"The Today"
まずは11月23日(月・祝)LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にてDEZERT SPECIAL LIVE 2020 " The Today"の開催が決定しました。かかってきやがれ。(ガイドラインは守るぜ)
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正直2020年のうちはライブはできないなぁって諦めてました。もちろん配信限定のライブというのも話に出ました。
でもライブができるにしてもわざわざ検温や消毒をしなきゃいけないってどうしても違和感があって、ライブはチケットと勇気さえあればいけるんじゃい!って。自分が昔、大阪MUSEというライブハウスに勇気を出して初めて行ったライブで、ある意味人生が変わったから。
だからウイルスの不安が世界から一掃されて胸張ってライブができるようになったらぎゅうぎゅうのライブハウスでライブがしたい。だからもしライブでやるのであっても配信でやろうと。そういう音楽の形もあるのかなって。しのごのいってられないなって。
でも、わしゃやっぱどう頑張っても配信のためだけに"ライブ"はやりたくないのだなぁ。配信限定でふつうのライブやってもライブの熱量は伝わらなんじゃろ?だからもし配信限定でライブをするなら普通のライブじゃなくてお酒飲みながらダラダラとセトリ決めずに自由にふざけながらやるくらいがいいと思ってる。
でもそれをやるのはもっと歳いってからでいっかなって。ふふ
それでさ。メンバーとスタッフで散々悩んで最終的にはメンバーに聞きました。
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Sacchan氏:「制限付きのライブには不安がやはりあるけどそろそろライブしたいのは確かよ。まぁやるなら普通のライブじゃなくて特別なライブにしないとね」
ワイ:さすがリーダー!頼りになる!
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SORA氏 「おれは皆んなみたいに賢くないから難しいことは考えれないけどただの本心を言うとファンの子の前でライブできるならしたい!」
ワイ:SORA氏かっけー!一生ついていきます!
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MIYAKO氏 「...やろ〜♩」
ワイ: ...なんか軽いぜこのサイコパス...
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と、まぁ満場一致で決まりました。
あくまでライブを決断したのは決してお金の為でも事務所の為なんかではない。別に渋谷公会堂をキャンセルしたところでうちのスタッフやイベンターさん達との信頼関係ならなんら乗り越えられる。問題ない。
そしてウイルスごときでバンドが危機に陥ることもまずない。最悪メンバーが食っていけなくなったらわしがどうにかして食わせてやるくらいの覚悟はある。問題ない。
ただ、正直に言うと私自身ここまでウイルスが猛威を振るうなんざ予想はしていなかった。最悪でも今年の夏くらいには世界は元通りになるとタカを括っていた。でも違った。今ではきっと"ウイルスの恐怖に打ち勝つ"という点においての私達の"日常"が返ってくるのはもっと先の話なんだって痛感してる。
そして、たとえウイルスの恐怖に打ち勝ったってどうせまた別の不安や制限、問題が出てくるのがこの時代。別に悪くはないさ。でも今はそんな人生の中で極限まで"あやふやな自由"をみんなで感じたいわけなのです。
多分ワクチンができたからといってもしばらくの間世界はマスクをするのが当たり前だろうし消毒をするのも当たり前だろうと思います。おしくらまんじゅうしながら奇声が飛び交うライブをするのだってしばらくは無理だろう。
《それでも世界が元どおりになるまで何もせずに待つか?》
《てゆうか、そもそも元どおりの日常ってなんだ?》
《なにも変わらないことが日常なのか?》
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いつだって時代は回りながらすごいスピードで変わっていってる。私達は振り回されながらも必死に何かを探してる。身体も老いてゆき、色んな人が様々な不安や恐怖を感じてる。いつだってそれが私達の"日常"なんじゃないのか?だったら少しでも進んでいかないと。正解なんて誰も今はわからない。いつだって見出しは結果論さ。
そんな中でも現状世界は少しずついい方向に向かっていると思います。みんなも当初に感じてたウイルスへの恐怖も少なからず変わってきているはず。(私はもはや別の不安のほうが大きい)
もちろん私も最大限気を付けているつもりだが、とりあえず毎日機械のようにマスクをして消毒をしてるだけな気がします。もちろんまだまだウイルスへの戦いは終わってはいない。不運にも亡くなってしまった人達が残してくれたものを無駄にしてはいけない。
だからこそ、その中でライブができるのならガイドラインくらい真面目に守ってやるさ。(ガイドラインを守ればいいってものじゃないってのは重々わかっている)できることはなんだってやってやるさ。
声出せない?検温?制限?今はみんなでやろう。聞いたことない拍手を鳴らせばいいだけさ。
そういうのをやりたくない人もまたいつか必ず会えるんだし。問題ないぜ。
いつかのnoteでも書いた通りわたし自身マクスを毎日して、建物に入るたびに消毒することが"自由じゃないな〜"なんて窮屈に感じることはもうない。
むしろ予防をしないで周囲の方を不安にさせるほうが窮屈な時代だ。それがもはや良いことなのか悪いことなのかも私にはわからない。あくまで私たちは世界の歯車のちいさな命の一つ。その中でトンガってみたり優しくなってみたり泣いてみたりとひょんな巡り合わせからバンドを始めて私の人生に夢という光が加わった。そしてまだまだ夢の途中だ。まだまだ眩しいぜ(臭いぜ)
そしてその道にそびえ立つステージ。私の中のバンドとはライブが全てだ。音源なんざ所詮カタログに過ぎない。でも
"ステージでしか生きられない"
正直わたしはそう思わないし思いたくない。
世界は広い。美味しいもの食べたり、気心しれた人間と酒だって飲み交わしたい。幸せになりたいんだ。
ただ"ステージは夢の場所"
これは変わらない。変えたくない。夢がないと生きられない。
そういう意味で
"ステージは私がみんなと生きれる場所"
ってわたしは思ってます。
すこしでも"不安があるなら"よりすこしでも"夢があるなら"をみんなで選んだからこの" The Today"の開催が決まりました。
うん。結構"ブレブレ"ですよDEZERT(笑)それをダサいって思われても問題ないけどブレることをブレないって結成当初から掲げてるスローガンがDEZERTにはあるくらいだ。人間はブレるのだ。いらないプライドは捨ててきたしこれからも捨てていく。
だからもう一度はっきり言いたい。しっかりと安全対策を試みて11月23日の渋谷公会堂はお客さんを入れてライブをさせていただきたい。チケット取れない方や家出れない方の為にも付属で配信もやるかもしれないしやんないかもしれない。まだわかりませんがあくまで配信は付属です。楽しむを増やすためのアプローチだと思ってます。
うん。
2020年11月23日は文字通りスペシャルなライブになる。(毎年スペシャルと銘打ってライブしてる気がするのはきっと気のせいだ。)
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徒然と御託を並べましたがこれが、わざわざ大袈裟に語らなくてもいいかもしれないだろうが悩んだが末に私達で決めた決断の内容です。
もちろん何が起こるかわからない世界です。100%なんて言い切るのはあまりに無責任な時代だ。それは多分今までもこれからも変わらない。
不安や恐怖だって形を変えていつだって私達に襲いかかってくる。死んで朽ち果てるまで変わらないのさ。私達は弱い。
だから今、夢の場所への道標を再度踏み出して、少しずつ歩いて行こうと決めました。このブログはその決意表明と取っていただければ幸いです。
あわよくば皆様と共に歩みたいです。
"We are Walker"
「生きててよかったなぁ」って思えるそんな日を。こんな狂った世界の中で感じたい。
よし。
かかってこい。私達は受けて立つ。
でわ。