在庫を抱えることはリスクかどうか

「在庫を抱えることはリスクだと思いませんか?」
と、このまえ相談されました。

そりゃあ、怖いでしょう
倉庫が在庫の山で、全然売れる気配がなかったら、
もう心配で不安で寝れなくなるかもしれないほどに

でも在庫リスクが怖くて一方踏み出せていないんだとしたら、

在庫を抱えられる段階よりも前に、生産に協力してくれる企業を見つけないとならないし、
それがスムーズに進むとも限らない。
現に私の提携企業は一度倒産してしまった。

だから、そもそも自分がイメージしていたものが現実に現れたということだけでも、とてもありがたいと思っている。まさしく夢が現実になったような想いがある。

在庫がリスクになる時は、
発注する数だったり、それを売りさばくスキルだったり、そもそも生産するべきものだったのか。など、いろいろ改善できる部分があるということも言えるんじゃないだろうか。

それでも在庫があると、売っていく楽しみができる。さて、在庫を捌けさせるためにどうやっていこうかと考える楽しみも湧いてくると思う。

そういう一歩一歩も楽しめるような事業を少しずつ大きく育てていく。これが自分が起業する醍醐味ではないだろうか。

何も既に大企業であるということでもないし、まだ始めてもいない。小さな小さな事業だったら何でもかんでも楽しんでいける伸びしろがあると思う。

まだ手をつけたことがないものに対しては1歩踏み出す怖さというのもあるけれども、
それ以上にワクワクな気持ちや、
自分を突き動かすパワーが勝たないんだったら、
その事業はやるべきではないかもしれない。

つまり、在庫を抱えることがリスクであるかないかは、自分自身の考え方もだし、経験でだんだん上手になっていく事もあるし、
最初から完璧ではなくてもいいんじゃないかなと思っています。

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