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「鉄メロと自転車と私」 2年寺内梓

こんにちは!千葉大学教育学部2年になります、マネージャーの寺内 梓です。
兵庫県の神戸市が出身で、温和な瀬戸内海を眺めながら自由に育った生粋の一人っ子です。諸々の紆余曲折を経て千葉に来ることになりましたが、昨年はコロナ禍だったこともあり、まともなキャンパスライフというものを送っておらず、対面授業がスタートしだし、やっと今年から思い描く大学生活が送れそうな兆しが見え、期待に胸を膨らませているところです。
私にとってのサッカーの入口は高校時代、「あず、サッカーのマネージャーやってくれへん?」とお昼ご飯中に友達に誘われて何気なく女子サッカー部に入ったことです。
最初のうち、サッカーが格段好きだった訳ではないのにマネージャーになった自分に対して、競技に向かう覚悟も練習量も背負わず、結果に対する喜びや興奮、感動を自分のものとして手に入れることのズルさみたいなものを感じたり、でも一方で当事者として活動しなくていいという中学の吹奏楽部の時には感じることのなかった気楽さが心地よく、自分のスタンスに迷いながら、しばらくは何となくでタイマーを持ち、グランドに突っ立っていたことを覚えています。
でもチームと一緒に練習していくうちに自分だけが枠の外からどこか他人事として眺めている感覚は徐々になくなっていきました。
引退して塾の自習室に籠るようになってからも「大学でもマネやりたい」と思えるようになるほど、気づいたらサッカーのことが、チームのことが好きになっていました。

しかし念願叶って大学生になれたはいいものの、入部できたのは10月以降だったため実質まだこの部活に入って半年ほどしかたっていません。そんな中でマネージャーの仕事とはいかなるものかを語るのは気がひけるので、今回は最近好きなものの話で私の人となりを知って頂けたらと思います。

私は電車の発車メロディーを聞くことが大好きです。おいおい何を言い出すんだ、サッカーはどこに行ったんだと思うかもしれませんが、少々お付き合いください。大体の発車メロディーはその町をイメージして作られるため、聞くだけでその街に行けたような気がしてわくわくするので、私は音楽を聞いていても一旦音量を下げるほど大好きです。(総武線は音楽が何駅か連続で使い回されていることが多いですが...)(あ、でも幕張だけ音楽違うんですよ〜、私は上りが好きです!)
さて、私にとっての不動の第1位は東京メトロの東西線の発着音なのですが、最近新しくハマってしまった路線があります。JR京葉線の発着音です。京葉線は蘇我から東京までの沿岸をつなぐ路線なので基本海をモチーフに音が作られていてシロフォンの高い音の響きが反響してキレイという音的な理由ももちろんあるのですが、もう1つの理由は地元である神戸の私・公鉄の発着音ととても似ているからです。
開発された湾の方向は新しい建物がたくさん建ち各地からきた人々が賑わいをみせ、古くからある山の方には昔からの風情を残しながらJRや私鉄・京成を中心に自然と一緒に人が共存しながら発展してきたことが伺える千葉県。初めて千葉にきた時からどこかしら神戸に似ているところがたくさんあり、懐かしい感覚があったのを覚えています。
もっと千葉を楽しもうと、コロナ禍ではありますが最近になって街乗り用自転車ミニベロを購入したのですが、これがまた進まない...!
車輪が小さいため普通の自転車の2倍こがないと私のミニベロちゃんは進まないのです。
(自転車屋さん、街乗り用やからこれで十分って言いはってんけどな...)

自転車に限らず自分の思い通りに物事が進まないことはこれからも多々あるかもしれませんが..いや、ありますね。私と似て歩みの遅いマイペースなミニベロと共に西千葉の道を走っていくように、私自身も人生のたくさん枝分かれした道を自分で走っていかなければなりません。判断誤って道からそれてしまうこともあるし、直感が当たってそのままショートカットできたと思ったら道の向こうに思わぬラスボスがでてくるかもしれないし。
色んなことが待ち受けていると思いますが、私も私でなかなかに図太いので多少道を間違えたくらいでは動じません。のんびりしているように見られがちですが、言いたいことはハッキリ、やることはやるのが今年の目標です。

せっかく縁あって出会えた千葉大サッカー部のみんなともっと仲良くなることはもちろん、他愛のない話から真面目な話まで話せるような関係性を目指して、ただのお茶くみ係ではない信頼されるマネージャーになれるよう頑張っていきたいです。

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