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千明の神様日記 〜みんなみんな生まれたくて生まれてきた〜

  
「勝手に産んだくせに!」
 
「産まれたくなんてなかった」
 
 
たまーーに
そんな言葉を
聞く機会がある。
 
 
が。
マジで思う。
 
 
「絶対みんな
 自分が
 生まれたくて
 生まれてきてるで…」
 

 
 
***
 
 
 
私たちは
元々
精子と卵子だった。
 
そしてそれが
結合しなければ
この世に存在し得ない。
 
 
精子である自分が
長い長い道のりを
泳ぎ切って
卵子である自分に出逢い
 
片割れと片割れが
結ばれ
ひとつになって
生まれてきている。
 
 
わたしは自分が
精子だった記憶はないから(←😂)
想像でしかないけれど
たぶん
心臓の鼓動が
鳴っているのと
同じくらい
自然に
しかし力強く
本能で泳いできて
この世界に誕生している。
 
 
生まれたくなかったら
絶対泳がないと思う。笑
 
 
そして
卵子のわたしも
精子に出逢いたかったから
(…というより
 出逢うのがごく当たり前の
 運命として
 存在している
 そんな存在が
 卵子な気がする。
 それくらいの純度の高さというか…
 実際にその卵子が
 精子と結ばれるかは
 別の話として)
大切に育って
卵巣に持たれて
排卵の出番と
そしていつか会えるであろう
精子を
待ち続けていたんだろうなぁ。
 
 
 
育つ力
待つ力
進む力
 
 
様々な力が
集結して
人間として
生まれてきている。
 
 
 
***
 
 
3年ほど前に
大切な親友の
出産撮影をさせてもらった。


人の出産シーンに
立ち会わせていただくのは
人生で初めて。
 
その病院は
とても素敵なところで
部屋の明かりはあたたかな
子宮の色だった。
 
妊婦さんは
ビーズクッションの上など
好きな体制で
産むことができる。
 

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そして
赤ちゃんがこの世に
誕生する瞬間を
リアルに目撃した時
一番つよく思ったこと。
 
 
 
「…やばい。
 もうこれ
 絶対に言い訳できない!!
 みんな
 生まれたくて
 生まれてきてるわ…」
 
 
 
子宮口から
少しずつ降りてきて
世界に生を受ける
赤ちゃんは
やっぱり
あきらかに
自分で、生まれてきていた。
決して母親の力ではない
 
赤ちゃんの力ありきの
母親の力
 
母親の力ありきの
赤ちゃんの力
 
それが合わさり
糸をより合わせるように
生まれてきていた。
 

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ゆっくりと目を開けて
世界をはじめて見る
その瞳。
そして動き。
 
そのあまりの
生命力の強さと
純粋性に
 
 
「いま世界で
 いちばん神に近い
 生き物は
 この子だわ。」
 
 
と、畏敬の念を
感じた。
 

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***

 
 
「産まれたくなんて
 なかったのに
 親が勝手に産んだ」
 
 
と言っている方を見ると
 
「その気持ち(顕在意識)も
 わかる。
 でも、ちょっと待ってくれ。
 必ず生まれたくて
 生まれてきてるはずやで。。
 自分泳いできてるはずや。。
 その自分の本能を
 体感している上で
 “産まれたくなかった”
 という言葉を使ってほしい…
 そうじゃないと
 自分の力に
 失礼やで。。。
 あなたはやばいくらい
 凄すぎる方なんやで…」
 
 
と思ったりもする。
 
 
自分で泳いで
待って
出逢って
育って
その道のりを
再び自分の力で
通ったからこそ
始まったストーリー。
 
(いま思ったけど
 産道って
 もしかして三途の川なの?🤫)
 
 
あなたの生きる力に
ほんと乾杯したいよ!🥂
 
 
 
 
人はみんな
必ず
生きる力を
持っているのだと思う。
どんな状況に
陥ったとしても。
 
 
ただ
気力や
体力が
そのときの
自分の状態に対して
足りない時があるだけ。
(寝てもチャージが
 間に合わなかったりね)
そんな時に
死にたくなるのだと思う。
 
 
気の力と
身体の力を
蘇らせること。
 
すなわち
生命力を持つということ。
 
 
 
生きる力を
必ず持っていることを
思い出すこと。
生命力を蘇らせること。
 
 
 
この2つで
地球は
ますます面白くなるのでは
ないでしょうか。


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