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これが君にとって何だっていうの?

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滋賀県で歌を唄ってる女が、音楽とは関係あったりなかったりすることを書くだけのエッセイ。読む人には何ら益をもたらしませんが、益がなさすぎて救われることもあるかもしれません。 ヨシ…
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2019年8月の記事一覧

白い上履きの黒い思い出

自分でもしつこいと呆れ返るのだが、未だに思い出し怒りをしてしまう事がある。 小学校二年生の時、上履きを隠された。 よくあるいじめである。 結局それは下駄箱の甲板の、死角になるようなところに隠されていたと記憶している。どこかから椅子でも持ってきてやったのだろう。まったくご苦労なことである。 誰がやったなど今更どうでもいい。私が腹を立てているのはそこから先である。 まず担任の行動が不可解だった。 何を思ったのか「靴をなくすのは名前が書いてないからだ」といい、油性マジッ