「見る」から学ぶ
こんにちは、Chiakiです。
突然ですが質問です。
あなたは絵を描く時、資料を見ますか?
模写をする時は、必ず横に被写物を置くでしょう。でも創作する時は?
大抵の人ってキャラの立ち絵などを見て描くと思います。
けど、ぼくは2年ほど真剣に絵を描いてきて、資料の大切さというものを実感しています。人の表情を似せるのはもちろんですが、ポーズ・髪の動き・服の影など、自分の引き出しにはないものが資料には溢れています。資料の中から欲しい部分だけ抜いて描くっていうのが、絵を描くうえでとても大事なことです。
最近はキャラクターを描く時、前・横・後ろ・服の構造をまず描いてみるというのを必ずやっています。じゃないと曖昧な絵しかかけないって気づきました。
なぜこんな考え方になったのか。それは、職場で言われたことが頭に残り続けているからです。
ものを作る時、二つの事柄に分けられます。
一つは、身内のみで使うもの。もう一つは、売りに出すものです。
前者は、少々のことがあっても許してもらえるし、それを気に入ってもらえることが多いです。雑でも練習という扱いで大丈夫です。
しかし後者は違います。買う相手がいます。相手がこの商品を見てどう思うのかを考えて製作しなければなりません。ぼくも売りの商品を作る時、先輩から「これChiakiさんがもらってどう思う?嫌やろ?」て言われました。ぼくには、丁寧さとともに、自分の引き出しを過信しすぎていて、本来の形から大きく遠ざかっていたんです。
ここからものを作る時はしっかりと資料作りから始めるようになり、このことが絵を描く時にも生かされるようになったんです。
本気で絵を描いたら、相手にも伝わります。
手を抜かず、一線一線丁寧に引いて、服の構造も自分が理解して描くことで、より完成度の高く現実味のあるものにつながると思います。
まず真似る。引き出しを広げる。
本気で目指すならここまでやっても足りない。でもやらないよりやる方が身につくなら同じ時間を使っても後者をとると、ぼくは思います。
⇩宣伝です。つい最近描いた絵です。よかったら覗いて見てください。
またね。A bientôt
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