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SNS SCHOOL講義紹介vol.2_Instagram市場との相性

こんにちは!BESの広報です。
今回は主軸事業であるSNS SCHOOLの講義内容をご紹介させていただきます。第2回目は「Instagramと市場の相性」です。
なぜInstagramが伸びているのか。どのような媒体の特徴を記載。

Instagramの特徴
Instaggramは生活密着型のSNSです。
そして「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」というミッションを持っています。SNSを攻略する上で、ミッションを理解することは重要です。

Instagramはユーザーの興味関心が何かを常に調べていて、ユーザ毎に表示されやすいアカウント・投稿を変更しています。
そのために企業アカウントを運用する際には、何が好まれるかを考える必要があります。


次にこの表は、個人ユーザーに対してSNSを利用する目的について質問したものです。青が令和元年、グレーが平成30年の回答結果です。
およそ1年でどのようにSNSの利用が変わったかを示しています。

1番上は「従来からの知人とのコミュニケーションのため」はほぼ変わりがなく87%前後です。すでに十分な人数が目的としているため今後もそのまま推移していきそうです。

2番目の「知りたいことについて情報を探すため」は最も割合が伸びています。コミュニケーションではなく、情報収集目的が増えているのは「ググるからタグる」に変化している現状の現れです。
情報発信をする人が増えたこと、口コミ等の素人の情報に価値を感じやすくなっていることも割合が増えた要因ではないでしょうか。

この表は一般ユーザーではなく、企業ユーザーに対してSNSを利用する目的について質問したものです。
オレンジが平成30年、グレーが平成29年の回答結果です。
およそ1年でどのようにSNSの利用が変わったかを示しています。

利用目的として最も大きな割合を占めるのは1番上の「商品や催し物の紹介、宣伝」で68.7%です。次に多い「定期的な情報の提供」も53.6%と半数以上の会社がSNSを通して情報提供を行っていることが分かります。

上から3番目の「会社案内・人材募集」は平成29年に比べ割合が上がって約5%プラスされ40%に達しました。
単純な商品の宣伝だけではなく、会社案内等の企業ブランディングに対しての意識が高くなっているということが伺えます。


一般ユーザーと企業ユーザーのSNS利用目的についてまとめると、個人は情報を求め、企業は情報を提供することを目的としています。
目的としては需要と供給は一致していますが、各種SNSで成功している企業アカウントは顔ぶれに変化が少なく、運用に苦戦している企業アカウントが多く見受けられます。この不思議な状況はなぜ生まれてしまっているのでしょうか?

「SNSはコミュニケーションツールである」ということを企業アカウントが見落としがちであるということです。
私たち企業アカウントの運用者は、SNSの大前提である「コミュニケーションを取るものである」ということを見落としていることが多々あります。

このことは個人ユーザーに対するアンケートには現れていません。
なぜならコミュニケーションはSNSの基本であり、各種SNSでは会話以外のコミュニケーションが多く設計されているからです。
その一例として、いいねボタンがあります。たとえ会話をしていなくても、投稿に対して「いいね」をした、されたことでコミュニケーションが成り立ちます。講義中にうなずくとか、発表の後に拍手をするといった行為がコミュニケーションとして成り立つのと同じです。

企業アカウントを運用する際に「情報発信のみ」を目的とすると、一般ユーザー・お客様である消費者の満足を得ることが難しいという壁に当たってしまいます。

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