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【うんこ思考】観察して答えを予想し、確かめる考え方


登場人物

ちっち: 元気いっぱいで好奇心旺盛な子供
父ちっち: ちっちのお父さん。いろいろアドバイスをくれる

ストーリー

ちっち: (うんこの色がいつもと違う…緑色になってる!)

ちっち: お父さん、今日のうんこの色が緑色になったんだ。

父ちっち: それは面白いね。昨日何を食べたのか覚えてるかい?

ちっち: 昨日はほうれん草をたくさん食べたよ。これが原因かな?

父ちっち: そうだね。じゃあ、「ほうれん草を食べるとうんこが緑色になる」って答えを予想してみよう。この予想が正しいかどうか、今日はほうれん草を食べないで確かめてみよう。

次の日…

ちっち: お父さん、今日のうんこの色が普通に戻ったよ!

父ちっち: それは良かったね。この予想が正しかったことが分かったね。他の食べ物でも試してみるともっと面白い発見があるかもね。

ちっち: じゃあ、次は黒いゴマをたくさん食べてみようかな。「黒いゴマを食べるとうんこが黒色になる」って予想してみるね。

数日後…

ちっち: お父さん、今度はうんこの色が黒くなったよ!

父ちっち: やっぱり黒いゴマが原因だね。この予想も正しかったね。

ちっち: 他にもいろんな食べ物で試してみたら、もっといろんなことが分かるかもしれないね。次はニンジンをたくさん食べてみよう!

数日後…

ちっち: お父さん、今日のうんこの色が変わらなかったよ。ニンジンではうんこの色が変わらないみたい。この予想は間違っていたんだね。

父ちっち: それも重要な発見だね。予想が間違っていることもあるけれど、それを確かめることで新しい知見が得られるんだよ。次に何を試すか、もう一度考えてみようか。

ちっち: うん、次はトマトをたくさん食べてみるよ!

数日後…

ちっち: お父さん、トマトをたくさん食べたけど、うんこの色は変わらなかったよ。色が出やすい食べ物と、出にくい食べ物があるんだね。

父ちっち: その通りだね。ほうれん草や黒いゴマは色が出やすい食べ物だと分かったね。これで、いろいろな食べ物がうんこにどのように影響するか分かったね。

ちっち: そうだね、お父さん。これからもいろんな食べ物で試してみるよ!


簡単な解説

  • 観察(Observe): うんこの色、形状、匂いなどを観察する

    • 例: うんこの色が緑色になった

  • 答えを予想する(Hypothesis): 観察結果に基づいて答えを予想する

    • 例: ほうれん草を食べるとうんこが緑色になるという予想を立てる

  • 予想を確かめる(Test): 予想を確かめるための実験を行う

    • 例: ほうれん草を食べる日と食べない日を比較し、うんこの色を観察する

  • 結果の評価(Evaluate): 予想が正しかったかどうかを評価する

    • 例: ほうれん草を食べた日にうんこの色が緑色になれば、予想が正しいことを確認する

  • 新たな予想の立案(New Hypothesis): 必要に応じて、新たな予想を立て、再度確かめを行う

    • 例: 他の食べ物でも同様の結果が得られるか検証する

    • 誤った予想: ニンジンを食べても色が変わらなかったため、予想が間違っていたことを確認する

まとめ

観察して答えを予想し、その予想を確かめる考え方(仮説思考)を使うことで、身の回りの事柄を深く理解することができます。
このプロセスを繰り返すことでたくさんの能力が身につきます。

  1. 問題解決能力の向上:
    自分で問題の原因を見つけ出し、解決策を考える力が身につきます。

  2. 論理的思考の養成:
    観察から始まり、予想し、検証する過程で、論理的な思考力が鍛えられます。

  3. 注意力の向上:
    物事を細かく観察し、違いを見つけることで、注意力が高まります。

  4. 継続的な学びと仮説の修正能力:
    予想が間違っていても、それを認め、新たな予想を立てて再度確かめることで、学び続ける姿勢と仮説を修正する力が養われます。

ちっちの例では、うんこの色の変化を通じて、観察して答えを予想し、確かめるというプロセスを学びました。
この考え方を日常生活に応用することで、さまざまな問題解決に役立てることができるでしょう。

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