ニューヨークは想像と違っていた話

「Sex and the City」とかウォール街とか
たくさんの映画が撮影されていて、
憧れというか、ニューヨークが世界一みたいな雰囲気が漂う中、この前行ってきました。
ニューヨークで全米最大規模のギフトショーに出展するため、腸いいパンツを担いでニューヨークに行ってきました。

珍しく台風が来ていて、大太鼓が響き渡るような雷の音。ホテルに到着したかと思えばスコールのような豪雨。

なんかこの時点でもう想像してたのと違うー!

赤く染めていた髪は、雨に濡れて見事に白Tに色移り。
ホテルの水が不味い。「あ、そうだ。水は買う国だった。」
部屋がぁぁぁぁぁ、極狭いぃぃぃぃ。
扉開けてすぐベットにハイタッチできるし、
スーツケース広げたら歩く幅ないし、
でも1泊2万円だよ?

日本だったら結構いいところ泊まれるよね?

展示会中ということもあって、ホテル料金が跳ね上がっていたのもあるけれど、ニューヨークの物価の高さ+円安のダブルパンチで終始涙が出そうでした。

仕舞いには、地下鉄の不便さ。
行きは空港からタクシーを使ったけど、帰りは電車で空港まで行ってみようと。

スーツケース2つガラガラしながら、地下鉄へ。無事に予定の電車に乗れそうだと安心していたら、
「ちょっと待て。予定の電車が来ないんですけれどもー!」

と思い周囲の人に聞きまくると、
なんと行く方向によって、地下鉄の入り口が異なるとのこと。
アンビリーバブルでしょ。
重たいスーツケース2つ。エレベーターもエスカレーターも無い地下駅に、運動部の男子並みに力こぶ働かせて、階段で降りてきたのに……
(ニューヨークの地下鉄で、エスカレーターやエレベーターが設置されている駅はまだまだ少ない)

仕舞いには、すでに入場したお金が帰ってきませんーーー涙
なんてシステム。。。
間違えて入っちゃいました。って言う相手もいない。駅員さん…いない。涙

仕方ないからお行儀良くその場を退出して、
別の入り口を探すことに。
無い。
2つのスーツケースをガラガラしながら、
雨も降ってきて、
この辺のはずなのに、どの入り口がどっち方向か分からないし。
その辺りを行ったり来たりで、
国際線の飛行機間に合わないかもー。と焦りつつ、
ドレスアップしていた紳士に半べそで聞く。
★「空港に行きたいのだが、その方面に行く地下鉄の入り口ドコデスカ?涙」
◽️「え?ああ!あそこだよ!」
★「違う。ワタシ今ソコカラデテキタ」
◽️「うーんと。。。ああ!あっちだね!」

と道案内してくれたけど、
こういう人はもはや電車使わないんだ!と驚くと同時に、どうにも信じられなくてその辺りを相変わらずウロウロする。←ひどいよね。結局その紳士の人が合ってたのに( ˊ̱˂˃ˋ̱ )ゴメンナサイ
雨に打たれ、荷物は多いわ、迷子だわ。
何もかも投げ出したくなったけど、最終的に無事に辿り着いたというお話でした。

ビックリしたのはさ、とにかくカオス。
半裸の男が、地下鉄の階段ど真ん中で爆睡してるし
マンハッタンのど真ん中でレアル・マドリードの大きな旗を背負ってる男。
街中で水着を着てる女。
ヘソだしルックで、脂肪たっぷりの三段腹を出してる女。

みんな自由!自分はこれがいい!っていうのがしっかりしてて、周囲もそれに対してとやかく言わない。そこはすごくいい所だと思った!
いい人は本当いい人だし!

一番嫌だった所は街のシステムがカオス。
地下鉄は二重チャージ取られても返金はされないし、大麻が合法+ゴミの悪臭で街中臭かった。
お金がないとアメリカは住み辛いと再認識。

東京全然負けてないよ。っというか勝ってる。
全てにおいてのクオリティが断トツ日本がレベル高い。
向こうはド派手で、こっちはワビサビ。
この違いが大きいけど、日本人で良かったーーーーーー!!!と再実感した。

変わらずニューヨーク展開を目指します。
市場規模が4倍も違うから。
実際に行ってみて憧れがなくなり、対等で冷静に見られるようになった。

1日過ごすごとにニューヨークでの生活が上手になっていったのは事実。住めば都になるのかな。

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