイドルマスターを取り巻く環境は年々厳しくなっています。15年前は声優が歌って踊るコンテンツはとても珍しかったと思います。しかし、アイドルマスターが15周年を迎えた時に周囲を見回してみると、そのようなコンテンツはありふれた光景になりました。また、現状シャニマス以外のアイマスブランドで主力になっているスマホ音ゲー界隈での勝負が厳しい時代になっています。登場後一つの時代を作り上げ、現在アニメが好調な「ラブライブ」、自分の周りや年下はみんなやっている「バンドリ」、実力が未知数な「D4DJ」、アイマスと同時期に流行したボーカロイドを引き連れて音ゲーに参入した「プロセカ」など競争相手が多く苦しい戦いを強いられていることは明白です。事実、「あんさんぶるスターズ」など競争相手が強い女性向け音ゲーにたまごボーロで対抗しようとした、Mステはサービス終了が決まりました。強くなって帰ってきてください。音ゲー界隈の厳しさの証拠として、あれだけ広告を打って知名度を上げたD4DJですら曲とキャラクターの古臭さと見え見えの集金主義によって苦戦していることをあげておきます。スマホでの音ゲーの選択肢が少なかった昔と違い、大量のスマホの音ゲーが放出されている現代では、知名度+内容の面白さがないともはや見向きもされない時代に突入しているのです。まぁ、自分がここに書かなくてもプロデューサーのみなさんなら感じていることだとはわかっています。

では、アイマスは衰退を待つだけかというとそうではないと思います。そのヒントは長々と書いた自分語りにあります。アイドルマスターの魅力はゲームだけではありません。楽曲、アニメ、キャラクターなど様々な部分にはまる要素が詰まっています。自分はデレステというゲームからアイマスに触れましたが、佐城雪美というキャラクターとデレアニ、Mアニ、そしてアイドルマスター研究会がなければとっくにアイマスのオタクはやめていると思います。アイマスはその歴史の長さによるキャラの豊富さ、それぞれのキャラクターが持っている背景の違い、(良いか悪いかは別にして)バンダイナムコの運営能力、プロデューサー同士のつながり、圧倒的知名度など15周年の間に積み上げた資産が数多くあります。それを生かして、この時代もまだまだプロデューサーを増やしていけると思います。

長々と自分語りにお付き合いいただきありがとうございました。新年のHNY、2月のバンナムフェス、この前発表されたシャニマス2nd3rdライブなどアイマスは楽しみなイベントが盛り沢山ですね(この記事を書いている途中でHNYは現地が消えました。1日目に行く予定だったので落ち込みました)。財布が持ちません。財布の中身ないわになります。適度に追えるものだけ追っていきましょう。以上、プロデューサー一年生のParasanでした。またどこかでお会いできましたら、よろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?