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目覚めた!走り出した!2017年前半

デビューイヤー・2016年が終わり、いよいよ目覚めた2017年。ここから怒涛のラッシュが始まる。大人の部活、仲良しコミュニティから脱皮して、いよいよ深入り深掘りのマニア活動が始まった。
誰にとってもどーでもいいことかもしれないけど、僕たちは自分たちなりの地図の楽しみ方を2017年前半でマスターした。こういうとき、せっかちは得なのだ。

何でもトライしてみよう、まずは行動あるのみ、みたいな、ひと昔前っぽいスローガンを愚直に(?)実行して地図ラーの基礎ができ上った。その内容を少し詳しく紹介していこう、聞きたくないかもしれないけど(笑)。


テーマ 目標を立ててひたすら歩く

2017年1月15日 東京下町七福神めぐり
門前仲町から森下まで、深川七福神をめぐって歩くイベント。全部の神様の前で全員で記念撮影するミッションで、寄り道しながら、買い食いしながらのまち歩きだった。まだ前年のイメージが残るイベントだったが、ポイントをクリアしながらのまち歩きは楽しかった。
この頃から、ロゴマークの旗、名刺、サークルのチラシなど、プロモーショングッズが登場した。実は僕は地図趣味と同じくらい、プロモーションも趣味なのだ(最近気づいた…)。

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深川七福神のコース
たくさん買い物
副会長ゆっきーのイラストレポート

テーマ 専門性の高い講演会で知識を吸収する

2017年2月8日 千葉大学観光サイエンスフリートーキング
ネットで見つけた、千葉の観光について専門家が語るトークショー。Facebookでメンバーを集めて聴講に行った。これは、もう目から鱗が100枚以上落ちるような強烈なトークだった。今までこんな凄い話は聴いたことがなかった。これこそ僕たちがやりたいこと、求めていることだよ。もう感動で涙も出なかった(?)。
どこぞでこんな素敵なマニアックな話をもっと聴きたい。そしてこの分野の大学の先生はみなヘンタイだと理解した。

Facebookグループでメンバー募集
講座の様子(千葉大学)
副会長ゆっきーのイラストレポート

テーマ マニアが集まるトーク会で仲間と一緒に学ぶ(あきれる)

2017年2月26日 地図ナイト14
またまたネットで見つけた「地図ナイト」は渋谷にあるカルチャーカルチャーでの開催。こんな素敵なイベントがあるのか!と思いFacebookで一緒に行く仲間を募集したんだけど、結局参加者は僕と副会長の2人だった。あらら。
内容的には千葉大学の講座をもっとカジュアルに、もっと偏愛方向に振った内容だった。主催者は境界協会主宰の小林政能さん、この時に地図神こと今尾恵介さん、、暗渠神こと本田創さん、漫画家の江川達也さんも登壇されていた。
内容もちょっと刺激が強すぎるくらいの濃度で、もう夢中で聞き入り、シャッターを押し続け(電池切れた…)、ヘロヘロになってしまった。
カルチャーカルチャーは100人以上のギャラリーで溢れ、世の中にはこんなにいっぱい地図好きがいることを知った。僕たちは作ったばかりの名刺と活動案内チラシを配り、この日から大勢の変な(愛すべき)仲間たちと行動を共にすることになった。地図ラーのビッグバンとして記念すべき日になった。

東京カルチャーカルチャーのステージ
副会長ゆっきーのイラストレポート

テーマ マニアックなテーマを追求するまち歩きイベント(奇異な集団)に参加1

2017年3月20日 千葉スリバチ学会+暗渠マニアックス
地図ナイトで知り合った千葉スリバチ学会・稲垣憲太郎会長、名著「暗渠マニアック!」著者の吉村生さん、髙山英男さんが案内する、津田沼から庄司ヶ池排水路跡、谷津干潟まで歩くツアーに参加した。こんなマニアックなまち歩きにこんなに凄い人数が集まるのか!集合場所の津田沼駅でまずビックリ!なんだナンダ、この集団は。
この大人数グループが、賑わう津田沼駅周辺を移動する様は怖いくらいだ。しかし排水路跡あたりに着くと人影もまばら、細い道をマニアの塊が移動する。そしてみんなそこかしこで写真を撮る。けど、いったいナニを撮っているのかよくわからない。解説を聞くとナルホドなんだけど、度を越したマニア度、道すがらで地元の人に何度か「ナニヤッテルンデスカ?」と聞かれた。こちらも説明のしようがなかったけど。
しかし、こういうまち歩きは刺激的。僕たちもこういうまち歩きをやってみたい。そう決意した初イベントだった。

津田沼イトーヨカドー前でオリエンテーション
副会長ゆっきーのイラストレポート1
副会長ゆっきーのイラストレポート2
副会長ゆっきーのイラストレポート3
副会長ゆっきーのイラストレポート4

テーマ マニアを集めてトーク会を主催(せっかち参上)

2017年5月10日 地図トークセッションat神田
こうなると自分でもやってみたくなる地図ラー魂。神田にあるラウンジ彩々という僕の同級生がママを務めるお店(要は経営者ね)に、ゼンリンの市原誠さん、千葉スリバチ学会会長の稲垣憲太郎さんをお招きして、プレゼンをやってもらった。
この時に、東京スリバチ学会会長の皆川典久さん、境界協会主宰の小林政能さんと言ったビッグネーム、そして機関紙地図ラー創刊号から連載いただいている東寿浩さんなど、初期から地図ラーの会を支えてくださった皆さんに集まっていただいた。
この内容、盛り上がり、マニア度、メンバー、もう癖になる…。もはや進むしかない。

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神田のラウンジ彩々で開催
副会長ゆっきーのイラストレポート

テーマ マニアックなテーマを追求するまち歩きイベント(奇異な集団)に参加2

2017年5月21日 東京野良スリバチ学会 番町麹町~外濠寸止めスペシャルまち歩き
東京スリバチ学会の分科会、スリバチ&境界の重鎮(ウラバン)こと片岡きよえ姐さんが主催するイベントに参加した。凄いペースでのめりこんでいるでしょ?もう楽しくて楽しくてしょーがない!
副会長ゆっきーがイラストレポートを書いてくれているので詳細はそちらで。自分たちの脚力不足も痛感した。
こういうまち歩きイベントを主催してくれる人はありがたい。スリバチ学会は実は全国組織で、千葉、埼玉、多摩武蔵野、神奈川、大阪(高低差学会)、宮城などがある。以降も地方会は増え続けている。さらに、境界協会、新潮講座、水都東京などなどマニア心を刺激するイベントはすごーーーーく多い。今まで知らなかったのが悔やまれる。

坂道大好きな皆さん
副会長ゆっきーのイラストレポート1
副会長ゆっきーのイラストレポート2
副会長ゆっきーのイラストレポート3
副会長ゆっきーのイラストレポート4
副会長ゆっきーのイラストレポート5

テーマ マニアックなテーマを追求するまち歩きイベント(奇異な集団)を主催

2017年6月11日 中山地形の謎を解け!ミッション参加型地図ツアー
僕たちはこんな数々の刺激を受けながら、水面下では自分たちでイベントを企画していた。今までのような散歩ではない、マニアックな知識を盛り込んだまち歩きイベント。観光協会、図書館、ネットなどで情報を集め、ガイドブックまで作った。
ルートは下総中山駅をスタートして、真間川をたどって最後は本八幡というコース。ミッションは、かつては逆向きに流れていいた真間川が、流路整備で向きが変わり、河口が東京湾に付け替えられた痕跡を見つけようというもの。半年前の地図ラーだったら、まったく想像もできなかったイベントだ。知識の塊のような皆さんが楽しめるものなのか、でもやったもん勝ちという決意で(?)イベントに挑んだ。
Facebookで募集したところナント35名の申し込みがあってビックリ。こんなにたくさんの物好きがいるとは!
最初のオリエンテーションの時に、階段を踏み外してコケて流血した時は暗雲が立ち込めたが、皆さんの協力で楽しく過ごすことができた。

Facebookグループでメンバー募集
真間川にかかる橋で記念撮影
ミッションブック1
ミッションブック2
ミッションブック3

テーマ マニアックなテーマを追求するまち歩きイベント(奇異な集団)に参加3

2017年6月24日 千葉スリバチ学会 香取佐原まち歩き
主催する、参加するが日常化しつつあった梅雨時のイベント。ここで1つの問題点が浮かび上がった。それは体力的な問題。
僕はこう見えても元体育会。プロレスのような激しいスポーツはできないけど、ただ歩くんだったら大丈夫。でも副会長ゆっきーはこのイベントで途中リタイヤということになってしまった。
原因は熱中症。体力というより水分摂取不足、そういう対策が足りなかったということだ。この反省点は僕たちの今後のまち歩きイベントに大きな教訓として残った。

香取神宮前で
副会長ゆっきーのイラストレポート

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2017年は前半だけでこれだけのキャリアが積み重なった。地図ラーは変わった。その手ごたえをヒシヒシと感じた。でももう戻れない。まだまだやりたいことは溢れている。こうなったらこのまま突っ走るのだ。

2月から配布した地図ラーの会パンフレット1
2月から配布した地図ラーの会パンフレット1


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