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どんぴしゃで レディーゴー (小豆島編)

「どんぴしゃでレディーゴー!」
イノチグラスのお話会と作成会出張から
帰って来たわたしたちに主人が
どうだった?って聞いた時
答えた娘の返事。


まさに
「どんぴしゃでレディーゴー!」
の日々
車に機材やテストレンズやフレームを
積んであわただしく走り回っている。

場や時間を整えて
待って下さっている主催者の方の事
イノチグラス出張の旅で
出会う、土地や人たちのこと
旅の記録です。

書くきっかけをくれたのは
小豆島での
イノチグラスお話会と作成会を
主催して下さった
タネむすび堂の玲子さん。

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千晶さんいろんなところ
行かれてるみたいだけど、
それ書いていないよね?
行く場所の共通点みたいなのある?
その人たちの事知って繋がってみたい。



小豆島行きが決まったのは
鹿児島出張中。
イノチグラスづくりの予約が
数か月間なかなか合わずだった
小豆島の玲子さんからのメール。

「もしももしももしも
ご興味ありましたら
小豆島で出張検眼とかいかがでしょう?!
来週は10〜17日までお店をお休みにしているので、
その間で都合つく日ありましたら、タネむすび堂にて、
興味ある人に向けてお話し会したりだとか。。。
なんて妄想が膨らんでしまいました😆」

「出張可能です。」

のわたしからのお返事からとんとん拍子に
話は進み、その次の週には小豆島にいました。
小豆島へは神戸からフェリーで3時間半ほど
広さは日本で19番目。
人口は約2万8千人。
地中海と似た気候を持つことから
オリーブ栽培に成功した島。


タネむすび堂
の玲子さんは
カラダよろこぶごはんにおやつ
ゴミを出来るだけ出さない量り売り
自家製の自然栽培オリーブオイル・野生の椿油
のお店の店主さん。
たまたま訪れた小豆島に移住する事になって
たまたま訪れて小豆島に移住した
かちおさんと小豆島で出会って結婚。

それにしても、小豆島に移住した人たちは
揃って、たまたま小豆島に訪れてそのまま住んでいる。
という話をしていた。

小豆島への到着の夜
海沿いの道を走り、
山を上がり
辿り着いたところにいたのは
迎えに来てくれたのは
玲子さんとパートナーのかちおさん。

土地の木や深い緑の山と同じ雰囲気の人たち。


お家で一緒に暮らすのは
息子さんの幼稚園生、和麻(わお)くん
大きな黒い犬のクク
お誕生日にわお君がもらったニワトリ。
わおくんがいつか食べるかもと
水に入れているザリガニ。

お家の中には
大切に使い続けられている
机や椅子や棚や。
足ふみミシンの上には
端切れがおいてあって、
着終わった生地で
何か作ろうとしているのかな。
昔実家にもあった
足置きつきの籐の椅子。
壁につるされているのは
麻の蚊帳。
流木で作られた
ハンガーラック。
竹を切って作られた照明。

お風呂は薪でかちおさんが湧かしてくれる。
玲子さんが出産の為に、タイルひとつひとつ
貼って妊婦自ら自作された大き目の湯船。
お風呂に竹の筒が沈んでいるのは
何か効能があるのか
わおくんのお風呂のおもちゃなのか。

窓の外は外からの光が届かず
葉っぱの音や風の音の中で夜を過ごします。

それにしても蚊帳の心地よい事!
麻の力を感じる睡眠の質です。

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朝ごはんですよー。
と声をかけてもらって、食堂に集まります。
玲子さんかちおさん、
息子さんの和麻(わお)くん
わたし佳音が四角い机を囲んでお座布団に座ります。
机の上には
白いご飯と
ブクブク言っている透明のお汁。
かちおさんが大切に育ててひとつひとつ
手で収穫した新鮮なオリーブオイル
お醤油、しらす、
その中にお味噌入れてねって。

菌を大切に育てるお二人は
いただくその直前にお味噌を入れて
お味噌汁をいただきます。


「行って来ます!」
お家からイノチグラス作成の会場である
タネむすび堂さん車で10分ほど。
山から降りて、海沿いの道を走ります。

タネむすび堂さんに到着。
広い庭があるお家の中で
和室には四角い机とお座布団が並び
木の床の部屋にははかり売りの商品棚と
机と椅子が並ぶ。

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そのお部屋に機材を持ち込み
朝からお客様を迎え
お話を聞きながら、進めていたら
もうお昼!


タネむすび堂さん特製
ふわふわ米粉の天然酵母ドーナッツふたつで眼鏡を表現
お味はカカオ仙人吾郎さんのカカオを使った
カカオとシナモン
そして特性豆乳スパイスチャイつきの
イノチグラスお話会がはじまる。

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来られた方、お一人お一人の
目に対する質問や眼鏡に対する質問や疑問を
聞きながらお話を進める。

小豆島へ移住して来た方
Uターンで戻ってこられた方
地元で住んでいる方


夕方の最後のお客様を
お見送りして
タネむすび堂さんの鍵を閉めて
先に帰っている玲子さん
を追ってお家へ戻る。

キッチンから良い匂いがするのは
数日前にかちおさんが
さばいた鹿のシチュー。
玉ねぎと鹿を炒めたら
玲子さんにバトンタッチ。
えー?
ここからどうするの?
わたし?
なんて言いながら、玲子さんが
キッチンに立つ。
使い過ぎない、少なすぎない
玲子さんの味覚が効く味かげんのスパイス使い。

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夜ご飯の、テーブルには
淡路島であった、ワークショップ隣に偶然座っていた
移住して小豆島に住む
ふくちゃんが混じる。

久しぶりのわたしと
ちょっとご無沙汰な玲子さんとふくちゃんが
近況報告。
ふくちゃんが出会っている、菌のお話。
たまたま玲子さんの興味と一緒。

久しぶりの再会と
お互いの情報交換。
また連絡し合おう!
家に入ってきた、黒いかなぶんみたいな虫を
連れて帰るって手に載せて帰っていくふくちゃん。


場と人と
その数だけ物語が
繋がり続けている。
地球と住む土地と家と友達を大切にしている
その瞬間を共有させて
もらうことが
そこにある光を分けてもらっているみたい。
出張中、人に会う事が
その土地の光をいただいて
それがわたしの観光になる。



小豆島へ行かれる際はどうぞお声がけ&お立ち寄り下さい。
Special thanks to 玲子さん
https://tanemusubidou.com/
かちおさんが育てたオリーブ
https://tanemusubidou.com/about/online-shop/

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たまたま誕生日だった佳音のBDケーキをご用意して下さった玲子さん。
お店でもいただける、濃厚なロ―ケーキ。

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帰り道にクラフトビールをお土産に。
瓶と空冷バッグをお持ちください。
まめまめびーる× MATTの特別クラフトビール
Sen Guesthouse

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島の食材を使ったPIZZA美味しかった!
民宿&CAFÉ DINNINGオアシス
http://olive-oasis.com/stay.html

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お風呂はここに
オリーブ温泉 満点の湯
https://www.manten-shodoshima.com/

小豆島でイノチグラスと出会って下さったみなさま。

〇画家さん〇ヨガの先生〇活動家の奥様〇染色家〇カカオ仙人〇デザイナー〇茶人〇森の学校創設者〇農家

ひとりひとりが出来る事、こんなことも?あんなことも?と人の仕事の幅の広さに驚く日々です。そして、得意な事って本当にひとそれぞれって感嘆の声が出ます。次にお会いできる日を楽しみにしています👓

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